「1ビット思考」なるほど

Twitterで面白い記事をみつけました。京都大学の安田先生。
うん。わかるわかる。
いきなり全称量化記号とかでてきて,思い切り「記号論理学」な世界なのだけれど,言っていることはよくわかる。
1ビットとか言われるよりも,「過度の一般化」とか,それに「基本的な帰属錯誤」と「内集団バイアス」とかをミックスさせて語るのが心理学っぽい感じがしますね。でも,言っていることはすごくわかる。
A型って神経質だよね,とか。
大阪人って面白いよね,とか。
ステレオタイプ的な判断はほとんどこれですね。

そういえば,こういう判断が,たとえ「遊び」で行われたとしても,よくないものである,ということを,心理学の立場からきっちり解説してくれている本がありました。たしかこの本だったと思うんだけど・・・。

人の心を測定するとはどういうこと? 性格を測定するにはどうすればいいの? からはじまって,血液型と心理学の関係がなぜ信じられているのか,それがどのように始まり,どう広がってきたのかとかを,この本で(この本からはじまって,かな?)勉強しました。小塩先生ありがとうございます。

で,最初にもどるのだけれど。
***って,###だよね。
という文型で,いろいろなことが語られています。そのときに,###か,###でないか,という2分法でつい考えてしまう。その方が分かりやすい。で,自分がどっちに入るか考えて,もう一方をけなす。これでは諍いにならないほうが不思議ですね。
書き続けたいことはいくらもあるけれど,まとまらないまま感情的に書いてしまいそうなので,ここでストップ。