見出し画像

〇〇〇母、爆誕

我が家の平日の夕ご飯は、子と私の3人だけでいただく。
そして今日も同じく長男、次男、私の3人だけの食卓に、はちみつ梅干し(新品)がやってきた。
回すタイプの蓋の入れ物に入った梅干し(新品)。
案の定、力が要るのだ。

そして、案の定、開かない。
はちみつが蓋と入れ物の間で固まってしまったのか、びくともしない。


我が家で一番非力の長男が
「貸して!」

できるはずがなかった。

我が家で一番年少の次男が
「俺がやる!」

残念ながら、できなかった。

旦那はいつも夜遅くに帰ってくる。
男手がないと、こういうときに不便だ。
昨日買って、なぜ昨日の食卓で出して旦那に開けてもらわなかったのか。
後悔先に立たずとはこのことだ。

私も何度か開けようと頑張ったが、できなかった。

でも、はちみつ梅干しが食べたいのだ。
目の前にして、諦められない私。

手を真っ赤にしながらも頑張った。

がんばった。

開かない。
でも目の前に梅干し。
見るだけで涎が溜まる。
開けたい。

「もうそれさ」
次男が粘る私を見ながら言った。

「ゴリラしか開けられないと思う」

クルッ

開いた・・・

「ちょっと!!
そんなこと言ったら開けちゃったお母さんが
ゴリラってことになっちゃうじゃん!!」

長男爆笑。
次男苦笑

ゴリラ母、爆誕。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?