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幸せになれる確率10%以下


皆さん初めまして。黒(別名黒瀬)と申します。

noteを書く事をきっかけに少しでも僕自身の語彙力の向上に当てるのと同時に少し人生を語りたいなと思い綴ろうと決めました。

ここから綴ってみようと考えてみたもののそう綴る事があった様な人生を生きてきた訳でもないので中身はたかが知れてます。今日は僕の人生について語ってみようかな。


題名で告げてる通りな人生を生きてきたんじゃないかなって感じる事が多々あります。

決して親に軽蔑されて生きてきた訳でもないですし学校で虐められたことがあるとかでは無いですが自分の中に存在する幸せを表す数値が10%を切っているそう感じます。


きっかけとなった出来事はほんと些細なものでした。

ある1件のインスタ投稿

小学校時代の僕は昔から暖色系や淡めな色をした服を着たり女の子が好きなおままごとをしてるよりもズボンやパーカーを着てサッカーやバスケなどを全力で遊びを謳歌したい人間だったし男になりたいなって思ってる時もありました脳足らずな小学生の時に微かに。その時点から少し変わっていたのかもしれません。

一人称は僕と綴っていますが上記に記された性別で生まれてきたものでまぁ普通じゃないわけなんですよね。


『普通』の子達なら好んでるものを好めない



中学入学の時には小学校の頃の幼稚な思考感情は忘れのうのうと生きてました。普通に恋して彼氏作って部活して青春して今となれば今の僕ができる前のいい思い出だったような気がしてます。


ですが上で述べた些細な出来事が僕を変えていきました

インスタ投稿で流れてきたタグ

#中性

当時の僕を惹き付けるには十分すぎると言うものでした。

男女の概念なく自分を着飾る僕がなりたかったものだと

ですが僕自身そう感じる所がありつつも当時中学生だった僕にできる行動の術はありませんでした。

『女なのになんでそんな男みたいな格好するの』

『僕じゃなくて私を使いなさい』

『ズボンじゃなくてスカートを履きなさい』

世間体からすれば当たり前の事ですよねだけど当時の僕にとってはなりたい僕になった時にこの言葉に言い返す事の出来る程の意思はもちあわせていませんでした。

そして何よりも同じクラスの人達に冷たい目を向けられたら怖い

自我のない集団に群れる一人の人間でした。

そう考えていた矢先でした。

保育園からの幼なじみが中性だとカミングアウトしてくれたのは。クソ田舎住みな僕なのでなかなか同系統の物を好いてくれる人は少なかったので当時は驚きが隠せれませんでした。

そこからでした僕の人生が変わりだしたのは
10%以下の幸せだと感じたのは

中学生時代の僕は上記で綴った通りなんの自我もないただただ憧れを抱くだけの身だった物で幼なじみがカッコイイ姿で自分らしく生きているのを見てるだけでしただけどほんとにカッコよかったんですよ。そんな幼なじみの彼女に恋をしてしまったのがダメだった。


ほんの2 .3年前の出来事なのですがこの頃まだLGBTが普及されていない世の中だった為『普通では無い』と僕を圧迫させる1つの原因でした。

『あぁ、自分は普通では無いんだな』

失笑と苦笑に混じる僕自身を認める感情の混濁

ただでさえ行方のなかった刃先が更に行方を無くし折れてしまったそんな中学時代でした。


幸せになれる確率10%以下


高校生になってからは『普通』を貫こうと決意を固め着飾りたくもない女の子らしさを纏い装っていました。

ですが外見を装うだけじゃどうにもならなかったです笑

見た目だけが変わったからと言って中身は普通ではなかった訳ですからジャニーズだったり韓国系だったりと言った知識を持ち合わせてなかった為か苦痛でした。

馴れないダンス部に入部したものの女子しかいない無法地帯僕にとっては為す術なく受け入れてくれる人は減り次第にはハブられる始末でした。



まぁここまでの前置きで今の僕ができたんですけどね!

自身がハブられた時期が丁度夏休み前だったので運良く長期休暇が挟まり心身の回復には最適でした。

日に日に近づいてくる9月1日に涙を流す日もあれば苦しくてどうすればいいか分からない事も多かったですがこれを機に『自分自身を変えよう』そう断言した僕はくくれるほどにまでは伸ばしていた髪を切る事を決意しました。

ずっと憧れてたウルフカットそりゃもうした時には興奮が止まらなかったです。

やっとなりたい自分になれたって

自我のない群れる1人の人間が変わるきっかけでした。

そこからはそう難しくもなく服の系統は必然的にウルフに似合うものに変化していったし雰囲気も変わっていきましたが親は僕がする事に対しては何も言ってきませんでした。


悪魔の9月1日を迎え2学期が始まったある日自分の才能の無さへの絶望と同時に周囲の迷惑をかけてしまったと自分を責め立ててしまうような時期がありました。

体育祭でした。自分で言うのもなんですが割とスポーツ全般得意なものだと僕自身を肯定していたもので大縄跳びに出ることになったんです。

まぁ飛べなかったわけだったんですよそりゃチームの点数かかって勝負してるのに飛べない奴は要らねぇ誰でもそう思いますよ僕自身も僕がいらないと感じてました。


そんな時に1人僕の目の前に救世主が現れたんです。


上記で綴ってた通りちょっと優しくされたりしたらすぐ惚れてしまうようなクソ野郎なので案の定優しく慰めてくれる彼女に感情を抱いてしまいました。1度折れた刃先が蘇った瞬間でしたね。

そこからというもの毎日が楽しかったです。
行き帰りは一緒に帰ったりお昼は一緒に食べたり常に一緒に過ごしていたからか2人ってそっくりだよねーって言われるくらいに僕達は浸透してました。きっとこの時が幸せの頂点だったなって感じます。


そんな幸せも長くは続かないもので夏秋冬を超え春がやってきた途端待ち構えていたものはクラス替えでした。


予感的中


感情を抱いた相手とはクラス替え離れ入学時代にハブられた相手達とは同じクラス。
なんでなんでなんで僕がただただ憎みましたねほんとに

今でも鮮明に残っているのはただただ彼女に尽くしてた毎日が非日常と化してしまった事への涙でした。


彼女が隣にいない日々はそれからという物の楽しさを感じる事がなく空っぽな日々でした。



『なんで生きてるんだろう』


頭の中が全て真っ白になるような虚無感

上では述べてなかったんですが中学時代にも1度いざこざを起こしてます。

2度も同じような経験をしたせいか友達を作る気力すらない孤独な日々でした。

ですが今ではこのクラスでも僕を受け入れてくれる人達に出会う事ができ少ないですが友達もできそこそに楽しくやってます。


彼女の事は忘れたのかと言われると忘れられる訳もなく今でも感情は抱いてます。少し執着心は減りました。

ここから僕の幸せになれる確率は止まっています。



人間なりたい自分になるだけで欲求は満たせないもので

やっぱり恋愛って大事なんですよね。

この2年ほどで痛いほど痛感しました。



なりたいものになる=何かしら過去の自分を捨てる

恐らく大半の人間がやってるのでは無いかと思います。

女子の自分を捨てると同時になりたかった容姿の自分

と同性に恋をする僕を手に入れました。

この選択をした事に全く後悔はしてません。

何故なら今の僕の方が前の僕よりも好きだから

この世の中きっと『普通』じゃなく『個性的』な方が

楽しく自分らしく生きていけると僕は思ってます。

なりたい自分になる事をどうか恐れないで

この選択をした事で僕の幸せになれる確率10%以下に

なったけどこの時代を乗り越えた先に僕の数値が1%

でも上がる未来が訪れますように

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