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夏を感じて独立の話へ

最後のnoteからとても間が空いてしまった。
書こうと思っていたけれど、
調べたいことが多くて頭が追いついてなかった。
ちょっと頑張るとエネルギー不足になり風邪ぎみになり
この前、お昼ごはん後に3時間も寝た。

暑さのせいか……
インドネシアはずっと暑いので忘れそうになるけど
今は8月、日本は夏真っ盛り。
気を切り替えるつもりで
夏の音楽を聴いて夏を味わっている。


あなたの夏の歌は?

私は「THE 夏、THE 海」の明るい曲も聞くけれど
「あ〜夏だなあ」と沁みるのは落ち着いた曲である。
例えば、
『いのちの名前』(木村弓さん)
『summer』(久石譲さん)
『僕らの夏の夢』(山下達郎さん)
『夏の終わり』(森山直太朗さん)
『少年時代』(井上陽水さん)
『島唄』(THE BOOMさん)

夏、何もしないでも、盛り上がっている雰囲気があるからこそ
落ち着いた曲でバランスを取ってるのかな。

聴いてしんみりして考えることは先の戦争である。

今いろいろな戦いが各地で起きているからこそ、
考えられないではいられないのかなとも思う。

そして、今年の夏はインドネシアにいて、
日本の終戦関係のニュースやドキュメンタリーを目にしない
代わりに目にするのが、町中の赤と白の垂れ幕である。

これはインドネシアの国旗のカラーである。
ちなみに、その2色は高貴な色とされ
昔は、赤が太陽、白が月とされていたが
今は、赤が自由と勇気、白が正義を表す
とのこと。
(ちなみに日の丸の紅白は伝統色でめでたい色とされ、紅(赤)は
太陽を象徴し、博愛と活力、白は神聖と純潔を意味する
とのこと)

垂れ幕は8月17日のインドネシアの独立記念日に向けて、とのこと。

すみません。なんとなく知っている程度であまり知らなかった。
改めて調べてみた。


独立の背景と発展

大戦以前300年ほどはオランダの支配が続き、
大戦中1942年から日本の軍政化にあった。
1945年8月15日に日本が降伏、
その2日後、17日に独立宣言をした。
しかし、独立宣言をオランダは認めず、
植民地化を再度進めようとしたことから
1949年12月まで戦争が続いた。

8月17日の独立が平穏に実現した背景には、
インドネシアに在駐していた
日本軍海軍少将前田精(まえだただし)の存在があり、
彼の貢献に建国功労章が与えられている。
独立戦争には、インドネシアに残った約1000人の日本人も
インドネシアの独立のために戦った。
そのため、日本への評価が高く、有数の親日国になったそう。

同じ島国ではあるけれど、
インドネシアの面積は日本の約5倍、島は約17,000ある。
「インドネシアの文化は?」と聞くと
「ないよ」と言われたことがあるが、本当にないのではなく、
島ごとにだいぶ違うらしく、一言でまとめられないのではと思った。
インドネシアはイスラム教徒が多い国だけれど、
ジャワ島には仏教寺院のボロブドゥールがあったり
観光で有名なバリ島はヒンドゥー教が主流である。
さまざまな民族、文化、宗教がある中で1つの国として
まとまることは容易ではないだろうと想像できる。
スカルノ大統領がまとめた建国の理念「パンチャシラ」を元に
寛容な国づくりを目指しているという。

日本は技術だったり経済だったり先に成長をしたけれど
人との繋がりや寛容さについては何か学ぶことがあるのかなぁ
と思ったりする。


さいごに

8月は不思議だなぁと感じる。
パァっと盛り上がる花火やお祭りの背景は
祖先や亡くなった人、感謝や祈りだったり。
仕事のかたちや地域の変化、そしてパンデミックなどで
それらが簡略化されたり、なくなったりしている。
けれど、元気に過ごしていくために
ハレとケの感覚を取り戻したいと思う。

ハレとケには、循環モデルというものがあるそうで、
日常を営む「ケ」のエネルギーが枯渇したら「ケガレ」(気枯れ)といい、
祭事(「ハレ」)で回復をするそう

ONとOFF、両方ないとなぁ、辛いわ。
下手くそなので、ちょとずつ学んでいる今年の夏です。


読んでくださりありがとうございます。

Masumi


参照

https://www.indonesiasoken.com/news/column-independenceday/

https://idn-investment.com/knowledge/1277/

https://www.weblio.jp/content/%E5%89%8D%E7%94%B0%E7%B2%BE

https://koken-publication.com/archives/679

https://www.asean.or.jp/ja/invest/country_info/indonesia/guide/09-01/


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