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2月26日(月)朝。近況報告

※ サムネイルは今回服薬した薬のごく一部。

2月20日(火)深夜に自殺することを決め、よく切れるカミソリで腕を軽く何度か切りつけた後、「この薬だけは大量服薬しない」と決めていた薬を致死量飲んだ。
ハルシオンという睡眠薬とエチゾラムという安定剤をそこそこ飲んでも全く眠気が来ず、眠れない長い夜になんとも言えない悲しみを覚えたから、というのが自殺に踏み切った理由の一つかもしれない。
本気で死ぬつもりだったため、仲の良い友人たちにLINEやTwitterで最後の連絡をした。意外と連絡したいと思える人がいて、これから死ぬというのに少し喜びを感じた。

私が自殺に踏み切った一番の理由は以下のとおりである。

学生時代に仲良くしていた友人から久々に連絡が来たと思ったら、これから自殺するとのことだったため、すぐさま県外に住むその友人の元に駆けつけ、友人の話を聞き、時にくだらない学生時代の話なんかで2人で盛り上がって、折れそうな友人の心をなんとか支えた。
その後も仕事帰りに友人の元に駆けつけたり、休日もできる限り予定を合わせたりして、友人が自殺しないよう一緒に過ごした。

何故か私は昔から重い悩みを打ち明けられたり、自殺志願者から遺言を託されたりすることが多く、自殺に関してはこの1年間だけで私の知人が4人も自殺未遂している。
そんな環境に身を置いているため、嫌な言い方にはなるが、自殺したい、これから自殺する、自殺未遂をしてしまった、という緊急の連絡が来ても動じなくなったし、自殺を思い止まらせる決まり文句も持っている。その決まり文句は私自身にも効果があって、どんなに辛くてもアームカットなどの自傷行為をするだけで止まっていた。

しかし、毎日のように死にたがる人に寄り添っていると無自覚のうちに心が弱るのだろう。心に蓋をして見えないようにしていた希死念慮がワッと顔を覗かせた。そのタイミングで友人から「一緒に死のう」、「心中しよう」と何度か持ちかけられ、あろうことか私は「うん」と返事をしてしまった。
いくら仲が良いとはいえ、心中を持ち掛けられるなんて異常だし、それに応えてしまうなんてもっと異常である。自分はもう完全に頭がおかしくなってしまったと感じ、また、友人の自殺願望とは一切関係のない私自身の生活環境の変化(繁忙期の引越しなど)からくるストレスなどが相まって将来に絶望し、「もう死んでしまおう、死ぬしかない」と思い込み、大量服薬に踏み切ったのである。

その後、仕事や前々から予定していたほかの友人たちと遊ぶ約束を全てキャンセルして1週間ほど寝込み、徐々に精神が安定してきた。今まで無かった外出恐怖や対人恐怖の症状が苦しいが、近場であれば電車で移動できるし、外食もできるようになった。
今日は約1週間ぶりに出勤する予定である。

自殺はするもんじゃない。それでも、自殺未遂を一度でもしたことのある人間は何度でも繰り返すと身に沁みて理解しているため、私自身もこの先、また抱えきれない苦しみに襲われれば手段を変えて再びやると思う。
苦しみに襲われる度に死がよぎる人間にとって、死は救済とも言える。では、「この方法なら確実に死ねるだろう」と思っていた手段を用いても死ねなかった時、どう思うだろうか。
私の場合は、「もう生きていたくないのに、死ぬこともできない。どうしようもない」という前にも後ろにも進めない絶望感でいっぱいになった。
「いざとなれば死ねばいいや」という気持ちで日々を乗り切っていたのに、その死を取り上げられた絶望感。この絶望感と苦しみを私は言葉で言い表すことができない。

今はnoteを書けるくらいには復活してきているし、この経験を踏まえた創作もやりたいなと思っている。
note、140日以上毎日投稿していたのに、自殺未遂をしたために連続記録が途絶えてしまって非常に残念である。

今回の件で思い出したことがある。何故か私は小学生の頃から、当時の私からすれば重たい手紙(大好きだよ、うちら親友だよね?など)を何人かの女の子からもらうことが多かったし、人生で初めて遺言を託されたのも小学生の頃だったし(当時は母が携帯を監視・管理していたため、遺言メールを見つけた母が学校に通報してことなきを得た)、何かと女の子から依存されがちだった。私は誰かとベタベタするタイプではないため何故そのような対象にされるのか不思議だったが、親が過干渉だったため自他の境界線が薄く、それを機敏に感じとる子からしたら依存対象にしやすいのかもしれない。
今回の件も恐らくそうだ。友人が私との心中を考えるくらい共依存の関係になってしまったのだろう。
周りからの助言により今はその友人との連絡に返事していないが、頻繁にメッセージや電話が来ている。

しばらく大変な日々が続くだろうが、前向きに明るく楽しく生きていきたい。

大量服薬による症状や後遺症などについては、後日改めて書きたいと思う。

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