猛暑の夜にイラッとした話 ^^;
九條です。
連日異常な猛暑が続いていますね。残暑厳しいですね。この暑さで私は溶けてしまいそうです。^^;
さて、昨夜21時過ぎ。私は近所のスーパー(L○FE)へ買い物に行きました。大都会のスーパーなので、この時間帯でもお客様は結構いらっしゃいます。
大阪市内のスーパーは、大手だと23時や24時まで営業しています。中小でも24時間営業をしている名物スーパーがあります。^_^
閑話休題。
私はレジで精算を済ませた後、いちばん端のサッカー台へ移動して商品をマイ・エコバッグに入れようとしました。すると、私が向かったそのサッカー台(サッカー台A)の片隅に1台のスマートフォンが…。
その時、サッカー台Aには私以外にお客様はいませんでしたので、そのスマートフォンは誰かの忘れ物だと思いました。
私は周りを見渡して持ち主らしき人がいないことを確認し、そして店員さんを探しましたが、あいにくそのタイミングでサッカー台の周辺に店員さんは見あたりませんでした。
仕方なく私はその場からいちばん近いレジ担当の女性に(そのスマートフォンを指さして)、
「すみません。あの〜、このスマホ、たぶん忘れ物だと思います」
と声をかけました。
すると、私がいたサッカー台Aの隣のそのまた隣のサッカー台(サッカー台C)にいた30代半ばくらいの男性(外見はネット上で「チー牛」と言われているキャラクターのような雰囲気の人/ですからここでは仮にCowさんとします)がやって来て、
「あっ、ほんまや!」
と。
そのCowさんが来て立った場所というのは私の目の前で、私と私が声をかけたレジの女性との間でした。
すなわち、そのCowさんは私とレジさんとの両者の視界を遮る位置に立ったのです。そのことによって、レジさんからは私の姿が見えない状態となりました。
私はCowさんに対して心のなかで、
「何なんだ、君は。邪魔ッ」
と思いましたが、口には出しませんでした。
私は仕方なく(そのCowさんを無視して)レジさんにもう一度、
「すみません、ここにスマホが忘れてあります」
と声をかけました。レジさんは一旦レジを休止して出てきてくださいました。
すると、なんとCowさんはそのスマートフォンを手にとって、出てきてくれたレジさんに、
「これです、これ、忘れ物」
と言って手渡しました。レジさんは私に、
「ありがとうございます。お預かり致します」
とお礼を言ってくださいました。Cowさんには「どうも」とだけ。^^;
さて、私がこの出来事でイラッとした点は…
という3点です。
このCowさんが幼稚園児や小学生であったならば充分に理解できます。それは子どもにはありがちな行動だと思います。
しかし社会経験があり、その社会経験によって思慮分別のあるべきいい歳こいた大人が、このように周りの状況が把握できなくて、他者との心理的距離感が狂っていて、他者への配慮ができなくて、その上に1つの事象についてさまざまな事態の展開があり得る事をも想定できないとは…。
SNSでの攻撃的かつ極めて不適切な発言がもとで、ここ数日、芸能界やネット上を騒がせているあの女性も然り(彼女は芸能界から排除されつつあるようですがそれは自業自得、当然の報いだと私は思います)。
いい歳をしていったい何を考えているのか(たぶん何も考えていない)。
どうしてこのような幼稚で、衝動的で、理性のない出来損なった大人が出来上がってしまうのか。なぜこのような人がいまの世の中に増えてきているのか。
社会が病んでいるのでしょうか、それとも人類の劣化が始まっているのでしょうか…。
私は、このような迷惑な(オカシイ)人をも「多様性」の名のもとに(または「個性」だとして)擁護するような社会は、それは自由な社会ではなくて秩序無き社会であり、そのような社会は歴史に鑑みて、やがて崩壊するのではないかと思います。
健全なる社会とは(たとえ成文法には反していなくとも)、倫理的・道義的・人道的に問題があれば「駄目なものはダメ」「おかしい事はオカシイ」と、その社会を構成している多くの人が、個人および自らの社会全体におけるその誤り(認知の歪み)を糺して行けるような、そのような強力な自浄能力を持った社会であると思います。^_^
©2024 九條正博(Masahiro Kujoh)
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