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百舌鳥夜話(5thNight)泣き面に蜂? そそり立つ四十路の壁

描いた夢と そこにある今
2つの景色見比べても
形を変えて そこにあるのは
確かな1つのもの
  2005年 ロードオブメジャー「心絵」より

普段"昔話系note"を書いてる百舌鳥が、夜な夜な最近のコトを書き連ねる夜話。

第5夜になりました。

シルバーウィーク明けに、突然右足の甲に痛みを感じました。
なんだろなー怖いなーと思いながら湿布を貼り続けて1週間。

全っっ然良くならない。

痛くてマトモに歩けず席を譲られるホドだ。

「そんなん、早よ病院行け」と思うでしょう。
そこに職業の悲しい実情があります。

何度かお話ししてる通り僕は医療関係なので確定休はカレンダーの赤い日、つまり日祝。
あと、平日に選べない不定休があるカンジ。

そう、自分が休みの日は病院もお休み。

更に追い打ちを掛けるようにその不定休は病院も休診日だったりして。

ここまで来ると残念なヤツだな自分。

やっと行けたのは痛くなってから12日後でした。

レントゲンを撮り、異常なし。ホッと一安心。

次にされたのは「エコー検査」
ヌルヌルした液を塗られて皮下を見るアレ。

足に? と思ったら先生から一言。

「これは腱鞘炎ですね」

腱鞘炎って手や手首でなる印象ですよね?

まさか足とは。よりよって右足かよ。

とりあえず痛み止めの漢方薬と大量の湿布を処方されました。

右だと困る理由は運転。

クルマの運転は仕事に不可欠だ。
だが仕事の日はここ毎日、少なくとも9時間はクルマ乗っていて休みの日も運転するコトが多い。
走る距離は1日平均90kmで…5日で450km。
稼働日換算(月平均約21日)だと1890km。

…相当な距離だ。
そんだけアクセル踏んでたら…なるのかなぁ。

それで原因になるものを調べてみた。

画像1

※とあるサイトから拝借しています。


ムムッ!?


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(´・ω・`)ションボリ

遠くから見ていた四十路の壁は、
近づくに連れその巨躯を顕にしていく。
壁の麓に着いた時見上げると、
まるで雲を突き抜く程、途方もない高さだった。

現在40ジャストの自分だが、ここ2年くらい前から大きな減衰を度々感じていました。

・筋肉痛が3日後、しかもかなりツラい。
・お酒が極端に弱くなった。
・今まですぐ記憶出来た数が、めっきり減った。
・白髪がメッチャ増えた。
 (ヒゲが白くなってた時は凹んだ)

四十路ってこんな分かりやすい落ち方すんの?

心技体全てにバーンダメージを与えてきやがる。

これで厄年とかどうなっちゃうんだろう。

こいつぁとんでもない災厄なんじゃないかと、もはや恐怖でしかない。

画像3

※画像はイメージです。

現在アラフォーの皆さんは、どうなんだろう。
ここを乗り越えた先輩たちは、どうなんだろう。

いや! 自分が日頃色々サボってただけで、
世間一般ではそうでもないかもしれない!

であれば、努力で取り戻せる!!


そこで、よく話す年上の先輩に聞いてみた。

百舌鳥「実際、どうでしたか?」

先輩「結構来たねぇ…百舌鳥くんも気を付けな」


チクショオオオォォー!!

画像4

不可避かよ!

いやいや、これはあくまで一例に過ぎない。

考えてもみろ…三十路の時周りが「ガタが来た」と言っている傍らで、自分は然程衰えなかったではないかと。

その理由は2つ。

1.定期的に"泳いでいた"から。

僕は5歳から16歳くらいまで競泳をしてました。
いわゆるスイマーです。
30過ぎまではたまに近くの市民プールで泳ぎに行ったりもしてました。
水の中が好きってのもあります。

その昔取った杵柄のお陰で元の代謝が高く暴飲暴食に走っても太らない。
特に20代はナニしても体重の上限は50kg、むしろ減るのはすぐ…と云う人によっちゃ腹立たしい体質でした。

2.ずっと接客業だった。

立ち仕事だからと云うのもありますが、就いた仕事によっては"四六時中大きな声で元気よくハキハキと喋っていた"ので顔の筋肉も使うし発声によって自律神経も整ってたんでしょう。
なにより自分の全部を使ってゲストに喜んでもらおうってカンジでしたので、知らず知らず若さが維持出来ていたんだと思います。
接客業=若さ維持ではないが、自分の仕事がたまたまそうだったんでしょう。

今となっては泳ぐなんて全く出来ていない。
接客業でもなければ、仕事中ほとんど人と話すコトがなく、クルマ移動だから運動量も低め。

こりゃあ…必然だ。

子どもの頃に40歳と云えばかなりのオジサンだった。それは嫌だと思っていたはずなのに。

実際はどうだ。
そこまで大差ないカンジがする。
それに、思い描いたイメージ通りに出来ないコトの方が多いではないか。

さすがにマズいぜ。

なので、ただでさえ時間が無い中で少しでも体力的なアンチエイジングだけでもします。
幸い、筋トレ関連の器具を持ってるので久しぶりにやってみよう。


何年も前に書いた記事を読み返していた時に、
三十路の時のコメントがある。

「男は30歳から」と云う、
オレには言い訳がましくも聞こえる。
男は30からすべからく魅力的になるのか。
オレはそれについては否定的だ。

20代で培ってきた物が熟成されて30歳から味を出してくると云う意味での「〜から」であって、
20代に苦労も何も蓄積してないようなヤツが
30になったからって何者にもなれやしねぇ。
特に男はな。
               2010年3月19日

三十路で衰えが無かったのはこう云うコトで
四十路に衰えが来たのはそう云うコトかと。


これから三十路、四十路を迎える方たちに言っておいた方が良いかもしれない。

「衰えに気付いた時はかなり凹みます(笑)」

時が止まるワケのないこのセカイで、
替えの利かないそのカラダで
ずっと生きていくのだから。

カラダとココロを気遣うのはとても大事。

結論。

い の ち を だ い じ に


追記
母が体調を崩してしまい今朝奥さんに言ったそうだ
「70歳になった途端、ガクンと体力が落ちたわ」


70にも壁があるのかよ!!

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