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2024/5/23「自己開示するとき、どうやって距離感図っていますか?」レポ

今回のタカテツ(川崎市高津区の哲学カフェ)は、参加者5名で行いました。お題は、その日の参加者で決めるという回でした。
一人の方から、「今日のように初対面の方が多い場で、どの程度自己開示していいのかがわからない。皆さんはどのようにされていますか?」という問が挙がりました。

その方は、自分で話したくなって自己開示した結果、重い空気になってしまったり、相手嫌な思いをさせているかも。と気になる、とのことでした。

対話の要旨
・その場の目的に応じた自己開示をしているのではないか?例えば哲学対話の場なら、自己紹介の時に哲学対話に参加した経験などを話すなど。
・学生時代に、自分のことばかり話す人がいて、押し付けと感じた。親密でないのに自己開示されて困った。
・逆に親密でない、知らない人だから話せる(自己開示できる)こともある。
・自分はKYなので、自己開示の適度な調節が難しい。
・聞かれてもいないことを話すのは、自己顕示欲が強いから。
・自己顕示して、他の人に認めてほしい気持ちがある。
・自己肯定感があると、自己承認ができると思う。
・自己肯定感と自己満足は同じ?
・自己肯定感がないとダメなのか?なくてもいいと思う。

と、最後は、自己肯定感の話となって終わりました。

今日の対話では、対話をしている間もみなさんが、当然ながら、自己開示しつつお話していることがわかりました。
さらに、時間がたつにつれて、どの程度自己開示するのか、「この程度なら相手も傷つけないで、自分の意見を言ってもいいかな」という塩梅を各自が心得ているように感じました。
自己開示は、全然しないと相互に交流ができません。しかし開示しすぎても気まずい空気になってしまったりとなかなか難しいなあと、普段意識していなかった観点から考えることができました。

ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!


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