見出し画像

就活で50社以上落ちたって話。

こんにちは。まんじゅうです。
今回は、8月も終わりになるし就活生は毎年で出来るってわけで
自分の就活話を落っことしておこうかなってことで、書いていきます。
ちょうど就活を終わらせたのがこのころだった気がするしね。
今回から書き方を変えてみるから、読みやすい・読みにくい
意見があったり、改善点があるならコメントください。


1,50社以上落ちた話。


自己紹介を見てもらえればわかるんだけど、僕は専門学校に行ってて
ゲーム制作の事を勉強していた。
ゲーム制作の事勉強しているし、ゲームを作ることは面白かったから
ゲーム制作会社に就職したいって思うのは当然だよね。
だから、僕の就活はゲーム会社を中心に受けて行ったんだ。

ところが、ゲーム会社の就活ってのは世間で言われている通り
簡単に通るわけではない。
ゲーム会社への就活って重要視されているのは
「何かに特化・突出したスキルがあるか」ってことと、
「突出したものはないが、全体が高いレベルでまとまっているか」ってことだと僕は就活をしていて思ったし、今でも思っている。

あいにく、僕はどちらも持っているといい難く
実力は学校内で平凡かそれ以下だったし、知識もあったけど豊富とはいいがたかったから自分の気持ちが先行していって熱意はあるけど
実力がない就活生になってしまったんだ。

その状態で就活していたもんだから僕は、ゲーム会社から50通の
お祈りメールをもらったんだ。今でもメールBOXに残ってたかな?
今では、就職できて一応はプログラミングをする仕事・エンジニアをして
生活しているから笑い話のように過去のことにできているけど
就活していた当時はとても辛かったことを覚えている。

2,どうやって就活終わらせたの?


これは、もう他人から見たら妥協にしか見えないと思うんだけど
就活の軸を変えてみたんだ。

僕は、何が好きでこの学校に入ってきたのかってことを思い出してみた。
専門学校に入ったのは元々、動画編集ソフトのプラグインを作りたくて
そこで初めてプログラミングに出会ったんだ。

初めてのプログラミングは訳がわからなくて、
頭をひねることにはなったけどそれでも初めて"Hello World"って出たときは
とてつもなくうれしかったことを今でも覚えている。

だから今ゲーム会社には就職できなくても、プログラマーや
エンジニアとしてコードを書いたりプログラムを使ってモノづくりが
できるような職に就きたいと思ったんだ。

最近では、起業だったりフリーランスだったりってのも可能だろうけど、
さっき書いた通り僕には実力がなかった。
だから、今までやったことのなかったWeb系のアプリや
いわゆるIT系と呼ばれるような仕事をしている会社も
応募してみることにしたんだ。

そうしたら、ゲームでは1次面接で
落とされることがほとんどだったけど
最終面接まで行けるところも少なくなかったんだ。
50社落ちた僕からしたら、最終面接に進んだだけでも
結構メンタルが安定したことを覚えている。
ただの思い出の美化と 言われたらそれまでなんだけどね。
でも、視野を広げてみて就活をしてみたら今の会社に出会えたんだ。
確かに外から見た会社と内からみた会社では思っていたところと
実際のところでギャップがあったし、思っていた形と違う生活になっていることは自覚している。けど、今のところはこの会社に入ったことを後悔していないからいいかな~って思ってる。入社前と比べたら少しは
できることが増えたかなと思えるしね。
なんならJavaScriptにHTMLにCSSとPHP+Laravelと、半年間で扱える技術が
4つも増えた。成長率すごい。天才?(自画自賛しすぎ)

3,こんな僕からアドバイスするなら


ゲーム業界に落ち続けた僕の意見なんて参考にならないかもしれないけど、
なにか迷っている人がいてそんな人が少しでも救われたらいいと思って
書き残しておこうと思う。

まずはゲーム業界に行きたいなら。
これは業界に行った友達の特徴を並べていくよ。

1.何か技術的に突出していること
2.突出した技術を持っていないなら全体的にレベルが高いこと
3.とにかく作品を作って経験値を積むこと。

1つ目はなんでもいい。例えば、シェーダーが得意で
テクスチャの質感を自由自在にいじれたり、波の表現や
草の表現なんかは僕に任せてください!ってアピールするとか、
シェーダーできません!アニメーションできません!
でも、エフェクトのプログラミングと処理ならだれにも負けません!
とかね。

とにかく、自分の「得意」なところを必死に伸ばすこと。
自分のやりたいことよりも、いったん落ち着いて自分の得意を探してみて
「自分ってこういうものが得意だな」って思えることを探してほしい。
それが見つかったなら、とにかくその「得意」を伸ばす勉強をしてほしい。絶対に武器になるし特化している人材の方が
ゲーム業界には行きやすいと思う。

僕の友達のA君は3年生のときにシェーダーを触って
シェーダーを特化させようと伸ばしていって、ブラウン管テレビのような
表現をしたり、ほかの表現のサンプルを作ってポートフォリオで
アピールした結果、ゲーム業界に内定していった。
僕の目から見ても、シェーダーが得意だと認識できるぐらいに
扱いがうまかったので、学校やコミュニティで
「君、○○得意だよね」って言われるぐらいには武器を作るといいと思う。

2つ目は、「得意」はない・見つからないって人向けだと思う。
いろんなことがやりたくて、全部自分で開発したいって思う人。
アニメーションできる・エフェクトがつけれる・内部のプログラムも組める
でも、特化している人には負ける。って感じになるかもしれない。
こっちの人は2つやり方があると思っていて、
1つ目は今できることの中で一番できることを伸ばす。
2つ目はオールラウンダーを極めて「もう、あいつ一人でいいんじゃね?」ってところまで突き詰める。
1つ目は「得意」を捻出する方法な気がする。
2つ目は労力はとても大きいけど、将来的にすごい力を
発揮できるようになる。これは最強と言えるかもしれない。
正直な話、こっちのタイプは僕の友人でも1人しかいなかったし
その1人が学年のトップだったから本当に稀だと思う。
ただ、その人はみんながC言語の基礎的な事をやっているときに
自分でできることを進めていった結果、C言語のカリキュラムを終わらせてしまうような人だったから、その努力を継続できる人はなれる可能性はあると思っている。本当に稀だろうけどね。

3つ目は、1つ目・2つ目にも通じることだしどこに行っても通じることだと思う。とにかくやってみること。作ってみることは重要だと思う。
本当に何でもいい。ブロック崩しなどの調べたら出てくるような
ゲームを作ってみることもいい。この時に周りを気にしなくても良い。
X(旧Twitter)でHAL研究所の桜井さんも言ってるし、インディーズゲームを
作っている海外のクリエイターも言っている。
大きなゲームを作って途中で止まる開発が止まる・完成されられない
ぐらいなら小さなゲーム・簡単なゲームでいいから完成させるべきと。

僕は頭が悪かったから、在学中はこの小さなゲームでいいから
完成させるという意見を知らなかったし、簡単なゲームで成長しているのか
を疑ってしまって、継続させることができなかった。
でも、これの本当の意味はゲーム作りに慣れる・効率のいいゲームの作り方を発見するってことが本質だと思った。

なんでも、慣れないうちは目の前の事に精一杯になってしまって
広い視野で物事が見れないことが多いと思う。
でも、慣れてきたり数をこなしていくと目の前のことに精一杯にならなくてもちゃんと作れる・できるようになっていく。
そうなってきたら、全体を俯瞰して見れているだろうから
効率がいい作り方を考える余地がでてきたり新しいことに
チャレンジしたり、自分の得意だと思うことが
発見できたりするんじゃないかな。

人間のリソースは限られていて、コードが書けないなら
書けるようになるまで他のことはできなくて、
いっぱいコードを書くことで"慣れ"て余裕が生まれる。
リソースが他のことに使えるようになって新しいステップを
踏むことができるようになる。
賢い人は小学生とか中学生で気づいてて、勉強も部活もいろんなことを
小さくやっていくことができてるんだと思う。
ゲームが好きでさんざんチュートリアルとかをやってきたのに、
一番重要なことに気が付いたのは、立ち止まって振り返ってからだったのは
自分に落胆したけど、気づけるのと気づけないのとじゃまた違っていると
思うから今心にとどめておけて良かったと思ってる。

長々と書いてしまったけど、結局はやりたいことのために
今小さくても良いから行動できる人が最終的に業界への切符を
手に入れるんじゃないかな。
それができないなら、多分自分の夢は遠いままになってしまう。
人の事言えるほど、僕が偉いわけじゃないし頭がいいわけでもないけど
口うるさいと思ってもらって僕のことを嫌いになっても構わないけど、
これは間違ってないと思っている。今更気づくなんて遅いけどね。

まとめ

1.なにか自分の「得意」を特化させよう
2.「得意」がないなら全部を高レベルでできるように
3.小さなゲーム・簡単なゲームを作り続けよう

こんな記事、業界の人に見られたら怒られちゃいそうなので、
ひっそりと置いてあるぐらいにしたいかな。
今はWeb系エンジニアになった僕だけど、
個人でゲームを作ったり転職でゲーム業界に行くことはあきらめてないから
経験と技術を積み上げてどうにか狙っていきたいかな。
そのために、学生時代ちゃんとできたとは言えない積み上げることを
やっていこうと思う。UnityでもUE4でもDirectXでもいいから
なんでも作ってみよう。ゲームだけじゃなくて英語の勉強でも
他の勉強でも同じことだから。

以上です。長々とわかりづらい文章にお付き合いいただき
ありがとうございました。
またね。

イラスト:https://www.irasutoya.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?