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今までアウトプットが圧倒的に足りてなかったんだなあ・・・

背景

 こんにちは!精神看護CNSのいくら軍艦です。普段は看護師として外来で勤務してますが訳あって今は病欠中です。時間があるときにできるだけ執筆して、自分の内にあるものをアウトプットしていきたい、そんな所存です。
 自分の内にあるものをどんどんアウトプットしていきたいと思ったきっかけになった本があったので、今回はその本を紹介しますね。

書籍の紹介

 以前も紹介した樺沢紫苑先生の著書です。アウトプット大全/樺沢紫苑です。数年前から愛読してるんですけど今までなんだかんだ言って実行してなかったんですよね。これを期に頑張っていこうと思います。
 この著書のいいところは、小項目でページごとにTodoが記載してあり、自分の出来そうなところからはじめられるということですね。アウトプット、というのは、自分の考えたことや思いを外に出すことなんですけど、結果自分の中に知識として、また提供できる情報として落とし込んでいくことに繋がるのです。
 私はずっと悩んでました。本は読むけど内容が頭に入らない。人に説明できない。たくさん持ってるけど持ってるだけで知識として使えない。そんな悩みを解決してくれる本です。

アウトプットとは

「インプットすると、頭の中の情報や知識が増えます。しかし、インプットだけでは、現実的な変化は何一つ起きません」

「本を100冊読んでも、全くアウトプットしなければ、現実の世界は何一つ変化することはありません」p.18

 樺沢先生は言い切ってますね。今まで私のやっていたことは何だったのでしょうか・・・(がっくり)アウトプットして初めて自分のものにできる、その根拠は、アウトプットは「運動」だからと樺沢先生は紹介しています。

「読む、聞く、がインプットで話す、書く、行動する、がアウトプット。インプットとアウトプットの最大の違いを一言でいうとアウトプットは運動であるということです」
「話す、書く、といった運動神経を使った記憶は、運動性記憶と呼ばれます。運動性記憶の特徴は、一度覚えるとその後はほとんど忘れることはないということです。3年ぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていたということはないはずです」p.22
「筋肉を動かすと小脳から海馬を経由して大脳に蓄積されるらしいです。多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。だから1度覚えたら忘れにくい特徴がある」p.23

 「聞く、読む」では運動してなかったので記憶に残りづらかったということですね。大学院の動機が雑学も含めてとても博識なんですけど、とってもおしゃべりで会うとその人の話だけで数時間過ごせるんですけど。意味がわかりました。
 さらに樺沢先生は、知識に落とし込むだけではなく自己成長につなげていくために「フィードバック」が大切であることも紹介しています。

フィードバックの4つの方法を紹介します。
1)短所克服と長所伸展
 本を読んで面白かった点・役に立った点を実行する「長所伸展」
 わからなかった点を更に調べる「短所克服」
 まずは「長所伸展」からするといい
2)広げると深める
 まずは広く、浅く勉強するのが良い
 興味のあるものが見つかったら深めていく
3)「なぜ?」を解決する
 「なぜ?」を突き詰めると「気づき」が出てくる、乗り越えていくことが大切
4)人に教えてもらう
 自分よりも知識や経験の多い人からアドバイスをもらう

「インプット・アウトプットをしたら、必ず結果・成果に対してフィードバックを行う習慣をつけましょう。フィードバックはすべての行動に対して、毎日行うべきです」p.35

それを具体的にどうしていくかも知りたいところだったんですけど・・・・それは自分で考えていく、ということですかね!実行したことをちゃんと評価する。PDCAサイクルを回すをしっかり行っていきたいと思います。

実行したいと思ったこと

1)悪口はなるべく言わない
 新人の頃すごく酒癖が悪い先輩がいて、付き合いがすごく大変だったことがあります。翌日は同期に愚痴を言って発散していました。言ってしまってからはスッキリした気持ちもあれば、こんなこと言って大丈夫だったかな?なんていう心配もある微妙な気持ちになります。良くないアウトプットとして著書では紹介がありますが、言わないとどうしようもないときもあるんですよねー・・・私の教授は愚痴に肯定派ですし、賛否あると思いますが。なるべく言わないほうがいい理由を紹介していきます。

「悪口を言うことは、ストレス発散ではなく逆にストレスとなるということ。また、悪口を言い続けると認知症などの病気になるリスクが高まる」
「人間は非言語的なメッセージで言葉に出さないことも伝えてしまうので、課長が嫌い、という思いは確実に相手に伝わります。結果として相手のあなたに対する評価や態度はより厳しくなり、人間関係はさらに悪化します」
「日常的に悪口を言い合っていると悪いところ探しの名人になります。ネガティブ思考のトレーニングになってしまうのです」p.44~45一部中略

 悪口を言った後のもやもやした後ろめたさは、ストレスホルモンが関係していたのかもしれませんね・・・アンガーマネジメントや持ち前のアセスメント能力を生かして、人の言動にかっかしないように生きていきたい・・・理想です。でも愚痴は止められないときがある。頑張りすぎないようにやっていきたい。

2)ノートをとる
 これは、講習や勉強会をきちんと自分のモノにしていくために役に立つノート術だなと思いました。私のいつもの流れは、レジュメにメモして、スマホでスキャンしてデータ化して保存。レジュメは破棄という流れ。でもそれだと、樺沢先生が紹介する「アウトプット」はできていない・・・ではどうするべきなのか。
 ①1冊のノートにまとめる
  復習しやすく、見返しやすくする
 ②こだわりのノートを持つ
  2週間で3回復習すると忘れなくなる。
 ③見開き2ページにおさめる
  ページをまたがないことによって1瞬で復習・見返しができる
 ④レジュメにメモしない
  一生見ないから
 ⑤細かくメモを取りすぎない
  気づいたことや重要なことだけメモする
 ⑥気付きを3つ書く
  自己成長につなげるため
 ⑦TODOを3つ書く
  現実を変えるために行動を変えないといけないため

 確かにここまでやると勉強会の内容が落とし込めるんですね。早く知りたかった・・・・アウトプットが書くだけに留まっていないところがすごい。TODOとつくってさらなる行動につなげるノート術ですね。

3)時間管理する
 そんなこと言ったって、アウトプットする時間がないよ!先生!働いてると仕事と子育てに溺れてとってもそれどころじゃないよ!解決方法が載ってました。「スキマ時間を活用する」です。
 私のスキマ時間といえば、通勤中は漫画を読む、ゲームする。スキマ時間はSNSやメールチェックをする、ネットショッピングをする・・・みたいになってますが。まずは1日15分をアウトプットに使用するだけで良いと紹介がありました。

「スマホはインプットではなくアウトプットのツールとして使うべきなのです。本の感想、映画の感想、学んだことの気づき。3行、3ポイントであれば5分で書くことができる。結局の所、30分、60分と時間を取ろうとするからできなくなる」p.233

 なんだかできそうな気がしてきましたね。現代のビジネスパーソンに寄り添った提案で役立ちそうな感じです。SNSチェックする時間を減らさなきゃいけないなと思ったんですけど、具体的にどうしていこうかな・・・・
 通勤時間に限定してしまうのが一番いい方法みたいです。確かに通勤時間には限りがありますからね。あとはTwitterを効果的なアウトプットの場として利用していきたいですね。

まとめ

 まず1冊ノートを買って、講義や本を読んだ際に学びをまとめていくのはやろうと思いました。フィードバックもノートを使ってしていきたいな・・・まずは買ってみよう!
 せっかくの学びを成長につなげていかないと人生もったいない!
あとできれば、愚痴を控えることと、家でのスキマ時間をSNS干渉で費やさないことですね。

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