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好きな環境で好きな人と働くこと【数行日記8月中旬編】

08.11.Friday【帰ってきたら行きたい場所】
今日から三連休。お昼まで寝ていた。朝活したいって言いながら朝に起きずにぐずる。有言実行できる日は来るのか。ダラダラ過ごして、あっという間に夜になり、この日は三連休最初だから、外食。本当は美唄焼き鳥の福よしで食べたかったけど、さすがはお盆休み初日。カウンター席まで人がびっしり。コロナ対策もだいぶ緩和されて久しぶりに気兼ねなく帰れる人も多いよね。帰ってきた人にも愛されるお店っていい。私にとって帰ったら行きたい場所ってなんだろう。パッと出てきたのは、串木野駅近くのジャマイカと愛媛の焼き鳥笑栄。どちらも「おかえり」「ただいま」を言い合える場所だからかな。

08.12.Saturday【PSYCHO-PASS】
PSYCHO-PASSを一期から観返している。やっぱり好きだなあって思いながら。心理状態や性格傾向が数値化され、人生の選択をシステムに委ねる社会。失敗なく、効率的に自分にフィットした人生を歩めるのかもしれないけど、果たしてそれは幸せなのか。なんか、前観たときよりも考えることが多くなった。大人になったということにしよう。

08.13.Sunday【山猫マフィン】
注文していた山猫瓶詰研究所のマフィン10Pが届いた。3か月ぶりの山猫マフィン。お店で働いていたときは毎日のように食べていたからもっと長い間食べていなかったような気分。自分用と布教用。ほぼ布教用だけど。お世話になっている人に配ったり差し入れで持って行ったりする予定。山猫マフィンが北海道でも広がりますように!

08.14.Monday【膝で寝る人】
PSYCHO-PASSの劇場版を観ながら、夕飯を食べ、食べ終わった後もそのまま観続ける。途中からパートナーは眠たくなったのか。ベッドで寝ることなく、隣で観続ける自分の膝を枕にしてそのまま5時間ぶっ通しで寝た。これ何が凄いってさ、私が5時間体勢を変えずに過ごしたのが凄いんだよ。

08.15.Tuesday【ミカンジュースとりんご飴】
母から愛媛みかんジュースが届いた。思い出の飲み物で高校生くらいになって高価な飲み物であることを知った。でも、値段だけあって本当に美味しいのだ。「飲みたいなら注文して届けるよ」と連絡が来たけど、正直遠慮が大きかった。高いのを知っているし、もう大人だし、飲みたいならちゃんとお金を払った方がいいんじゃないかって。「いくら?払います」って親指を動かして送信一歩手前まできたけど、なんだかそれも突き放したようで寂しいよなと削除キーを押して代わりに「ありがとう」と送信した。大切に飲もうと思っていたので、二人であっという間に一本分を空にしてしまった。あと5本は絶対大切にして飲みたい。
夕方はハッシュドビーフ用の牛肉を買うべく最寄りのスーパーへ足を運ぶと駐車場でキッチンカーが数台販売をしていた。寄るだけと立ち寄ると目に飛び込んできた玉泉堂の文字。食べてみたかったりんご飴。子供さながら「これ食べる!」と指を指した。頼んだのはカット&カップタイプのシナモンシュガーのりんご飴。りんごは甘いし、飴はぱりぱりシャクシャクで、今度からキッチンカーを見つけたら絶対に買うことを誓った。

08.16.Wednesday【もやもやデトックス】
この日は午前中からもやもやすることがあって、ご機嫌少しななめ。前々からこの日は好きなお店の期間限定メニューを食べるのと山猫マフィンをお裾分けしに行く計画を立てていたけど、もやもやしすぎて行くか迷うほどだった。でも、せっかく計画していたし。結局行った。行って正解。美味しいご飯を食べて、手帳の整理をするうちにもやもやも落ち着いた。マフィンのお礼にとサービスしてくれたさくらんぼとローズマリーのビネガーソーダが美味しくて。早く飲むのはもったいないから、ゆっくりコンテスト用のメモを殴り書きした。いいデトックス。午後からも仕事を頑張れたけど、ちょっとお昼寝もしたのはここだけの話。

サービスしてくれたさくらんぼとローズマリーのビネガーソーダ

08.17.Thursday
今思えば、笑えるような話。「自分が可愛くなくて辛い」って泣いた日。本当にどう足掻いても駄目だった。いつもは自分最高に可愛いと思っているけど、やっぱり毎日思っていられず、鏡を見るたび泣いた。きっと月のお姫様の日だったからだと思う。本当にここまで情緒が不安定になったのは初めてかもしれない。女の子って毎月頑張ってるんだ。パートナーの前で泣いてしまったとき、パートナーはそれでも「可愛い」とは言わなかった。言え。

08.19 Saturday
パートナーと凄まじい冷戦を繰り広げた日。先日、母は「喧嘩する相手がいるって幸せなことよ」と言っていた。んなわけあるか。喧嘩中なんて精神は最悪だ。仕事もろくに集中できない。ただ、思ったのは、喧嘩ってどちらが合ってる間違ってるで判断するのもだけど、そもそも視点が違うから食い違うわけで。そこをちゃんと伝えないとお互いに歩み寄れない。どんなに普通じゃないって思う言い分も言うが吉。どうせ気持ち悪い心地を味わうなら自己理解と相手への理解を深めるのに利用していきたい。そんな自分を律することができるかは置いといて。

08.20.Sunday
幼馴染と年始ぶりに話した。電話で話すのは初めてのことだった。必要な内容を済ませると、2時間くらい思い出話に耽る。あいつは今何をしてるのかとか、あのときのこと覚えてる?とか。共通してたのは、外に出たけど、やっぱり地元は好きだよねってこと。そして、ずっと会ってなくても会いたいよねってこと。心開ける友達は頻度だけでは測れないものだ。高校・大学と疎遠だったのに、社会人になってからまたこうやって話せる友達って大事にしたい。それに、勇気はいるけど「また君と会いたいよ」って言うのっていいことかもしれない。SNSで既読をつけるだけじゃなくて、コミュニケーションもとって自分の気持ちを伝えたくなった。

好きな環境で好きな人と働くこと

社会人になってからというもの、本当にこれでいいのだろうかと思うくらい、自分が好きだと思える環境で、この人好きだと思える人と働けている。全部が全部ではなくても、好きの割合が非常に大きいのだ。

入社一年目、母に言われた。
「あんたは絶対ほかのところでやっていけない」
それは、私がしたいように満足して仕事ができていたからだと思う。
自分でもほかのところで仕事をするのを考えたら恐ろしい。

そして業務形態が変わって、鹿児島での仕事はもちろんだが、北海道での仕事も増えた今。最高に運がいいのか、未だに好きな環境で好きな人と働けていることに変わりはなかった。

これって当たり前じゃないよな。
そして、忘れてはいけないのが私の力ではないということ。

特別、仕事ができるとか、才能があるわけではない。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

母に耳に胼胝ができるくらい言われた言葉だ。
日が経つにつれ、人と出会うたびにむくむくとその言葉の重さを実感する。

私の力じゃない。
驕ってはいけない。
常に謙虚にひたむきに真正面から向き合い考え続けなければいけない。

フリーライターとしての動く割合が増えてから特に感じている。時には痛みも伴って。
スキルだけじゃない。関係性だ。
そこで出会い、語り、見せ合い、つながる。

一時期、スキルばかりに目が眩んでいた。自分が足を使うことを蔑ろにしていたけど、天才でもない凡人の私は足を使ってなんぼなのだ。

行動で示す。これに限る。
思うだけでは伝わらないのだから、動かなければ。
「思っています」は通用しない。
これも痛いほどに学んだ。
思っているなら、行動に移してみなさい。行動できていないなら、その思っていますはただの「言い訳」になる。
言い訳にしたくない。ちゃんと表したい、だから動く。

まだまだ不出来だけど、修行を重ねて息をするように気持ちを体現できる人間を目指す。

言語だけじゃなくて、非言語にもちゃんと目を向ける。

在り方を考えさせれられた日が多々あった10日間。
ここに宣言するだけじゃなくて、ちゃんと今一緒にお仕事をしている人、いつも隣に寄り添ってくれている人に行動で見せていかなくては。

在り方は人それぞれだけど、なんとなく過ごして「自分はこうかもしれない」と見出すのは、ちょっともったいない。
自分はどう在りたいか考えて、模索して、試して、「あーでもないこーでもない」ともがきながら、まずは「自分はこうで在りたい」を見つけて、体現できるように奔走して、いつかは息をするようにその在り方を身に纏う。

そんな人間になりたい。
この道は25歳の間にある程度身につけたい。
25歳って新しい区切りに思えるから。
「若いね」だけでは通用しなくなる。勢いと好奇心だけではやっていけない。自分の核を言葉にして突き進める大人。少しずつ迷いをなくしていく大人のフェーズのように思うから。
つまり、大人の階段を上るとき。

フリーランス二年目。でも、学ばせてもらうばかりじゃなくて、自分から提案もできるフリーランスとして奔走する。

いくつになっても自分と向き合うことも大事だし、これからは目の前の人と向き合うことも大事になる。私はそういう生き方を大事にしていたい。
まずは行動ですね。

芯のある大人になりたい。芯のある大人になるためにできることを考える。次回はそれをまとめようと思います。

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