見出し画像

見つめ合うと素直におしゃべりできない【口下手の生き方】

会話のあとはしょっちゅう、「あーもうまた、上手に話せなかった」とほんのり後悔している。

恋に落ちた誰か以外とも、見つめ合うと素直におしゃべりできない、日常がTSUNAMIの民。泣

思いを100%で伝えられないモヤモヤ感、そしてそれをどう受けとめてゆくか。経験値の問題だと信じて場数を踏んでいく?はたまた性質だと思って諦める?

…をやっと言語化できたので書いてみるよ。苦手意識の原因はきっと人それぞれですが、「文字ならけっこういけるのに」という方のヒントになれば嬉しいな。

言葉にならない青さ

心の動きや頭に浮かぶことが、例えばとても細かいパズルのピースだとする。

すごくたくさんの色があって、形があって。組み合わせるとわりと自在に何かを描き出せる。


いっぽう話し言葉というツールは、素朴で大きな積み木のブロックのようなもの。

描いてみせたい形はあるんだけど、なんせパーツが大きい。しかも一瞬で組んだり崩したりをくり返すというミッションもある。

会話のテンポやテンションに合わせて、いちばんハマりそうな積み木を探す。相手から渡されるパーツも受け取る。乗せてはまた崩す。

しゃべりへの不得意感は、この作業への苦手意識だったのです。

清らかなタコライス

この理論でいえば、内側も外側もほぼ同じ規格のピースの人、つまり感じたことを即座に音にのせるのが得意な人もいます。

そしてシンプルな積み木を即座に組み上げ、精巧なお城を作れちゃうのがたぶん「トークのうまい人」。この例え、これで伝わっているかな…!


おしゃべり苦手なんだ、と人につぶやくと「全然そんなことないよ!」「いつも普通に上手に話してるよ」言ってもらえる。

そうなの?自意識過剰かな?完璧主義かな?それとも見せかけだけうまいのかしら…と思ったりしていたけれど、きっとギャップの問題だった。

インプットとアウトプットの解像度、いわば画素数のずれが引っかかっていたんですね。

心にしか残せない色

人と話をするとき、けっして嘘をついているわけじゃない。

なのに何だか「本当に感じていることを言えなかった」という寂しさが残る人は、こんな訳ではないでしょうか。

それを踏まえて、話すこととどう付き合っていきたいかを、考えてみたよ。

長くなってきたので続きます!

まりん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?