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【エンジニア 入社エントリ】謎の会社・M2X~ワクワクしたので入社しました~

こんにちは。M2Xに2024年6月に入社したエンジニアの山本です。
気づけば4ヶ月目に入っていますが、忘れないうちになぜM2Xに入社したか、入ってみての感想などを振り返ってみようというやつです。


自己紹介

前職はエムスリーという医療従事者向けのサービスを提供している会社で、デジスマ診療というクリニック向けDX SaaSのプロダクトを開発していました。
プロダクトの立ち上げ時期からチームリーダーとして、自身も設計全般のリードやバックエンド・インフラ・Webフロントの開発に参加しつつ、チームメンバーのマネジメント・採用まで多くの業務を担当していました。
その前は、Gunosyという会社でテックリードをしたり、
更にその前は、学生時代に休学して創業期のベンチャーに参画していたり…と言う経歴です。
技術面では転職のたびに技術スタックが変わっていて自分でもよくわからなくなってきましたが、最近は、TypeScript (React / Next.js / Nestjs) / Terraformあたりを書いています。
好きな監視ツールはDataDogです。
(エムスリーに入るまではAndroidエンジニアだと言い張っていましたが、結局5年ぐらい書いていないので自称するのをやめました。)

(基本的には) 特定の技術・領域にこだわりなく、その時のユーザーやチームメンバーに早く喜んでもらう方法があればなんでもやってきたと思いますし、引き続き、プロダクト開発という形で自分の技術を生かして社会を良くしていければという所存です。

M2Xについて

この記事でM2Xを知った方がいるかもしれないので、会社の概要説明スライドです。
https://speakerdeck.com/m2xsoftware/engineering

転職の経緯

ふらふらと、いい会社があればいいなーというテンションでYoutrustをみていたら見つけた謎の会社、というのがM2Xとの出会いでした。
転職活動の中でいくつかカジュアル面談させていただいた会社の中でも、圧倒的に初見で何やってんのかわからない会社だったと思います。
ほとんど単なる興味本位で受けたカジュアル面談でしたが、その後のメンバーとの顔合わせ等を通して、少しずつ自分の中での設備保全業務や工場・製造業への興味・関心が大きくなっていったのを覚えています。
事業のフェーズや開発の状況(僕が入る前は正社員のエンジニアは一人だけでした)を聞く中で、「入るなら今しかない!」と感じて、結果的には、カジュアル面談から3ヶ月後というスピード感でM2Xに入社していました。

なぜM2Xか

転職にあたって以下の3点を重視していました

  1. 事業ドメインに興味を持てること

  2. 小さいチーム・会社であること

  3. ついていきたいと思えるメンバーがいること

それぞれなぜそう考えたか、M2Xに関してどう考えたかをつらつら書いていきます。

1.  事業ドメインに興味を持てること

散々言われていることですが、エンジニアであっても事業ドメインへの理解は必要不可欠だと思っています
例えば、ドメインに興味があって初めて「将来的にこの部分は追加機能が入りそうなので拡張性を持たせよう」であったり「不確実な要素が多い機能なので、ミニマムに検証して後から作り直そう」といった判断ができるものだと思っています。
ユーザーに見えている部分が似たような機能であっても、いかにそういった背景を反映しているかによって、システムの長期的なスピード感・拡張性は大きく変わってくるため、息の長いシステムを作るにはドメインへの深い理解が必要で、ドメインへの理解には(個人的には)自分が好奇心を持てる・共感できることがとても重要だと思っていました。
とはいえ、入社前のタイミングでドメインに深い知識を持つことは難しいことも多いので、面談のフェーズで興味が持てそうか、を判断する必要はあると思います。個人的にはM2Xでは以下の3点を魅力に感じて転職に至りました。

  1. ユーザーとの距離感が近いこと

  2. 工場のメンテナンス以外や、保全業務以外など、複数軸で事業の広がりがありそうなこと

  3. ユーザーに提供できる価値、社会的な意義が大きいと感じたこと

1.に関しては面談で、実際の顧客からのフィードバック内容や現状の課題を共有していただき、その多くが、実際工場との対話や訪問の結果として得られた、地に足のついたものであると感じたからという理由です。
前職入社時も医療ドメインは初めての経験でしたが、一番キャッチアップ・プロダクトの改善に繋がったのは、現場への訪問や直接対話をしているCS等からのフィードバックだと感じていたため、この距離感・信頼関係をすでに築けていると言う点はとても素晴らしいことだと感じました。
2.に関しては、現在のM2Xのメイン機能の1つであるトラブル記録は、顧客にとってコラボレーションツールでもあり、チャット機能や通知機能を搭載していたりと、既に1機能の中に複数の機能を搭載しています。
面白いのは、これでも保全業務のごく一部にしか過ぎないという点です。
例えば、データを元にして設備の故障を予知したり、保全業務以外の業務もスコープに入れると、無限の可能性を秘めているといえます。単に開発が楽しみなのもありますが、まだまだ自分がオーナーシップを持って追加できる機能が無限にあると思うと、ワクワクしました
3.は、面談の中での驚きとして、システムを導入する時のリプレース元は殆どの場合が紙であること、がありました。ソフトウェア企業に勤めている感覚だと、なんらか自動化ができていなかったり、使いづらかったりという理由でSaaSを導入し、リプレース元はエクセルだったり別のシステムということが多いと思います。紙作業が残っているのは頻度の低い一部の業務という感覚だと、毎日実施するような保全業務においても、いまだに紙が残っているということは驚きでした。 (入ってみて紙の便利さ、優位性に気づきましたがまたそれは別の話)
この負荷を解消すること、新しい価値を提供してより働きやすい環境にすること、はソフトウェアをベースにしたSaaS会社の責務であると感じましたし、社会的な意義も大きいと感じました。

2. 小さいチーム・会社であること

個人的には、自分で手を動かしつつ、社会やチームに貢献することに自分の強みがあると感じているので、1プレイヤーに一度戻ること、が転職の条件の一つではありました。
また、プレイヤーとしての個人的な興味としては、マイクロサービスやイベント駆動を駆使した、チーム的にもシステムとしてもスケールできる環境を構築したい、というのがあり、それに早い段階から参加できる早いフェーズの会社というのを重視していました。当然、一定規模のある会社で優秀なメンバーから学ぶという選択肢もあったので、どちらかが満たせると良いなと思っていました。
M2Xを選んだ理由は、前述のような事業スコープになり得る領域の広さ、利用者数・利用者層の多様性からくる、技術的な難しさが想像できたためです(難しいほど面白いですからね)。
また、事業のフェーズ的にもそういった拡大を見越して基盤を改善していくフェーズに参画できそうだったというのもあります。

3. ついていきたいと思えるメンバーがいること

事業において大きなビジョンを持っている人、背中を預けられるメンバーと一緒にプロダクトを作り上げるという体験は、やはりプロダクト開発の醍醐味ですし、そういったメンバーとプロダクトを作れるという状況が、事業が社会に与える価値を最大化するために必要不可欠なものだと感じています。
面談の中で、代表の語るビジョンや、誰よりもサービスの使われ方に詳しいCS、事業理解の深いエンジニア、など、多くの人と出会い、何より話しやすい、議論が行える雰囲気があることにとても魅力を感じました。

入ってみてどうか

気づけば4ヶ月目ということで怒涛の3ヶ月だったなと感じます。
二度の工場見学による現場理解の向上、めちゃくちゃにデカい展示会への出展、
多くの新機能のリリース、インフラのリプレース、各種リファクタリング、、
期待値通りの充実したスピード感のある開発を経験できています。
現場理解が進むにつれて、やりたいことがどんどん増えてきていますし、
嬉しい誤算として、導入企業も日に日に増えている状態なので、システムの安定性・セキュリティなど考慮すべき点も増えている状態です。
もっと一緒に働くメンバーを増やしたいなと日々痛感しています。

まとめ

長くなりましたが、自分の転職における観点やM2Xに対する感想をまとめてみました。
定性的な話が多くなってしまったので、次回以降にM2Xのシステム面での面白さについては語っていこうと思います。

最後に…
一緒にこの、よくわからないけど広くて楽しい領域を一緒に改善できるメンバーを探しています
ブログにはかけないことも多いのでぜひカジュアル面談をしましょう!
応募はこちらから!

https://m2xsoftware.com/recruit/


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