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第7回タカテツこども哲学レポ!

5月のタカテツ こども哲学対話部!
 
今回は小2女子7人が参加してくれました。



 
はじめに、初の試み「サイコロトーク!」
サイコロを振って出た目の数字でテーマトーク
【1】学校で不思議に思ってること
  →用務員さん(校務員さん)がお年寄りなのによく働くこと。
  →計算の教え方が、公文と学校で違うこと。
  →教室の場所が、6年生が2階で、5年生が3階のこと。(6年生は学年 が上なのに、階が下なのが不思議)
【2】どんな先生がいいか。
  →普通の先生。
【3】最近困っていること
  →そろばんの割り算ができなくて困っている。
【4】楽しみなこと
  →こどもの国に友だちと行くのが楽しみ。
  →明日が誕生日だから楽しみ。
  →学童保育(わくわく)に行くのが楽しみ。
【5】頑張っていること
  →なし。(でも周りから、バレエやそろばんを頑張っているよ!と言われる)
【6】怒ったこと。どういうことで怒ったか。
  →妹に引っ掻かれて怒った。
 
サイコロトークの中で、「頑張る」ってどういうことだろう?という疑問が生まれました。
自分では頑張ってないけど、お友だちから見ると頑張っているように見えるのはなぜ?
そこで、今日のテーマは「がんばるってどういうこと?」に決まりました。
 
(進行A)頑張るってどういうこと?
→面倒くさいことをちゃんとやる。
 
(進行A)みんなはどんなこと頑張っているの?
→ピアノを頑張っている。9月に発表会があるから。
→バレエも発表会があるから頑張っている。
(進行A)ピアノやバレエは楽しい?辛い?
→辛い。バレエの先生は大きい声で掛け声や「忘れない!」とか言う。
(進行B)発表会は楽しみ?
→特に楽しみではない。出番前の空いてる時間に遊んでいいと言われたから、それは楽しみ。
→恥ずかしいから、楽しみではない。
→衣装は楽しみ。
・そろばんで4桁÷2桁を頑張っている。楽しくはない。
→そろばんのひっ算は、簡単だから楽しい。
・プールを頑張っている。50M泳ぐのは疲れる。
(進行C)誰かが喜んでくれるから頑張っているの?辛いのにどうして頑張っているの?
→ちょっとは楽しい。
→できると楽しい。
→やめると、あきらめてみたいで、何にもできなくなる。
→50m泳げたときは嬉しかった。
→大人になったら、子どもの頃やってたことができて、色んなことができるようになるから。
→ママがほめてくれるから頑張っている。
(進行A)頑張っていない人はどんな人?
→面倒くさがりの人。やりたくない人。やらない人。
(進行C)面倒くさがりでもいいと思う。自分が嫌いなことや苦手なことがわかっている人が面倒くさがりなのでは?
→面倒くさがりの人は、嫌だ。人生なんでもいいやと思っている。
(進行B)例えば漢字はいっぱい書かないとだめ?何か他の方法で覚えればいいのでは?
→子どもたちからは特に返事なし。
 


あとから書いた、なんちゃってグラレコ


休憩をはさんで、違うテーマにしました。
(進行A)どんな先生が好き?
・今の担任の先生。やさしい時はやさしい。怒るときは怖い。
→やさしい先生がいい。
→一緒に遊んでくれる先生がいい。
(進行A)やさしい先生ってどんな先生?
→なんでも許す。なんでもいいって言う先生。
→忘れ物しても怒らない先生。
→やさしい先生は、怒らない先生。
(進行A)怒らない先生が好きなの?どんなとき怒る先生ならいいの?
→命にかかわるときに怒ってくれる先生。
→危ないことをしてる時怒る先生。
(進行B)宿題忘れたときに怒る先生は?
→やさしく怒るならいい。
(進行A)やさしく怒るってどういう風に?
→やさしい声で怒る。注意する。
(進行A)注意すると怒るは同じ?
→違う!
→廊下を走るのはいけない、というのは注意。危険なことしてたら怒る。
→宿題忘れは注意でいい。
→先生が怒るのはこどもたちのため。
→ぜんぜん怒らないのはダメな先生。

と、先生に対する思いも聞けました。注意と怒るの違いをもっと聞いてみたかったかな。

なんちゃって2

今回は、4人のお友だちが初めて参加してくださいました。はじめは緊張気味だったけど、楽しんでらえたかな?

「頑張る」ということについては、あまり頑張らなくてもできるから、本人は頑張るということがよくわからないという意見もありました。また、何でも楽しんでやる人は頑張るという概念はないのか?辛さが伴うと頑張ると言えるのか?など、大人たちの方が、モヤモヤが残ったかも。

名前だけ加工してます


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