別に酒のせいじゃない

今日はシラフだ。いや、今日もシラフだ。

お酒を飲まなくても夜を過ごせる。

尚且つ、今日は久しぶりに労働をした。

人間の「承認欲求」的な部分がしっかり満たされてもおかしくない1日だった。

しかし、1時間ほど前から私の脳には嫌な思考がこびりついている。

きっと、人間誰しも「見なければよかった」と思うことはあるだろう。

私には今日、それが多すぎた。

見なければ、そこから負のスパイラルに陥ることもなかったし、今もこんなに苦しい就寝前を迎えていないはずだ。

こういう時に痛感する。

ああ、私ってなんて浅はかな人間なのだ。

目先のことしか考えられない。

未来を予測する力が著しく欠如している。

その場が良ければ、その場の考えで行動を決める。

たいそうな言い方をしているが、言わば気の向くまま。

しかし、その「気」が根本的にねじ曲がっている。

だから、どんな行動をしたところでうまくいかない。

思い返せば私の人生は上手くいかないまま今日に至っている。

この話は長くなるので後日書くとしよう。

今日は、自分が浅はかであるが故に引き起こしたこの虚無な時間をどう過ごすべきかを模索している。

今日もまた、自分のせいで自分を嫌いになった。

日々私のことを嫌いになっていく。

でも、それを隠して生きるのが私。

明日も朝から「自分が世界で1番」という顔をして生きる。

つらい。つらい。つらい。

でも、ねじ曲がった「気」を頼りに女優になろう。


別にお酒のせいじゃない。

私は普段からこんな陰気臭いことを考えている。