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2024年9月に読んだ本(小説以外)

【漫画】

阿賀沢紅茶『氷の城壁』(ジャンプコミックス)13巻
雨宮くんが別人かな…?と思ってしまうほど嬉しそうだったのがよかったなあ、赤面氷川さんもたっぷり堪能。良き。

原作:「きみの色」製作委員会 漫画:鈴木小波『きみの色』(角川コミックス・エース)1巻
コミカライズもすごくよかったです、トツ子が感じている「色」がカラーで表現されていてとても素敵でした。作永さんや影平くんの心情がより深く伝わってくる内容になっているのも好きでしたね。「きみの色」は映画、小説、漫画、そして音楽…どれもそれぞれの良さと楽しさがあってとても良きです。

原作︰「きみの色」製作委員会 漫画:鈴木小波『きみの色』(角川コミックス・エース)2巻
1巻に引き続きじっくりこの作品の世界を楽しめるのが良きです、水金地火木土天アーメンが出来あがるまでのトツ子の思考の流れが好きで繰り返し読んでしまう中毒性がある…。

紫のあ『この恋を星には願わない』 (it COMICS)3巻
わあ…だいぶ感情があちこちに重たく行き交っていてとてもよかった…幼なじみの関係がどこまで続いていくのか見届けたい。瑛莉の不器用さが途方もなく好き。

寺坂研人『グリーングリーングリーンズ』 (ジャンプコミックス)2巻
おもしろかった…!バーディーってそういう意味だったんだなあ。八枝崎くんが自分の理想に向かってどう挑むのかワクワクドキドキが止まらなかった…堪らない…。なんなんだろうこれは…『グリーングリーングリーンズ』とてもおもしろい……。

寺坂研人『グリーングリーングリーンズ』(ジャンプコミックス)3巻
3巻もすごく夢中になって読んだ、ほんとに最終巻なんですね……最終巻なの信じたくないなあ…読み終わった今も胸が熱い…。
努力を続けなければ目指す場所や理想の自分には辿り着けないスポーツの世界、そこに辿り着くために強い気持ちを持ってこれからも八枝崎くんや王賀さんは真っ直ぐに進んでいくんだろうなあ…。出会えてよかった作品。

池辺葵『ブランチライン』(フィールコミックス)6巻
ああ…山田くんと武人さんのやり取り好きでしたね…冒頭のお話からしみじみよかった…。例えそこから離れてしまっても気付かないかたちで背中を見守ってくれる人がいるということにグッと温かなものが込み上げてきてしまった…。『ブランチライン』ようやっと最新刊まで追いつきました、とてもいいシリーズ。

郷本『破滅の恋人』 (楽園コミックス)2巻
相変わらず独特の余韻が感じられて好きな作品、7話のお話が時にお気に入り。幽霊屋敷に住む彼女の過去が垣間見えたことや、ありすの習い事への想いが良きでした。今後も楽しみにしている作品。

池辺葵『私にできるすべてのこと』(文藝春秋)
SFな世界観のお話だと思っていなかったので驚き…。ヒト型AIが社会に溶け込んだ世界、共に歩みながら人の営みを静かに観察する和音の優しいまなざしがとても…。1冊完結で忘れがたい余韻を残す感じでしみじみと好きでした。佐藤さんが賑やかで好きでした…(笑)

眞藤雅興『ルリドラゴン』(ジャンプコミックス)2巻
2巻もおもしろかった…! 自分の体質と少しずつ向き合いながら周りのクラスメイトと交流を広げていく青木さんの日常を楽しく読みました。あのお弁当一緒に食べる場面が特に強烈だった…。

【歌集】

「月のうた」(佐右社)
短歌アンソロジーシリーズ第二弾と言っていいのかな…?歌人100人がうたった『月』の100首がおさめられた短歌アンソロジー。前田康子さん、吉岡太郎さん、枡野浩一さん、井上法子さん、橋爪志保さん、小島なおさん、の短歌が特に印象強く心に残りましたね。

【画集】

『tabi画集 Mirage』(玄光社)
tabiさんの絵、どれも穏やかさが宿っていてとても好き。