「アバターマーケット 2022 春」に行ってきました
1.アバターマーケットとは
アバターマーケット(正確には「アバターマーケット 2022 春」となります)とはclusterで行われるイベントで、アバターを出展、展示販売(出展に関してはこのnote公開時点で締め切られています)、購入が出来るイベントです。期間は2022年4月25日~5月29日となります。
※関連するURLは記事の最後に一括掲載しています。
2.参加方法
clusterをインストールし、ログインしておき、「イベント」からアバターマーケットを選択すれば入場可能です。注意点としては、一定期間でサークルが替わるため、欲しいアバターがある場合は日程の確認が必要な点と(期間の最後にあたる5月25日~5月29日には全ての会場が開くので、買い逃したアバターを買うことは可能になっています)、入場自体は無料ですが、アバター購入にはクラスターコインが必要になるので、クラスターコインを購入するための決済手段を設定しておく必要があります。購入するには、販売箇所の「タップで購入」をタップして決済すれば購入できます。
3.購入したアバターについて
このnoteを公開時点で私が購入したアバターの一部になります。アバターに関する情報は、Twitterで確認できた紹介ツイート(クラスターより配布されたフォーマットに情報を記載されたもの)を参考にしました(なお、アバターの作成者に連絡を取り、アバターの掲載の許可を得ています)。
4.会場内の様子
5.余談
この節に関しては、以前に執筆した下記のnoteと関連する内容です。
「メタバース さよならアトムの時代」を読んで
5-1.余談1(アバターについて)
clusterではアバターを登録さえしておけば自由に切り替えられるようになっています。そして、アバターマーケットでは購入したアバターであれば登録するという作業も必要もなく、購入した時点から自由に切り替えることが出来ます(なお、アバターを購入した時点で購入したものに切り替わります)。「アバター=自分自身のアイコン」として捉える場合、手軽にアバターを切り替える仕組みは必ずしもプラスに働かないように思えます(個人の主観ですが、clusterを見ていると、アバターは固定だったり、アバターを作り直したりしながら継続して使っておられる方が多いように見受けられます。もし普段と異なるアバターを使っていた場合、周囲からすると、ネームプレートが非表示だと「誰?」となるケースが出てくるのではないかと考えられます)。もし将来、メタバースが出来た場合に、「アバター=自分自身のアイコン」という考え方と、アバターマーケットのようなイベントが両立させようとした場合、どうすれば良いか?ということを考えてみたのですが、アバターが「本体+オプション」("本体"ではアバターの「素体」のみを扱い、"オプション"ではアバターの衣装や所持するアイテムなどを含むとします)のように分離した形式になり、「オプション」だけを変更可能になると、両立が可能ではないかと考えています。アバターマーケットのようなイベントでアバターの衣装を買った場合、本体が替わらずオプション扱いの衣装のみ切り替わるようになれば、「アバター=自分自身のアイコン」という図式の維持は可能だと思います。既にアバターを扱うファイルフォーマットとして「VRM」がありますが、将来的にはフォーマットで「アバター本体のフォーマット」や「アバター本体が身につけられるオプションのフォーマット」といったものが生まれてくる可能性はあると思います。
5-2.余談2(メタバースについて)
clusterの特長として、様々なデバイスに対応しているため、非常にアクセス性が良いことがあげられます(VRデバイスやPC、スマートフォンなどです。また、デバイス間でのアカウントの同期が出来るので、スマートフォン版clusterで撮った画像を、PC版clusterやブラウザのマイページからダウンロードといったことも簡単にできるので、このnoteのように画像を利用した文章を書く場合に重宝します)。メタバースができた場合、このアクセス性の良さはもちろん、先ほどの余談1で扱った、アバターを切り替えが容易に行えるような操作性の良さは引き継がれるのではないかと考えています。また、どうやってメタバースへのアクセス性を担保するか?ということを考える上での土台にもなります。もし将来、メタバースが出来るとなると、出来るまでには相応の年数がかかり、その間のデバイスやネットワークの技術開発により今よりもリッチな表現が出来ると思われますが、現時点と同じようにメタバースにアクセスするデバイスは多種多様であることが考えられ、スペックにはある程度差があると考えられます("メタバース"を"インターネット"に置き換えるとわかりやすいと思います。このnote公開時点では、スマートフォンやタブレット、PCなどがあり、それぞれのカテゴリーの中でもスペックに差がありますが、インターネット接続に接続するための設定と接続環境さえあれば大抵のデバイスで接続が可能になります。この部分はメタバースが出来ても継承されるのではないかと考えています)。考えられるのは、アクセスするデバイスやネットワークの能力でメタバース内の描画のレベルを変える仕組み(アバターの数に上限を設ける方法かもしれませんし、デバイスの処理能力に応じてメタバース内の描画を簡易化したり、逆に精緻に描画できるような仕組みになるかもしれません)が実装されれば、アクセス性の担保に繋げることが出来るのではないかと考えています。
6.情報
6-1.アバター作成者の方々の紹介ツイート
草羽エルさん:
ドコカノうさぎさん:
halさん/めんどす^-^さん:
スワンマン∞さん:
6-2.関連記事
公式のページ
【アバターマーケット2022春】出展サークル/出展日一覧
決済手段について
https://clusterhelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360025632492
「VRM」とは? そのメリットや対応アプリなど情報まとめ
7.追記
7-1.2022年5月28日
アバターマーケットの全会場がオープンする期間と新たに購入したアバターの画像、新たに購入したアバター作成者の方々の紹介ツイートの追加を行いました。
7-2.2022年6月4日
ワールドクラフト機能について書いたnoteにおいて、本noteで紹介したアバターを用いたワールドクラフト機能の検証を行いました。
clusterのワールドクラフトに触れてみました
7-3.2023年2月13日(アバターマーケット 2023 春に関する追記)
アバターマーケット 2023 春が近づいてきました。そこで今回は参加者(アバターを購入する側として)の個人的に気をつけた方が良い(かもしれない)点を追記します。
アバターマーケット 2023 春
①購入予定のアバターが出展される日付と場所を確認する
アバターマーケットでは、参加日程と場所が決まっています(イベントとしてみると、コミックマーケットなどの同人イベントに近いと思います)。ツイートで気になるアバターを見つけたら、該当ツイートを見て展示日と場所を確認しましょう(ツイート自体をどこかに残しておくのが安全だと思います。一応、期間の最後の方に全アバターが売りに出される期間があったはずなので、買い逃してもカバーはきくと思います)。
クラスターでも、出展サークルと出展日の一覧をまとめられているようです。
【アバターマーケット 2023 春】出展サークル/出展日一覧
また、個人でもアバターマーケット 2023 春に出展まとめられている方もいらっしゃいます。
Clusterアバターマーケット2023春出店シートまとめ
※なお、このnoteを執筆されたネオンダンテ様より掲載許可をいただいております。
上記noteについてのツイート
ネオンダンテ様のnote
②事前に購入のためのクラスターコインを用意する
アバターマーケットでアバターを購入する際には、クラスターコインが必要になります。アバターを購入時にクラスターコインを購入することも可能ですが、事前に準備しておくと良いと思います。
③予算は決めておく(ただし、超過する想定はする)
これは個人的なアバターマーケット参加時の経験則です。一つ前の項目と若干重複しますが、"目当てのアバター分に加え、ちょっと多めに買うため予算分に加え+αのクラスターコインを用意"しても、購入するためのクラスターコインが足らなくなる時はあります(前回は割と自制した場合でもそうなりました。そもそも、出展されるアバターの数が多いので、琴線に触れるアバターはそれなりの数になり、自制しても結構な数を買う結果になると考えられます)。例えば、「ツイッターで見たあのアバター、良さそうだな…」や、「目当てのアバターの隣に売っているアバター、購入予定がないけど買おうかな…」といった感じです。個人的な感覚としてはコミケを含めた同人イベントに行った時に近い感覚だと思います(同人イベントで、"イベントでいつも行っているサークルの隣に出展しているサークル、知らないサークルだけど良さそう…"や"会場を移動中にたまたま自分のツボにはまった作品が置いてあるサークルがあった"という感覚に近いと思います)。そういう例が積み重なると、結果として予算が超過につながります。とはいえ、際限なく買うのは予算(とcluster側でセットできるアバター数の上限)的に現実的ではないので、気分的に「イベント前に用意した予算をちょっとオーバーするかもしれない」という心構え程度で良いと思います。仮に、アバターマーケットのためにクラスターコインを大目に用意し余ったとしても、普段からclusterを使っていればクラスターコインを使う機会があると思われるので、持て余すことは少ないと思います。
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