それなりにOK/小匙いち(2024/03/11の日記)
朝から体調が悪く寝ていた。やることが多くて押しつぶされるような具合で体調を崩したのだった。
午前中を寝て過ごし、それでもまだ動き出せない。ポルノグラフィティを流してようやく動き出すことができた。ポルノグラフィティは自分にとって血液のようなものなので、良い。
曲を聞きながらノートにショートショートを書き殴っていたら元気が出てきて、中華雑炊を作って食べた。優しい味がした。
冷蔵していた米を水に浸し、中華ペーストを入れてレンジでチン。頃合いを見計らって卵を入れてまた少しチンするだけ、という、作り方の正解のわからない料理。わからなくても美味しかった。食べる時に少し塩を振りかけた。
午後、流石に外に出るくらいはしないとと思い散歩に行った。せっかく外に出たのだから買い物でも、と思ったが、何か食べる気にもなれず、財布を握りながらスーパーを歩いて、結局家に戻った。
その後は歌集を何冊か読んでノートに感想を書いて、自分でも短歌をつくった。
そして今はカレーを煮込んでいる。
こうして1日を振り返ると、何もしていないようで動きはあるのだなと気づく。今日の予定は次の休みに繰り越しだが、今日やったこともそれなりにOKと思える。
カレーは、炒める工程を省いてみた。その分5分長く煮込むことにした。あと8分半。どうだろうと鍋の蓋を開けてみると、玉ねぎが半透明になって揺れていた。
〜〜〜
一昨日、短歌がまた雑誌「群像」に掲載されていたのを確認して、短歌のことが一段と好きになった。
私は世界と繋がってる感覚を日常で感じることが少ないので、見つけてもらえると嬉しい。
その時、「つまりは小匙いちだな」と感じたのだが、今、それが何を指しているのか思い出せない。
小匙は、塩だと意外としょっぱい。醤油もそう。砂糖なら少なく感じるし、酒や味醂も大匙の方がやりやすい。そもそもどのくらいの総量に対しての小匙なのだろう。
思い出したら今度こそ書き留める。小匙いちのなにが私の腑に落ちたのか。
後2分半で、カレーの火を一旦止める。
ヤガテシモ、ヤガテシモって手を振った夕日はそれより大きく振れた/髙山准#tanka #短歌
— 🧊髙山准 (@m99ejxj) March 10, 2024
『群像』2024年4月号の #群像短歌部 第10回テーマ「やがて」にて、一首選んでいただきました。木下龍也さんありがとうございました。緻密に読み解いてもらえて嬉しいです。 pic.twitter.com/B3emNg7Kaa
[きょうの料理]
チキンカレー(本当に何年かぶりに甘口を作ります)
レンコンの炒め物
チーズ
ゆで卵も作ろうかと思うのだけれど悩んでいる
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