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【日記】スタバにサクラの季節がきた

私は「サクラフレーバー」なるものに目がない。
「サクラフレーバー」が果たして本当に「桜の味」なのか、何なら、本当は何の味のことをそう認識しているのかは実はよくわかっていない。でも、あの独特ないわゆる「桜餅」のフレーバーがたまらなく好きなのだ。

だからこそ、この春先に訪れる「サクラフレーバー」の波を毎年楽しみにしている。その中でも、特に楽しみにしているのがスターバックスのSAKURAの時期だ。

ほくほくしながらスマホを向けて撮った一枚。

なぜ、スタバのSAKURAが特に楽しみなのかというと、単純に「思い出」が多いから。

私が、初めてこのスタバのサクラフレーバーと出会ったのは、大学4年のこの時期だった。それまでも和菓子では「桜餅」が好きだったけど、それ以外に「サクラ」を感じる食べ物や飲み物があることを、どうしてか私は知らなかった。

真冬の寒い中、所用で歩き回ってから、休憩に立ち寄ったのが京都は四条通りにあるスタバだった。場所まではっきり覚えている、四条烏丸にあるスタバだ。確か、河原町近辺での用事を済ませて、そのまま四条通りを四条大宮方面に歩いているときに寄り道をしたようなかたちだったと思う。

学生時代、ケチんぼだった私がスタバに行くことは稀だった。そういうところで飲むコーヒーよりも、お金をかけたいものが他にあったため、スタバにはそう寄りつくことがなかったのだ。そのため、その四条烏丸のスタバに行くタイミングまで、サクラフレーバーのことを知ることもなかったのである。

件のサクラフレーバーの飲み物。
正式名称は「さくらソイラテ」!

何はともあれ上記の理由から、私は大学4年が終わろうとする頃のタイミングで、「サクラ味の飲み物」に出会った。
これ以降、この時期にはよくスタバに足を運ぶようになった。
大学を卒業して、就職してもそれは続いた。すると、自ずと時期的に「別れの季節」を目前にして口にする味として、私の中に定着していった。

教師になった私にとっては、いつも卒業式のことが頭の片隅にあるような時期の、思い出深い味になったのだ。日々駆け抜けるように過ごす中で、ホッと一息つきつつ、「あああの子たちももう卒業かあ」なんてよく考えたものである。俗な言い方をすると、「エモい味」として私の中に刻まれた。

ちなみにスタバのキッシュも好き。
店内で温めてもらって美味しくいただく!

そういったことを思い返すことが増えるこの時期、スタバに「サクラ」の文字を見ると、つい立ち寄りたくなる。恐らくシーズン中にあと2回以上はきっと行くだろう。美味しいし…!

ちなみに余談だが、KALDIで出会ったこの「さくらラテ」はお勧めだ!家で「サクラフレーバー」を楽しむ際に必須のものになる。サクラの季節が終わる前に、3つ以上ストックを確保しておかなければならないと思っている。もはや責務である。

美味しい。本当に美味しい。
見かけたら是非試してほしい!

そんなわけで。
今日から開始のスターバックスのSAKURAシーズン、今年一発目をしっかり堪能してきた。あったかい飲み物をゆっくり飲みながら、周囲にいる人をそっと観察しつつ、お話のタネを育てる…有意義な一日だった!

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