今感じる生きにくさ 𝒩𝑜.₁

ある時から感じはじめたこの気持ちは
今の私が私として生きている
限りずっと付き纏う感情で
この気持ちに背を向けることは
諦めて進む事と同義になる。


少しだけ世の中の事を知り始めた幼い日
私の夢が形をもち、色を付け始めたころからは
この道を進むことに希望と憧れ
そして楽しさだけを感じた。

声優
役者
歌手

そう呼ばれる職業は私とってのときめきだった。
今も、これからもそうであることは変わらない。

少し大人になった今の私は、相も変わらず
道を進む途中にいる。
経験と時間を重ねていくうちに変わった事も多い。

純粋になりたいものだけに時間を割き続ける事の難しさ、一般論や当たり前、普通と言う言葉の怖さ。
かけ離れていく、理想。

その全てに何度も打ち砕かれて
その度に立ち上がりパーツを拾い集めて創り直す。

私が私として在るために、私が私を生きていくために
いつか終わりの幕を自ら降ろすと決める日が来るまでは、この怖さや劣等感、やるせなさと戦い続ける。

辛い、とても辛い
でも、大好きだから続けたい

今感じる生きにくさは、私が私としてあり続けるための意味を持つものだと受け入れよう。
その度に涙を流して、歩くべき道、歩いて来た道を振り返る。

何度でも確かめる。

あの日幼い女の子が憧れた光に嘘をつかないために。


                                                                          🌱

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