入社エントリー

2019/09に株式会社ゆめみに入社して、5カ月弱が経ちました。はやっ。遅ればせながらの入社エントリーを書きます。ゆめみがいかにいい会社か、については他の人がこれでもかってくらい書かれているので、わたしは自分のお気持ちとか自分に合ってるなーと思ったことを中心に書きたいと思います。

入社理由てきな

転職理由は退職エントリーに書いた通りなのですが、まぁーざっくり言えば「自由」が欲しかったのです。
以前の会社はけっこう文化が独特だったので、この文化から脱却して文化を意識しない環境に行きたかったのです。ゆめみさんはカルチャーフィットを採用基準にしないのですが、いわば「カルチャーフィットを求めないカルチャー」がわたしには必要だったということです。みんな違ってみんないい。
ゆめみさんのことはQiitaでよく見かけていて知っていたし、ウェブ記事もたくさんあがっていて、とても自由と行動力のある会社だなぁと思い興味を持ちました。
記事に書かれていることやれいさんのnoteに書かれていることは真実だし、自由があるところも思っていた通りで、入社前と後とでギャップがほとんど無かったです。

ゆめみに入って変わったこと、感じたこと、など

レビュー/フィードバックを受けるようになった

レビューがあるって普通のような気もするのですが、前の会社には無かったことでそれも退職理由のひとつでした。
レビューを受ける分今までよりもコーディングの時間が短くなったようには感じますが、他人から指摘やアドバイスを受けることが一番成長できると思っているので、もう今ではレビューのない環境は考えられないです。
コーディングの場面以外でも、ちょっとした疑問やお気持ちに対しても、意見やフィードバックがもらえるので価値観が広がります。
攻撃されたり悪口言われることはないので、率直な気持ちを出しやすい雰囲気だと感じています。直接言われてないだけだったらどうしよう。

目標管理がなくなった

これは本当に大きい。今まで、この半年に一回の目標設定の時期が本当に本当に苦痛で仕方なかった。目標管理や人事考課が全然有意義に働いているように感じなかったし、それで人生の大事なお給料が決められているというのが納得できなかったのです。
ゆめみは給与自己決定制なので、人事考課とか目標管理とかがありません。上司という存在もいない。でも、フィードバックはもらえるのでなーーーんにも困っていません。

自宅作業を覚えた

めっちゃ快適。めっちゃ快適(2回目)。
わたしは京都オフィス所属ですが、時々自宅作業をしたり大阪オフィスに遊びに行ったりしています。自宅は、やっぱり自分が快適に過ごせるように設計されているし、ちょっと休憩とか気分転換したくなったら家事ができる、あとお昼休みにドラマ一本消化できて時間効率よい、何より通勤時間をカットできるのは大きいです。
今までは「朝9時に会社にいること」が当たり前だったけれども、場所や時間に縛られることはわたしには合っていないようにずっと感じていました。
こんな風に「自分のパフォーマンスが最大限発揮できる環境」について自分で考えられて、選択肢がある環境というのはよいですね。

自己組織化について

会社もPJもそうなのですが、「自分で考えること」がとても鍛えられる環境だなぁと感じております。
ゆめみでは制度や運用を自分たちで作るという意識が強いです。誰が決めたとも分からない会社の古いしきたりに不満を感じていたり、効率の悪い仕組みに振り回されていたりって、多分誰しも経験があると思うんですけど、そういった前提とか当たり前に疑問を持って変えていきましょう、というのがゆめみの在り方です。なので、ルールがたびたび変わるし、たびたびアップデートされます。
今までの価値観を超えて、役割や立場にかかわらず能動的に変わることが組織を、ひいては自分自身を良くするためには大事なのだと感じています。
ここがゆめみに来て一番変わったマインドかなぁと思っています。

会社批判について

ゆめみでは会社批判が推奨されています。
会社批判といっても会社の悪口を言おうというものではなく、クリティカルシンキングをしましょうという取り組みであって、↑うえでも書いた「前提」とか「当たり前」に疑問を持ったり意見を言えるようになるための思考訓練…だと理解しています。考える余地と意見を言える場所を与えてもらえるのはとても有難いなぁと思います。
で、この入社エントリーでも何か会社批判を書くこと、と言われているのですが…うーん、やっぱりこの「会社批判」という言い方が気に入らないかな?
多分、宣伝目的でインパクトのある名称にしたかったんだと思いますが、わたしは最初見たとき「批判しなきゃいけないのぉ?」と消極的な印象でした。
でも、よくよく見てみると批判することではなく思考しましょうという取り組みだったので、それならそういうネーミングにした方がネガティブイメージにならずに意図が伝わるのでは?と思っております。
クリティカルシンキングの和訳が批判的思考なので仕方ない気もしますが、初見でこの「批判」を「クリティカルシンキング」に変換できる人は少ないように思います。という、会社批判への会社批判でした。

技術について

フロントエンドエンジニアとして入社しました。今までサーバサイドもフロントエンドもやっていたので、職種が分かれていること自体がちょっと新鮮。
わたしはVue.jsが好きで、会社的にもVue.jsのPJが多いと聞いて嬉々としていたのですが、わたしのチームでは現在React、Riot.js、Angular.jsを使っております笑。新しいことをするのは好きなので、むしろVue.js以外に触れる機会にあえて良かったです。
ここ半年フロント中心に携わってきたので、フロントの知識とか視点は鍛えられたかなぁと思っています。
周りの方々がすごい方たち(語彙力)ばかりですし、案件外からも色んな情報が入ってくるので、時々情報の波に押し潰されそうになりながらも刺激になっております。

・フロントエンドの楽しいところ
  ユーザに一番近いところでUXを提供できる点
・フロントエンドの嫌なところ
  ブラウザ×OS×端末差異がしんどい点

ただ、ここ半年サーバサイドを全くやっていないことに焦りを感じているので、サーバサイドに入門するというのが直近の目標です。
今のPJではKotlinを使っているので、Kotlinを新しく始めたいと思います。フロントエンドエンジニアとして入ったけれども、希望すればなんでもさせてもらえるんですよね。

その他、勉強したい(している)こととしては、設計とかアーキテクチャとか。
レガシー駆逐の重要性を最近感じており、やっぱり過去に作ったものは技術も古くなって色んな欠陥が生まれていることもあるし、あと自分たちもその当時から成長していて今ならもっと良いものが作れるハズなので、リファクタリングは積極的にやっていきたいです。
そういう視点で考えると、たった半年前に書いた自分のコードでも直したくなる時があって、あぁ成長しているなぁと実感したりしなかったり。
今のPJはリファクタリングを積極的にさせてくれるので、めちゃくちゃ楽しいです…改善に前向きなお客さんありがたい。。

おわり

ということで、これからも頑張ります。入社エントリーの正解が分からないけど、こんなんでいいのかな。

以上ぉ。

この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?