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大好きなハリー・ポッターのこと2


前回、好きなシーンを記録しとこうと思って気軽に書き始めたけど思いの外長くなったので続きを書いていく。

昨年末に文庫本セットを購入して数年ぶりに再読中。
(本を読んでない間も、映画は繰り返し繰り返し観てた)

元から映画より本派で、久しぶりに読めて改めてハリーポッター大好きだと感じてます。
順番通り、賢者の石から読み始めて2/11現在は炎のゴブレットを読み進めているところ。

続きを読みつつ、この投稿には順次好きなシーンを追記していく予定。

「僕、こんな素敵な家は生まれてはじめてだ」
ロンは耳元をポッと紅らめた。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

家が貧乏なのがコンプレックスのロン、温かい家庭(しかも魔法使いの家庭)を初めて見て、心の底から褒めるハリー。最高よ

「モチのロンさ!」

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

この台詞って原文やとなんて言ってるんやろと気になって調べた。”Of course I am!”らしい。
原文はふざけてるわけでもないので、この訳には賛否両論あるそうやけど私は好き。いかにもロンが言いそうで、イメージできるから。
私けっこうロンのこと好きだな…

──ダンブルドアのペットの鳥が、自分以外にはだれもいないこの部屋で死んでしまったら、万事休すだ。僕はもうだめだ。──そう思ったとたん、鳥が炎に包まれた。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

このシーン、ハリーが気の毒すぎて面白い

「そうでしょうとも。襲われた人たちの友達が、一番辛い思いをしてきたことでしょう……。」

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

厳格なマクゴナガル先生がたまに見せる優しさとか情の深さ、毎回ジーンとする。クィディッチに本気なとこも大好き

「ジニーは無事だ!ここにいるよ!」
ロンが、胸の詰まったような歓声を上げるのが聞こえた。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

ハリーが戦っている間ずっと、岩を動かして帰り道を作っていたロン。
妹のことが心配でたまらなかっただろうに、がんばったねえ君は最高のお兄ちゃんだよ

「苛酷な試練じゃったろう。処罰はなし。もっと年上の、賢い魔法使いでさえ、ヴォルデモート卿にたぶらかされてきたのじゃ」
「安静にして、それに、熱い湯気の出るようなココアをマグカップ一杯飲むがよい。わしはいつもそれで元気が出る」
ダンブルドアはキラキラ輝く目で、やさしくジニーを見下ろしていた。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

このダンブルドアのやさしさ…
自分は何てことをしたんだ、絶対退学だと絶望してたジニーを一気に安心させる言葉。

「ご主人様が投げてよこした。ドビーが受け取った。だからドビーは──ドビーは自由だ!」
「ハリー・ポッターは、ドビーが考えていたよりずぅっと偉大でした」

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(静山社)

ドビーが靴下をもらう、映画でも好きなシーン。ドビーの喋り方可愛い。
映画では日記に挟んでるけど原作では靴下の中に日記をつっこんでるんよな…汚いね…

「もし、もし?聞こえますか?僕──ハリー──ポッター──と──話したい──の──ですけど!」

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

大声すぎてバーノンおじさんと怒鳴りあうロンが面白すぎて、んふふって笑ってしまう。そんで怒られるハリー(とばっちり)

「ねぇ、ロンドンまでいくらかかるの?」
「十一シックル。十三出しゃあ熱いココアがつくし、十五なら湯たんぽと好きな色の歯ブラシがついてくらぁ」

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

夜の騎士バスのオプションかわいい。こういう細かい設定好き。

「ハリー、ほんとにおばさんをふくらましちゃったの?」
ハーマイオニーが大まじめで聞いた。ロンが爆笑した。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

3人の関係性いいな〜仲良し

ハリー、ロン、ハーマイオニーは一番最後まで拍手し続けた。ダンブルドア校長がまた話しはじめると、ハグリッドがテーブルクロスで目を拭ったのを三人はしっかりと見た。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

『秘密の部屋』でハグリッドの退学は冤罪だったと判明して、今回先生になれた。ハグリッドはどんなに嬉しいか…そりゃ泣くわ。

「せんせーい」「ウィーズリーが僕の根をめった切りにしました」
「ウィーズリー、君の根とマルフォイのとを取り替えたまえ」
「先生、そんな──!」

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

かわいそうなロン…
マルフォイが憎たらしいけど面白い

ウッドがハリーに向かって飛んできた。涙でほとんど目が見えなくなっている。ハリーの首を抱きしめ、ハリーの肩に顔を埋めて、ウッドは止めどなく泣きに泣いた。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

ウッドは賢者の石からずっとクィディッチに真剣で、卒業前に優勝してほしかったからほんまに嬉しいね。この時のメンバーが一番好きだな。

「信じてくれ、ハリー。わたしはけっしてジェームズやリリーを裏切ったことはない。裏切るくらいなら、わたしは死を選ぶだろう」

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

シリウスが好きすぎる。映画のゲイリー・オールドマンがハマり役すぎて最高やった。一人称“わたし”なとこも育ちがいいのがわかるね(家族は最低でも)

「もう一人の子は、ロンはどうした?」シリウスが急き込んで聞いた。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

早く逃げなあかんのに、人のことを心配する優しすぎるシリウス

「やりました!」ハリーが息せき切って話した。
「シリウスは行ってしまいました。バックビークに乗って……」
ダンブルドアは二人ににっこりほほえんだ。
「ようやった。さてと──」ダンブルドアは部屋の中の音に耳を澄ました。「よかろう。二人とも出ていったようじゃ。中にお入り──わしが鍵をかけよう──」

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

ダンブルドアの優しい言葉うれしい。
映画では「なんのことじゃ?」ととぼけた返答やったの、個人的に残念ポイント。ちゃんと褒めて〜

ハリーは封筒の中をよく探した。もう一枚羊皮紙が入っている。急いで読み終えたハリーは、まるでバタービールを一本、一気飲みしたかのように急に温かく満ち足りた気分になった。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(静山社)

ただのホグズミード許可証ではなく、シリウスが“名付け親”としてのサインをしてくれたこと。ハリーが楽しく学校生活を送れるように気にかけてくれたこと。全部嬉しいね
バタービールを一気飲みって、ハリーポッターでしか通用しない例えやのに想像できるのすごい。

「いただこう──ありがとう、ウェーザビー君」
フレッドとジョージが飲みかけのお茶に咽せて、カップの中にゲホゲホ咳込んだ。パーシーは耳元をポッと赤らめ、急いでヤカンを準備した。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

基本パーシーそんな好きじゃなくて、ウィーズリー家では圧倒的に双子が好きなんやけどこのパーシーはなんかいいよね。無垢な新卒の感じでてる

「おい、黙れよ、ウェーザビー」

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

いじれる要素があったらすぐいじるフレッド。

「クリスマス・プレゼントは、なしだよ」
ハリーは万眼鏡をロンとハーマイオニーの手に押しつけながら言った。
「しかも、これから十年くらいはね」
「いいとも」ロンがにっこりした。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

ロンよりお金持ちなことを気にして、でもなるべく傷つけないように気を遣わせないように買ってあげるハリー。いい友達だねぇ

「家を出るときにおまえたちにガミガミ言って!」
おばさんはすすり泣きはじめた。
「『例のあの人』がおまえたちをどうにかしてしまっていたら……母さんがおまえたちに言った最後の言葉が『O•W•L試験の点が低かった』だったなんて、いったいどうしたらいいんだろうって、ずっとそればっかり考えてたわ!ああ、フレッド……ジョージ……」

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

結婚もしてないし子どももいないのに、ウィーズリーおばさんの気持ちが痛いほど分かって感情がギュゥ〜ってなる。電車で読みながら泣きそうになった

「おはよう」ハーマイオニーは、ナプキンに包んだトースト数枚を持ち上げて見せた。「これ、持ってきてあげたわ……ちょっと散歩しない?」
「いいね」ハリーはとてもありがたかった。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

ハーマイオニーみたいに、相手の気持ちを考えて行動ができるようになりたいな

「ロンがいなくてさびしいくせに!」ハーマイオニーがいらだちもあらわに言った。「それに、私にはわかってる。ロンもさびしいのよ──」
「ロンがいなくてさびしいくせにだって?」ハリーが繰り返した。「ロンがいなくてさびしいなんてことは、ない……」
真っ赤な嘘だった。ハーマイオニーは大好きだったが、ロンとは違う。ハーマイオニーと親しくても、ロンと一緒のときほど笑うことはないし、図書室をうろうろする時間も多くなる。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

このへん辛い〜ハーマイオニーもさびしいんだよ〜仲なおりしてよ〜
ロンのことが好きやのに、孤独なハリーと一緒にいるの、ほんまにいい友達だ。

ロンがおずおずとハリーには笑いかけた。ハリーも笑い返した。
ハーマイオニーがワッと泣き出した。
「なにも泣くことはないじゃないか!」ハリーはおろおろした。
「二人とも、ほんとに大ばかなんだから!」
ハーマイオニーは地団駄を踏みながら、ぼろぼろ涙を流し、さけぶように言った。それから、二人が止める間もなく、ハーマイオニーは二人を抱きしめ、今度はワンワン泣き声を上げて走り去ってしまった。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

こんなん泣いちゃう。
ロンの感想が「狂ってるよな」なの、おまえ〜っと思うけどロンらしいな。

「ドビーはハリー・ポッターさまに会いたくて会いたくて。そうしたら、ハリー・ポッターはドビーめに会いにきてくださいました!」
ドビーはハリーから離れ、二、三歩下がってハリーを見上げてにっこりした。巨大なテニスボールのような緑の目が、うれし涙で一杯だった。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

ドビーかわいい。だいすき。
映画では秘密の部屋と死の秘宝しか出てこなかったけど、実は何度も会ってたんよ〜と映画派の人に言いたい。ここもやってほしかったなあ

「ドビーはごめんなさいなのです!」
「ドビーは、ただ、ハリー・ポッターに『クリスマスおめでとう』を言って、プレゼントを差し上げたかっただけなのでございます!」

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

ドビーかわいい。
ごめんなさいなのです!ってなに、かわいい。

「くよくよ心配してもはじまらん」
「くるもんはくる。きたときに受けて立ちゃええ。ダンブルドアが、おまえさんのやったことを話してくれたぞ、ハリー」
ハリーを見ながら、ハグリッドの胸が誇らしげにふくらんだ。
「おまえさんは、おまえの父さんと同じくらい大したことをやってのけた。これ以上の褒め言葉は、おれにはねえ」

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

雑で不器用なとこが目立つハグリッドやけど、ハグリッドやからこそ沁みる言葉もあるね。本心からの言葉って感じ

ロンはなにやら内心の葛藤に苦しんでいるような顔をした。クラムが歩き出したとき、ロンが突然さけんだ。
「サイン、もらえないかな?」

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

『炎のゴブレット』のなかで、ロンは精神的に成長したなぁと感じる。ハーマイオニーもクラムも、それぞれ嬉しそうにしてるのも印象的

「ハリー──ありがと」ジョージがもごもご言う隣で、フレッドが猛烈にうなずいていた。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(静山社)

三大魔法学校対抗試合の賞金の使い道、ハリーらしいしすごくいい。ロンにドレスローブを頼むところもいい。


続きはまた追加してきいます〜
自分の記録用に。