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「ひとり」の解釈の仕方はそれぞれ

あなたは「ひとり」というコトバにどのような印象をお持ちですか。近年、「おひとりさま」というコトバを聞くことがあります。外食・カラオケなど、さまざまなところで耳にした人もいるのではないでしょうか。また、未婚の方などにも関連付けられたりと、その使われ方はさまざまです。

「ひとり」があまり得意でない方は社交的と言われる方が多いかもしれません。しかし、端から見て社交的に見える人であっても、実は「ひとり」の方が良いと思っている人もいます。

私も社交的とよく言われます。基本的に誰とでも話すことが苦ではありません。誘われたり、何かしらの依頼があればそれに応えます。しかし、実際は「ひとり」でいる時間の方が好みです。

学生の頃も友人が多方向にいました。しかし、一番の楽しみは自分の部屋で延々とジグソーパズルをすることでした。そんな私に身内は心無いコトバを投げてきました。友人に問題があるのかと決めつけたり。非常に嫌な思いをしたものです。

当時の私は「ひとり」で何かをやることに幸せを感じていました。しかし、周りから見れば「ひとり」でいることは、あまり良い印象でなかったのかもしれません。

「ひとり」でいることを望ましい姿ではないと思う人はいるかもしれません。特に社交的で積極的な姿を理想と掲げている人には「ひとり」でいる人を「さびしい人」「かわいそうな人」と決めつけがちです。もちろん、誰かと一緒にいたいけれど、何らかの事情で「ひとり」でいる人もいるかもしれません。ですが、自ら望んで「ひとり」を満喫している人もいるのです。そして、近年そういった類の人が増えてきているように思います。

また、経済事情や結婚に対する考え方によるものでしょうか。「ひとりっこ」も増えています。我が家も子供はひとりです。しかし、当の本人は「ひとりっこ」ということに負い目を感じたりはしていないそうです。それが当たり前と生きてきたため、特に寂しいとは思わないとか。

比較的社交的ですので、人と付き合うことも苦ではなく、現在は大学生活を謳歌しています。また、「ひとり」の時も満喫しています。生まれた時から兄弟がいませんので一人遊びは慣れています。また楽しみ方も知っていますので、暇を持て余すこともないそうです。いかに時間を有意義に使うか、手慣れたものです。

「ひとり」というコトバは、現在では悪い印象が薄れてきているようにも感じます。逆にその良さを感じる人も少なくないようです。もちろん人は一人では生きていけていけないのも事実です。しかし、自分時間を有意義に使うことができれば、年を重ね、環境が変わり「ひとり」になったとしても、自分にとっての有意義な生活を送ることができると思います。

「ひとり」の時間を楽しむ。あなたらしさを忘れないで、今日も一日過ごせれば良いですね。

最後までお読みいただき有難うございました。


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