「肌に何もない」人を目指すには横着すれば良い
以前友人に「肌に何もないじゃん!」と褒められたことがある。
またある人には「伊沼さんって横着ですよね」と言われたことがある。
他者の評価は自身の評価より当を得ていると聞くので、きっとどっちも合っているのだろう。
今回は横着説に関連づけながら肌に何もないことにフォーカスしていきたいと思う。
横着にフォーカスすると今後女の子と遊んでもらえなくなりそうなので話しません。
肌に何もない人間のやっている横着な行動集。
はじめに
初っ端こんなことを書くのは元も子もないが、肌質は8割遺伝だと考えている。母と祖母の肌には割と何もない。学生時代日焼け止めを塗らずにアウトドアスポーツをしていた母であるが、しみは本人が気にしているほど目立たない。
ありがたい遺伝を享受しつつ、それでも肌に寄与している可能性のあるものを3つ紹介する。
1.肌にかける工程を減らす
洗顔
横着な私は基本面倒なことはしたくない。
そもそも手と体と顔のソープを分けることすら面倒くさい。そのため基本身体は全て固形石けんで洗っている。そして顔は化粧をしていたらクレンジング+石けん、ノーメイクの場合はお湯をかけるのみ。
風呂上がりは何もつけないことが5割、化粧水のみ4.5割、美容液やらクリームやらは20日に1回つけたら偉い。洗顔して皮脂を落としてまた保湿するのが面倒、それなら落とすのは最低限にしたら保湿なしで良いのでは?という精神。そのため3年前に買った化粧水が使いきれず、泣く泣く廃棄した。
昨年度は美容パックをストレス発散を狙って購入したものの、開ける手間、広げる手間を考えるとやりたくなくなる。まだ十数枚残っている…使わねば。
朝は電気ポットで湯を沸かしたついでのお湯で顔を洗う。
化粧
これもただの横着なのだが、化粧の下地はミノンのブライトアップベースと無印良品のルースパウダーのみ。ルースパウダーは3回に1回サボります。下地を2、3年使い続けているが、それが一番肌に悪い気がする。
ファンデーションは3年半前に試供品でもらった0.5gが使いきれず。あまりにクマがひどいときにしか使わない。
コンシーラーは欲しい欲しいと思いつつ、朝に化粧する時間がこれ以上増やせるとは考えられないため買ったことがない。
薄くしか塗らないから落とすときも低刺激で済むのだと信じている…。良い常在菌も残していきたい。
2.米の研ぎ汁発酵液をつける
字面が怪しい。
これはその名の通り、米の研ぎ汁を発酵させたものだ。
米(減農薬か無農薬のものが望ましい)を研ぐときに捨てる白く濁った水をペットボトルにとっておき、塩(粗塩等ミネラル含有タイプ)と黒糖(粗糖)と混ぜて暖かいところに2日放置。ペットボトルを空けるとあら不思議。炭酸のようにシュワシュワした液が出来る。
私はこれを顔につけているが、植物にあげたり掃除用スプレーにしたり色々な使い方があるらしい。ちなみに飲むと独特のにおいと若干の酸味がある。まずくはないが美味しくもない。
父親がつくっていて勧められたのだが、これが侮れない。しっとりするのにベタベタしない。保湿クリームはベタベタするのが苦手であるが、発酵液はしっとりかつサラサラでちょっとよく分からないけれどすごい。ご飯の副産物、驚きのパフォーマンス。
500mlが50円とかでつくれると考えると、基礎化粧品買えなくなってしまう。実際今家に化粧水が無い。
作り方知りたくなったら声かけてください。父が教えに行きます。
3.腸内環境が荒れそうなものを控える
私の場合、糖分と脂質摂り過ぎで肌が荒れる。チョコレート、ケーキ、アイスクリーム、食べ放題は美味しいし好きだけどツケが回ってくる。
最近は食べるもので肌の調子や身体の軽さが変わってくるのを感じている。
身体が軽いと気分が良い。そのため豪勢な食事は週一程度にし、一人で食べるときは質素かつ満足のいく食事を心がけている。
私はケチなので、自分の納得できるラインでコスパの高い食材を買う。こんな感じ
豆腐、納豆、豆乳、おから、金時豆等
卵(平飼いが理想だがあまり売ってない)
海草(わかめ、味無しもずく、ねばる系昆布)
旬の野菜
干ししいたけ、ひじき、切り干し大根、高野豆腐
さば缶、いわし缶
添加物の少ない調味料(本みりん、醤油、味噌あたりは要確認)
粗塩、粗糖
5分づき米
ぬか漬け(実家にぬか床忘れて泣いてる)
調味料は安い価格帯の2、3倍のものを買っている。良い調味料を買うと、シンプルな工程の料理が美味しくなって結果的に手間が省ける。
野菜も旬のものは安く、塩をかけるだけで美味しい。
肉や魚はひとり暮らしだと調理の煩雑さに対して実食での感動が割に合わないのであんまり好きじゃない。油ものの洗い物も手間の一つ…横着…。今は蒸し料理に挑戦したいと思っている。楽で美味しそう。
市販のお弁当より安く済んで安全なもの、かつ面倒でないもの、かつ私の胃に優しいものたち、結局和食なのである。
大豆製品の安さと栄養価と大体そのまま食べられる点には毎度感服である。ありがとうございます。
以上のような食材で食事をしていると肌荒れが治る。
それと日頃食材に投資すると薬と病院がいらなくなる気がする。毎日元気。病院に通う時間やネガティブな気持ちも不要。結果的に安く済む。
油と糖と書いていたが、グルテン(小麦)とカゼイン(乳)を減らすことも腸内に良いらしい。
でも私はアイス大好き!上のようなことを書いているが、買い物に行くと質素食材+アイス1個を購入することが多い。ハーゲンダッツを買うようにすれば購入回数が減るだろうか。
キツく制限すると爆発するので、食にこだわるのは自分が楽しくできる範囲と決めている。
プラスの消費が必要か考える
肌に何もないは横着の賜であった。
ここで、横着するための視点を、買う/買わない でみていきたい。
買って(ものを増やして)横着する
掃除ロボを買って掃除を楽に
除菌シートを使って机拭き、台ふきんを洗う時間を削減
ドレッシングを買って調理時短
まつエクをしてビューラー無しでもパッチリ睫毛に
買わなくなって(ものを減らして)横着する
化粧品を減らして化粧の工程を削減
掃除洗浄剤を統一化
アクセサリーや服を整理してコーデパターンを決めてみる
私は圧倒的に買わなくなって横着派。基本的なものからいかに選択肢を増やせるかに興味がある。また、なぜそれが必要と考えているのか?を突き詰めると、意外と無くても平気なものが見つかって楽しい。
合う合わないが分からない内に、楽をしたいから、皆が良いと言っているから、お店の人に勧められたから、を理由に消費行動に出るのは私はちょっと違うなと思う。
消費の瞬間は快感だけど、それがずっと家にあって、もう手放せなくなってしまっても、期限切れで捨てねばならなくなっても、苦にならないかを考えてから買うようにしたい。
これからも存分に横着して元気に過ごすぞ!!
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