見出し画像

宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』と『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』のライビュ感想

宝塚ライトファンのあきです。

今日は宙組大劇場公演の千秋楽『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』と『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』のライブビューイングを観てきました!パチパチパチ( ^ω^ )

すごく楽しみにしていたのです!宙組公演。
私はこのライビュが初見でした。

スカステのナウオンステージを見ていて、キキちゃんのモリアーティ教授が特に楽しみでした。

登場シーンから「こんなにワクワクしたことはない!」というセリフから始まる通り、キキちゃん自身もモリアーティ教授を演じるのがとっても楽しいって言っていたので。

パンフはまだ買っていないので、記憶をたよりに徒然書いていきたいと思います。

真風さんのホームズ、もちろん超絶かっこいいんですが、そこにコミカルさと生真面目さがちょいちょい入っていて、そこがとっても好きでした。

最たるところは、地球儀を回しながらのDJなりきりホームズ!笑
「チェキチェキ、チェキチェキ、
チェキチェキ、チェキチェキ、
つまんないよ〜〜〜〜〜〜

チェキチェキ、チェキチェキ、
チェキチェキ、チェキチェキ、
つまんないよ〜〜〜〜〜〜

チェキチェキ、チェキチェキ、
せんしゅうーーーーーらく!(決めポーズ!)

チェキチェキ、チェキチェキ・・・(確かこんな感じだったはず)」

と言いながら、ワトスンくんのずんちゃんの方をしきりに見るも、ずんちゃんは新聞を読んでいるフリをしてなかなか突っ込んでもらえない・・・という

もう、この空気感!この場を制することができるのは、真風さんだけですよね!

絶妙な間合いと笑いの空気感の真風宙組の笑いが私は好きです笑笑
映画館もクスクス笑いが湧いていましたよ。

ほんと、舞台上のみならず大劇場の空間から、ライビュの映画館、ライブ配信のお茶の間まで、真風さんお一人でぜんぶ持っていける、その度量の大きさ、を感じたチェキでした!

ホームズの仕草の一つ一つにもコミカルな軽妙さと、神経質な真面目さが同居していて、見ていて楽しかったですー。

私が好きだったのは、アイリーンとのやりとりしてる時に綺麗に回れ右してもとに戻っていくところです。

潤花ちゃんは、愛らしいキラキラ感キュート感が炸裂、一方でお芝居も安定してましたね!

大臣を手玉に取るような女性も良い塩梅に演じていらっしゃり、キラキラ・キュート感があるのに肝のすわった感じが見ていてとても安心感ありましたー!

真風さんとのコンビも、すごく安定感を感じましたし、お二人の役作りがお互いすごくマッチしている感じがしました。

キキちゃんは、ほんとっ楽しそーうに演じていましたね。天真爛漫な子供のような無邪気さと、一変して冷徹な心の通わない狂気・怖さが、演じ分けの落差で出ていて。

それでも上品で重くならないところが芹香モリアーティのイケているところかと。

こんなにスタイリッシュでカッコいいモリアーティ教授はほかにいないでしょ!というね。

キキちゃんも、真風さんと同じく、舞台の空気を一人で掌握して、余裕しゃくしゃくで動かせる方ですよね。

ほんと、このお三方は、舞台を掌握する感じが最強だなと私的には思います。きっと舞台で何が起きても落ち着いて収拾できてしまう。そんな印象を受けました。

個人的に好きだったのが、凛城きらさん演じるホームズの兄のマイクロフト。なんだか、良いお兄ちゃんというお人柄がにじみ出ていて、すごく好きでした。

他のみんなが軽快なリズムでちゃきちゃき進んでいくのに対して、マイクロソフトが登場すると穏やかな空気感とリズム感が流れてきて、普通の人の感覚を代表しているような、舞台に奥行きが出るんだなぁと思いました。

専科に異動されるとのこと、今後のご活躍も楽しみです。

和希そらくんの芸達者っぷりは言わずもがな。こちらも警察のあたふた感をコミカルに面白がりながら演じていらっしゃる感じが伝わってきましたー。

あと、街を歩くアイリーンに遭遇したワトスンとメアリーの場面で、メアリーがアイリーンにかけていた言葉がすごく心にしみました。

「一人では抱えきれない荷物は誰かの助けを借りても良いんですよ。」というようなセリフでした。

その後もホームズの家で、ホームズがアイリーンの秘密を知った時も、ホームズは「なー・ぜー・!言わなかったー!」と真風節のトーンで言うのに対して(ちなみに私、この口調の真風さん大好きですっ!)、メアリーは「言えなかったのよ」と一言。

みねりちゃんメアリーの女心の代弁とフォローが優しい!と思ったのでした。なぜか胸キュン♡

最後の葬儀のシーンね、私は初見だったので、ずんちゃん解説を真に受けてめちゃウルウルして泣いておりました。

私の心の声「ホームズ〜〜〜〜死んじゃった〜〜〜〜!世界のために偉すぎる!でもホームズっぽくないんじゃないの?でも、ワトスンも言ってるからやはり死んじゃったらしい。ウエーン(T ^ T)」と。

でもでも、どうも会場からクスクスという笑い声が聞こえてくる???、見ると、冒頭のホームズ登場に似ている、浮浪者が一人ひょこひょこといるではないか!!!あれは!きっとホームズ???

やっぱり!ホームズ!生きてたーーーー!めちゃ嬉しかったですよ!ねっ!みなさん!(強引な同意を求める笑)

良かった。ホームズ生きてた!

そして、最後の旅立つ駅のシーン。
駅員モリアーティ教授の二アリという笑顔ね。
二人の攻防はつづく。。。というきれいなオチ!

次回は、リアル観劇なので、空気感や他のお役の方々もまじまじと観てきたいと思います。取り急ぎかいつまんで。


タカラヅカ・スペクタキュラー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』ですが、私が一番印象に残ったのは、フランスの国旗の青、赤、白の3つのグループに分かれて、男役のみなさんが歌い踊る場面ですね。

あれ、めちゃくちゃカッコ良くて、それぞれの男役の歌声も個性が出ていて耳福でしたし、キザリ方もめちゃくちゃ良かったです。感嘆のため息がたくさん出るようなシーンでしたー♡。

そしてそして、今回、雪組への異動が発表された和希そらくんに向かって横並びのみんなが笑顔でハグする銀橋のシーンがなんだか微笑ましくて、うれしさびしでなんとも言えない。。。宙組ファンさんはきっとそらくんの宙組での活躍が見たかったかな?とかとか思っていました。

雪組そらくん、大活躍間違いなしでしょう!またまた楽しみが増えた!と嬉しく思っています。

物議を醸した、地下のレヴュー小屋で繰り広げられる男女の禁断の愛のシーンは、目のやり場に困りましたね。これって、パリのスイーツがモチーフでなかったけ?そこになぜ???という疑問が消えず。何を伝えたいのか分かりませんでした。。。

夏休みというお子様も観劇の機会が多い時期にこの内容って、、、と一母親としても複雑な心境に。演目だけでは子供同伴を判断できないなと思った次第でした。

マリーアントワネットのお茶会、キキちゃんのマリーアントワネットは可愛いのですが、いつぞやのタカスペのキキちゃんスカーレットを思い出してしまいました笑。「どっこいしょーどっこいしょー♪ソーランソーラン♪」を思い出したのは私だけじゃないはず。

マカロンダンベルのリフティングといい、クレープ伯爵の「めでたい!」へのギョギョ!という返しといい、完全にキキちゃんのためのオンステージでしたね。組長さんの合いの手がツボでした。

幕開き冒頭に口上のあった107期生たちのマカロンのケーキ♡はとっても可愛かったですね〜〜〜〜!

たまたま見たスカステで、斜めのフォーメンションって非常に難しいらしく、それを必死で練習している107期生を見ていたので、みなさん堂々と綺麗なフォーメンションでダンスしているのをライビュでも観て、感慨も一塩でした。

全体を通してすごく華やかで、宝塚らしい世界が繰り広げられて、目が足りませんでしたー。

ひとまず今日はこの辺で〜〜〜〜
また思い出したら書き足していきます。
読みづらくてすみません、後から目次つけます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?