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2025年度入学目標 京大法学テキストの概要

 2025年度京都大学法学部編入試験対策のオリジナルテキストの目次を紹介します(*^^*)

 京大法学は解答を示すというよりも、その解答に至るまでの論理過程(何を論点として考えたかなど)を従事する傾向にあるため、論理展開を中心に解説する予定です。
 また、実際のテキストでは全ての問題に解答例を添付しています。

            【FORWARD】
 
 
法と道徳、法の解釈、刑事法の諸問題、憲法人権、憲法統治、刑事司法や裁判員裁判の諸問題など、これらのテーマは社会において非常に重要な存在です。京都大学法学部編入試験では、これらの分野において、深い知識と理解を持つ法学部の学生を育成することが求められていると考えています。
 本テキストは、そのような学生たちが編入試験において成功するために必要な知識を提供することを目的としています。

 本テキストの特徴は、明解で分かりやすい解説と豊富な事例による実践的なアプローチです。法学は抽象的な概念や理論だけでなく、実際の事件や判例を通じて理解することが重要です。読者が複雑な法律問題に対しても適切な判断を下せるよう、具体的なケーススタディを交えながら解説します。

 さらに、本テキストでは多様な視点からの考察や議論を取り入れており、異なる意見や立場を尊重する姿勢を持っています。法学は常に変化し続ける領域であり、多様な意見を受け入れながら柔軟に対応することが求められます。読者が自らの考えを深めるきっかけとなるような議論を提供しています。

 最後に、本テキストを通じて法学部の学生たちが社会において活躍し、正義と公正を追求する人材となることを願っています。努力が皆さんの学習に役立ち、将来の成長と成功に繋がることを心から願っています。

令和6年4月吉日
法学講師 大伍将史

CONTENTS

第0章 京都大学法学部の傾向・対策... 4
1.問題の難易度(★★★★★)... 4
2.時間配分  (★★★☆☆)... 4
3.合格の難易度(★★★★★)... 4
4.京都大学の出題傾向.. 5
5.京都大学の対策.. 5

第1講... 6
1‐1 法格言... 6
1‐2 強制なき法.. 10
1‐3 姦通罪廃止論・廃止反対論.. 13
1‐4 法と道徳... 18

第2講... 22
2‐1 裁判所の法解釈.. 22
2‐2 立法者の意思... 24
2‐3 社会的妥当性... 26

第3講.. 28
3‐1 刑罰の強化.. 28
3‐2 被害者なき犯罪.. 31
3‐3 利益原則... 33
3‐4 犯罪被害者の権利・利益の保護... 36

第4講... 39
4‐1 外国人の参政権.. 39
4‐2 臓器移植法.. 41
4‐3 自己決定権.. 43
4‐4 法の解釈... 45

第5講... 47
5-1 ねじれ国会.. 47
5-2 住民投票... 50
5-3 選挙制度... 53

第6講... 56
6-1 公訴時効の撤廃.. 56
6-2 裁判員制度.. 58
6-3 国民の司法参加.. 61

第7講... 63
7-1 社外取締役.. 63
7-2 権力と暴力の区別... 66
7-3 児童の権利.. 69
7-4 領土問題... 72

第8講... 74
8-1 労働災害... 74
8-2 損害賠償論.. 78
8-3 条例制定権.. 84
8-4 メーガン法.. 86

第9講.. 90
9-1 国営化のメリット・デメリット(令和5年度:第1問)... 90
9‐2 死刑の正当化(令和5年度:第2問).. 94
9‐3 国教のメリット・デメリット(令和4年度:第2問).. 97
9‐4 専門家に意見を述べさせる方法(令和3年度:第2問)... 100

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