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経営側はプロデューサー

そもそも、弱小会社に最初から一流な方はいらない

というのは、語弊がありますが、


うちのような会社では

一流の人にやっていただけるような仕事がありません

一流の人にお支払い出来る財力はありません

一流の人を満足させられる環境は作れません

という理由で、一流の人を雇うことが、うちでは無理なんです。

☆でも、一流の人材を作ることはやらなければならないことです。


うちの会社はダンススタジオだから

普通でいう
[一流は]

*ダンスが上手なこと

*有名アーティストのバックダンサーで、メディア露出度もあること

*スタイルが良く、綺麗であること

そういう先生なら、宣伝にもなるし、スタジオとしての格も上がる


でも、それは直ぐに間違いだとわかりました。


経験をして、分かったうちの会社の一流という人材は


*ダンスが楽しいを伝えられる


*ダンスを上手になって欲しいと思う


*スタッフと一緒に生徒さんの獲得も考えられる


*レッスンの穴をあけない


*清潔感があって、きれいな人(これは譲れない)

このような人でした。


こういうインストラクターは、
間違いなく、スタッフの信頼を獲得して
より受け持ちのクラスが増え
更に、オーラが増していきます。

過去には

有名アーティストのバックダンサーさんや、メディア露出のある方にも、何人も来ていただきました。


でもそういう方は生徒よりも、そちら側の仕事が最優先だから
(それは、その人の仕事の優先順位だから、悪いことではないと思っています。)

ツアーが始まれば、
レッスンは代行となります。

自分で代行をたてて来てくれるなら良いのだけど

大抵は
こちらでたてることになり
(急な時なんか、それはそれは大変なんです)

それが度々となれば、信頼がなくなります。
(大手のスタジオはまた、スタンスが違うとは思います。)


教えの経験が無くても、バックダンサーでなくても

うちの中では一位になれます。

経営側が先生をプロデュースして

スター先生に育て上げることが出来るかどうかにかかっていると

この10年で学んだことです。

必要なのは、

★[信じること]


◎これで間違っていけないのは、プロデュースをする対象の人を信じることではないということ

その人を選んで経営の軸に置くことを決めた自分を信じるということです。


決めた人がこちらの希望に反して
うまく成果をあげられなかったら
それは
プロデュースするこちらの責任だと思えば

一喜一憂する必要がないわけで


でもスターにすると決めた人と

こちら側が上手く噛み合ったときに

人は驚くほど成長して、期待に応えてくれます。

一歩外にでたら、ダンサーとしての知名度はまだ無くて、一流ではないかも知れないですが

うちの会社では

その人をスターとして認めるし

一緒に仕事をする大切な存在です。


だから
もし、その人がチャンスに恵まれて大きな仕事が
来た時には、

心良く、送り出してあげたいと思います。

(本音を言えば、ちょっと残念ですけど)


起業する前に働いていた会社にも
部下という(あまり使いたくない単語ですが)
存在がいました。

成績が上がらない人に対しては

個別に仕事のやり方など
相談に乗っているつもりでしたが

仕事が出来ないのは
【その人の努力が足りないから】

と内心思っていました。

でも

その人のプロデュースが出来ていなかった自分の責任も大きかったと思います。

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