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バブルの真ん中で仕事していたけど、今の時代はとても良い❗️

私、若くないです。
まだ年齢をハッキリと示していませんが、孫がいるという事は言わずもがなということで。

学校出てから就職したところは、
当時女子大生の人気No.3に入っているところで、バブルもあり、それはそれは華やかで、仕事は大変だったけど、ワクワクの方が大きかったです。

そんな職場は、
結婚や、妊娠では手放したくは無かったのでけっこうやりくりして頑張りました。

当時としては画期的に進歩的だったその職場も、
今と比べれば大したシステムがある訳もなく、
30年前当時でも、月7、8万の保育料で、
(1日2時間の延長)
2人目を産んで同じ料金払ったらあまりに馬鹿馬鹿しいと思うお給料でした。

今みたいな公的な補助もないので、全部自腹です。

キラキラしたその職場は

百貨店の外商部というところです。

百貨店のV.I.P.と言われるお客様に売るのは

高級時計
宝石
有名絵画
別荘
ヨット
エルメス、シャネルetc.

外商部の人間が担当として一人一人ついて、
お家まで行ったり、
会社に伺ったり。

ちょうど、最初の子どもが産まれた時がバブルの頂点でした。

当時のお金持ちたちは

特に、にわかにお金を持った人ほど訳のわからないものを買いました。

西洋アンティーク(ドームとか、ガレ
は、今やものによるけど、十分の一位になってます)

中国の青磁や、白磁
唐三彩(唐の時代の焼き物)(今は売り物にも出てこない)

金で出来た茶釜(これは今でも持っていても良いかも)

金のつまようじの頭のところにエメラルドの石を入れて注文した人もいました。
(私の担当ではないけど)

絵画は
シャガール
平山郁夫
藤田嗣治
人気でしたね。

何千万とする絵も平気で売れましたね。
「絵画は財産ですから」なんて言ってですね

今あの絵はいくらなんでしょう。

市場に出てこないから得だったのか、
損だったのかはよくわかりません。

お墓と棺桶以外は何でも売れる❗️と
イケイケでしたが、
いくら売れても、お給料なので自分たちはお金持ちではなく、
ちょっと勘違いの
お金持ちの生活を知るただの一般人です。

それなら、自分たちも起業すれば?

当時の若者には確かにチャンスはあったかもしれませんが、元手となる資金がなければ独立は
かなりハードルが高いものでした。

しかも、企業は終身雇用が大前提で、
定年までいることに特に疑問も持たないので
今の人たちのように
積極的に勉強する人も少なかったと思います。

私の顧客には、
社長
大物芸人
大物俳優
文化人

等、多彩でしたが、今も活躍して稼いでいるのは
大物芸人と女優さん、俳優さん位で

社長さんたちはどこに行った❓️

という位、見当たりません。

バブル崩壊後に会社と共に消えてしまったのでしょうか?

今はあの時代のように華やかではないかもしれませんが、
誰しもその気になれば、ユーチューブを見て勉強する事も出来るし

noteや、ブログで発信も出来るし

チャンスはあの頃に比べて無限に広がっています。

ちなみにバブル崩壊後

百貨店は大幅なリストラを行い

早期退職を募りました。

優秀な人はサッといなくなりました。

私はというと
ちょうどその最中、2人目の妊娠、出産と重なりお休みしていました。
ちょうど入社10年目でした。


もう戻っても、あの頃には戻ることは無いと思い、大好きだった会社を退職しました。

あの頃の私に伝えられるのなら、
「もっと勉強しておいて下さい」

ですね。

顧客だった芸人さんも女優さんは今だにますます活躍しています。

個人で力のある人には
時代なんて何の関係も無いってことですね

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