これから伸びるアイドルとは?

 今回の記事では、前の記事を踏まえつつこれから伸びるであろうアイドルを私なりに考えます。その前に少しだけ補足します。この最中において、エンタメ業界への露出は当分叶わない点がどのアイドルも同じです。

 皮肉ですが裏を返せば、同じ境遇に晒されている今がチャンスです。

勿論、メディアへの露出が多かったアイドルグループには、アドバンテージがあります。この渦中に至る以前に、露出が多かったのは『日向坂46』だと思います。

 では、どのようなアイドルが今活動しやすいのでしょうか?それは.

 事務所に属さずに、セルフプロデュースで活動する少人数のアイドル

です。理由は大きく二点あります。 

①事務所からの指示で制約を受ける必要がないため

 事務所に所属することは、メリットが多いと思われがちですが、現在のような状況では足手纏いになりかねない。例えば、『ライブ等は出来ないから、YouTubeで生配信をしたい』と思っても、マネジメントする立場の人の了解が出ない限り、実行はできません。アイドル本人に決定権はない場合が大半です。 

 一方で、事務所に属さず、クラウドファンディングなどで活動資金を募り、メンバー自身でグループを創るアイドルもいます。こちらは、メンバーの意志が反映されやすい。したがって、YouTubeで生配信をメンバー個人でやることは容易です。メンバー全員の了承が取れれば良いからです。メンバーの活動を把握しやすいという意味でも、2.3人での小規模グループの方がいいと考えます。因みに、YouTubeの生配信には、投げ銭の仕組みがあるので、一時的なお金を蓄えることが出来ます。アイドルがよく配信をする『イチナナ』SHOWROOM』も同様です。停滞する要因(事務所の手腕)が無いです。

②活動一時休止を打ち出しやすい

 もし、①を続けて上手くいかなかったとしても、休止し易いです。アイドルを統括する事務所の影響を全く受けないためです。例えば、「休止中は楽曲制作をして、終息した後に披露できるように準備しよう」と方針を切り替えることもできる。対して、事務所所属のアイドルは、「事務所の経営の為に苦し紛れでも活動してくれ」と言われるだろう。だから、この最中であっても活動を一旦休止するグループが現れない。多くのメンバーを抱えると、その分給料を支払わなければならない為、思うように活動できない現在は大変です。

思い切った決断ができないのが、事務所所属の最大の難点

 というのが私の結論です。臨機応変に情勢を鑑みて活動方針を切り替えられる、セルフプロデュースアイドルが伸びるのではないか。





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