新しいことにチャレンジするって、なんで?

2020年8月14日更新

「新しいことにチャレンジ」というと、聞こえがよくて何となく「そうね」って感じがしますが、実際に新しいことにチャレンジすると、ものすごくパワーがいるし、ドキドキするし、疲れるし、たいへんなんですよね。

世の中には新しいことにチャレンジし続けるツワモノさんがたくさんいて、本当に尊敬しちゃうのですが、私もそうした方々のツメのアカを煎じて飲むくらいならと思い、挑戦し続けようと心がけています。

今回の記事では「なぜ新しいことにチャレンジするのか?」について話してみたいと思います。

「このままではいけない気がする!」
「なんか現状を変えてみたい!」
「面白いことが何も起きない!」
なんて思ってる方、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ新しいことにチャレンジするのか?

普段生活していてちょっとでも想定外のことが起きるとストレスを感じてしまいます。

新しいことは自分にとって想定外のことでもあるので、新しいことにチャレンジすることはストレスでもあります。平穏無事に過ごしたいと願っている自分にとって、外敵でもあるんです。

ましてやサラリーマン生活を20年以上続けた40代後半の私にとって、ちょっと一つでも何か始めようとなると、体力的にも、精神的にも案外きついものです。

それでも敢えてチャレンジする大きな理由は「自分を変えたい」ということにほかなりません。今まで自分が避けてきたこと、ちょっと馬鹿にしてきたこと、憧れていたこと、などなど、手をつけないままこの世を去るのはちょっと寂しいのではないか、と思ってしまったのです。死生観がただようアラフィフなもんで。。。

アクセルは離すと止まります!

私は自動車を運転するのが大好きです。自動車はアクセルを踏めば進み、離せば惰性で進みますが、やがて止まります。自転車ならペダルを漕げば進むし、漕がなければやがて止まりますよね。

若い時分は学校に通って受験勉強やクラブ活動にどっぷりつかり、社会に出たら色々と経験を積んで、アクセルを常に踏み続けて進んでいました。自ら進んでやっていたかどうかはともかく。

大人になると、周りの環境に慣れてきたりして、自分のポジションを勝手に作って「らく」しようとしちゃうんです。まさに今まで踏み続けていたアクセルを離してしている状態、惰性走行です。

なんか、周りの景色がちょっとずつ変わりはじめて、いつのまにか取り残されている感がでてきてしまったのです。世の中はものすごいスピードで進んでいますよね。

いやいや、大人になってもアクセル踏み続けなきゃいけないのだと。

自分を変えることは難しい?

そう簡単に自分を変えるのは難しい、とよく耳にしますし、実際に人はなかなか変わりません。ですが、このままの自分だと、広がりがないし、なんかつまらないし、そう、面白くないじゃないですか!「面白さの追求」こそが新しいことへのチャレンジの推進力ともいえます。

「なんか面白いことないかなぁ?」
とつい口グセのように言ってしまうことがありますが、面白いことは探さないと見つからないものです。それは、ふだんの通勤通学の途中にはなかなか現れず、いつもの場所で、いつもの時間に、いつものように過ごしていても、いつもの風景しか現れません。

いつもと違う場所、いつもと違う時間、いつもと違う行動を求めれば、おのずと面白いことが起こります。そうすると、ワクワクしますよね? 180度自分が変わる、というわけではありませんが、心の持ち方というか、すがすがしさというか、気持ちに変化が表れるし、余裕が出てきます。けっこうこの余裕があるかないかって、重要な気がします。

ストレスはどうする?

しかし、ちょっと環境を変えるだけで、いつもと違うわけですから、何らかのストレスが生じてくるのも事実です。

この場合のストレスって、私の場合、
「こんなことしたら周りの人はどんな目で自分を見るんだろう?」
とか、
「あんなこと言ったら周りからいろいろ批判を浴びそう」
といった不安が大半です。

一方で、
「何ごともなく平穏無事に過ごせればそれだけでいい!」
と思ってルーチンをこよなく愛していても、必ず邪魔が入りませんか? これはこれで大きなストレスとなってしまいます。

結局、何をしても、何もしなくてもストレスを抱えてしまう。そうであるなら、自ら求めたことによって生じるストレスと、予期しないストレスとでは、対処も違いますし、ショック度合いも違いますよね。 

では、チャレンジすることへのストレスをどのようにコントロールするのか? これは大きな課題です。ここはアドラー先生に助けていただきましょう。

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ちょっと前に流行ったアルフレッド・アドラーの心理学を岸見一郎氏らが解き明かしてくれます。『嫌われる勇気』が有名ですが、できれば『幸せになる勇気』もあわせて読むとよいです。

アドラーについては別の機会にお話ししようと思いますが、何かをすることによって生じるストレスを感じないようにしたり、あるいは、弱めることに役立ちます。

まとめ

新しいことへのチャレンジは、「自分を変えたい」ということ、そして、その推進力は「面白さの追求」であることをお話ししました。

そして、チャレンジにともなうストレスは、ルーチンで過ごしていても不意に訪れるものであり、むしろ予期できるストレスであれば、準備が可能です。

皆さんもぜひ何か新しいことにチャレンジしてみてください!

次回は「新しいことって何?」についてお話してみようと思います!

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