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2023/10/5「時間の浪費・消費・投資」とは?レポ!

時間の浪費、消費、投資について考える時間。今回は、ファシリテーター含め、6人で対話しました。
まずは、参加者から、自分の時間の使い方について経験談をはなしてもらいます。

その前に!
今回は特別ルール。
視覚障害をもつ方が参加されていたため、みな自分の発言の前に「○○です」と名前を言ってから話しましょう、と決めました。

以下、対話のやりとり。長いです。
・仕事は在宅勤務。そのため、だらだら過ごしてしまうことが多い。仕事に手を付けるまでの時間、寝てしまって、ムダな時間にしたなと感じる。
何が有効な時間の使い方なのか、よくわからない。映画を見たりしたほうが、有効なのかな。
→映画を見るにしても、意志を持って、今日は見るぞ!という気持ちと、ふらっと映画をみるのでは有効さが違うと思う。意志があるか、ないかの違い。
→人からすすめられた映画は、自分には興味がないものだと残らない。本も同じ。意地でも最後まで読むが、残らない。でも、後から役に立つことがある。友人との会話で話題に上るとか。そんなときは、ムダじゃなかったのかな、とも思う。
→おススメされて、特に期待なく見ると、意外といいときもある。
→興味のない講演会で、眠ることもできないときは、ムダな時間だったのかなと思ってしまう。
→でも、今、この対話の場で話題に上ったから、その経験はムダではなかったのでは?
そう考えると、その時はムダと思えても、時間がたつとその経験が役に立つ場合もある。
→すべての経験が役に立つ可能性を持つならば、そもそもムダな時間はないのか?
→寝ている時間はムダなのか?
→寝てないで、仕事を進めるべく、考えるべきだと思う。
→でも、寝るのも大事。寝る子は育つ。年取ると、寝ることも大事だなと思う。若いときは、寝るのが惜しいと思っていた。
→学校の勉強はムダだったか?
→子どものときは、時間がたくさんあった。学校に行ってから、時間割があって、時間を気にするようになった。時間をムダに使っちゃいけないという考えは、学校に行ってから。でも、なんでムダに使っちゃいけないのか。と思う。
→大人になると、やらなくちゃいけないことがある。だから、時間の管理ができるように、学校でも時間割があると思う。

・時間の投資について。
得たものをアウトプットするなら、投資したことになる。
→行動を起こす前が投資。期待値から投資する。終わった後に投資だったかどうかわかる。
→「時間の投資」の定義がよくわからない。資格を取るために学校に通って、その通っている時間は投資ということ?
→「モモ」の話を思い出した。
モモでは、まちのみんなは、時間を節約して時間を時間銀行に預ける。
時間の使い方で、ムダっぽいことを選ぶのが怖い。
→時間には限りがあるということが、大人になるとわかってくる。だから、ムダにしたくない気持ちが強くなるのではないか。
→やりたくない作業でも、なにかしら得るものがあるのでは?と思ってやっている。
→例えば、100万円のツボを買うという出来事でも、買った時点では、その人は満足。でものちのちムダだったと感じるかもしれない。でもムダだと思いたくないから、その経験もプラスになるかも、と自分で態度を決めることはできる。
→自分でムダだったとは思いたくないので、言い聞かせることはあるかも。

まとめ
時間の使い方、感じ方は、時間軸によって違う。また、年齢にもよるということがわかった。
子どものときは、時間のことは気にせず過ごしていた。年を取ると、残された時間を気にする。
今回の対話を通じて感じたことは、その時投資と思っていても、未来にならないとその結果が分からないということ。すべての行いが、未来にどうつながるかはわからない。だから、今ムダと思っていても、意外と重要な経験という可能性もある。
対話から派生して、
お金がない人は、自分のことで精いっぱいで、人にお金を分けられない。このことは「お金」を「時間」に置き換えても言える。時間に追わてれいると自分のことしか考えられなくなる。

さて、今回の特別ルールによって、初対面の方同士でも積極的に名前を呼び合って対話する姿が見られました。名前を呼ばれると、「この場にいていいんだな」「認めてもらっているな」という感覚が持てます。とてもいい特別ルールだったなあ。特別ルールじゃなくて、ふつうに次回以降も活用できるかな。

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