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ミッション実現のために個性が集うサファリパークを創りたい

沼倉 敏樹(ぬまくら としき)
北海道大樹町生まれ。
帯広柏葉高校、中京大学体育学部を卒業後、公立高校の教員、アパレル商社のブランドマネージャーを経て、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)に入学。
大学院修了後にエムスリーキャリアへ入社。現場のコンサルタント、医師キャリア事業部長を経て2021年4月から代表取締役。趣味はスキー。年間滑走日数は30日以上。


医療における「人材ビジネス」が果たす役割は大きい


今、医療機関が抱えている大きな課題のひとつに、「いつ、何人採用できるかがわからない」というものがあります。慢性的な医師不足、地域偏在や診療科偏在など複数の問題が絡み合い、医療機関は人材の確保に本当に苦しんでいます。

企業経営でも同様ですが、必要な人材の採用と定着が見込めて、はじめて長期的な経営計画が立てられるようになります。しかし、日本の多くの医療機関では、人材の採用、定着への不安から、長期的な視点で計画を立て、経営することが非常に難しい状況となっています。

国の重要なインフラである「医療」や、それを担う医療機関の経営は、常に長期的な視点で意思決定されるべきです。一朝一夕で解決できる課題ではないと思います。ただ、だからこそ医療において人材ビジネスが果たす役割は大きく、エムスリーキャリアとしても、私個人としてもチャレンジし続けていきたいと考えています。

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ミッションに集う多種多様な個性


私が理想とする職場のひとつは、「ミッション実現のために個性が集うサファリパーク」という姿です。

医師のキャリアの多様化、医療機関の経営難、診療報酬の改定、高齢化など、医療業界はさまざまな問題を抱え、それらは常に変化し続けています。過去の成功や常識にとらわれてビジネスを進めていくことは、リスクでしかありません。

多種多様な個性が集まるからこそ、変化に適応し、新しいビジネスを創っていけるのだと考えています。エムスリーキャリアには、さまざまな分野で成果を残した優秀な人材が集まっています。多種多様な個性がぶつかりあうことで、ユニークな発想が日々生まれていきます。

私自身、彼らから毎日のように刺激を受け、ワクワクしながら働くことができています。これこそが、エムスリーキャリアの「魅力」であり「強み」だと思っています。

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競争が激しい業界で生き残るのは「誠実さを持った人と企業」


ビジネスの視点から考えると、医療業界には多くのチャンスがあり、毎年多くの企業が参入しています。人材ビジネスも例外ではなく、医療職を対象とする人材紹介会社は年々増え、競争が激しくなっています。

私は、激しい競争の中で最後に生き残るのは、「誠実さを持った人と企業」だと信じています。自分たち都合、会社都合で考えるのではなく、常に顧客と世の中のことを第一に考えて行動する。エムスリーキャリアは、そんな人たちが集まっている会社です。

自分の仕事を、家族や友人に誇らしく話せる。そして、「一緒にやろう」と自信を持って声をかけられる。そんな事業をみんなで創っていきたいと考えています。

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