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「完全感覚Dreamerがボクの名さ」と歌ったキミへ

中学生にかっこいいと感じたものって死ぬまで続くような気がする。多分ずっとこうなんだろうなって感覚。ないですか?

社会の歯車になっておよそ3年目。俺は今、完全感覚Dreamerを聴いて甘酸っぱい気持ちになっています。


ちょっとマジで今でもかっこいいなこれ

 

真面目に聴いたらちょっと恥ずかしいなと思った貴方、大間違いです。こういった曲は「ご注文はうさぎですか?」を視聴している気分で聴かないとダメ。難しいこと考えたらいけない。てか大体なんだよ完全感覚Dreamerって。意味わかんねぇよ。

中学生の頃大好きだったこの曲、時々聴きたくなるんですよね。インターネットや音楽の世界が全てキラキラに見えていたあの頃の感覚を無意識にもう一度味わいたいのかもしれません。

音楽に限らず最近はキラキラしていたあの頃を思い出させてくれるアニメや映画をたくさん観るようになりました。

ローゼンメイデントロイメントで選ばれなかった薔薇水晶の孤独、カードキャプターさくら クロウカード編の月の魔力決戦、プラダを着た悪魔のアンディやしゅごキャラの日奈森あむちゃんが教えてくれた女の子の本当の強さ。

こうして振り返ってみると過去の思い出と共に当時感じていたカッコ良さや美しさを思い出させてくれます。

学校の風景も目に浮かびます。戦場ヶ原ひたぎに憧れて常に定規をポケットに入れていたあの子、ガチャガチャのボンゴレリングを集めていたあいつ、校舎の裏で映画で覚えたカンフーを得意気に披露していつの日か不登校になったS君、AKBが流行ってた時にAK-69を勧めてきたちょっとヤンチャな先輩。あの時は早く卒業したかったのに、時々そういう馬鹿馬鹿しさが懐かしいような、寂しいような感情になります。

そうだ、みんなあの時はそれが本当にカッコいいと思ってたんだよな。きっと彼・彼女達は今、大人になってそれぞれの充実した人生を送っているでしょう。厚かましいかもしれませんが、願わくば心の隅にいつまでも持っていて欲しいと願う自分がいます。

さてこうして痛々しいノスタルジックな心地よさに浸っていると、時々もしかしたら自分だけが完全にとりのこされてしまうかもと不安になります。どうやら社会の歯車として生きていくためには完全感覚Dreamerでいることは難しいらしい。中途半端に歯車として噛み合ってしまったせいで無意識にアラームを6:00にセットする体になりました。本当は0:00手前に文章を書いている場合ではありません…まぁたまにはいいかな。願わくいつまでもキラキラした感情を持ち続けることを完全感覚Dreamerに想って就寝することにします。それでは。

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