6年前の夢ノート項目1つが叶っていた件
2017年終わり頃から、本田圭佑の夢ノートというのを購入し、書いていた。
当時24歳だ。
ノートには特に、仕事や格闘技での成功をビジョンに掲げ、書いている。
ワードとして書いてあったのは、経営者・格闘家プロデビュー、K1王者など。
この格闘家プロデビューというのが、昨年12月に行っていたから、
「お、叶ってるやん」
と忘れた頃に叶っていたことを実感。
このとき思ったのは、夢に叶えるために必要なのは、
本気かどうかの度合いだなということ。
本気でプロデビューに向かっていたなぁと思うのも2023年明けてから。
それまでは、自分の仕事でのビジョンや、格闘技に専念する環境作りのことに目を向けていたから、
格闘技でプロデビューすると決心に至るまで、時間がかかってしまった。
このときは鹿児島に住んでいた時期で、
格闘技ジムでの練習はしていて、アマチュアの大会での実績も積んでいた。
しかしプロになってからの練習強度や練習相手のことを考えると、
東京か関東近辺に行かないと環境が整わないと思い、引っ越し計画を真剣に練っていた。
当時お金も貯まっていなかったから、バイトだったところを、給料が増えるように再就職した。
生活費は、バイトのときと同じで過ごし、
増えた給料分は、東京に引っ越しするための資金に回した。(コロナ渦で静岡になったが)
その代わりに格闘技の練習時間はなくなり、家か、24時間開いてるフィットネスジムでのトレーニングだけになった。
天文館のジョイフィットジムは、元従業員でもあり、辞めた後は1会員でもあった。
格闘技は大体19時〜21時に道場に集まって練習していたが、
夜遅くなることも多かったため、ほぼ行かなくなっていた。
そんな中でノートには、格闘技でプロデビューするとまだ何となくだったかもしれないが、一応当時の自分からしたら、夢みたいな話だったから書いていた。
無事プロデビューを終えた現在は、未だ勝ち星は0の状態。
今の目標は、プロMMAで1勝というもの。
格闘家で報酬を上げていくには、勝つことが重要。
試合に出なければファイトマネーは貰えないし、勝っていかないと、給料は上がらない。
プロデビューしてから儲からないことや勝てないことを理由に挫折して辞めるか、
勝ってても、他の活動に心変わりしたのか全然試合をやらずに、名前だけ残ってる格闘家は沢山いる。
プロに入ってからが本当の勝負だということを痛感している。
確かにプロ格闘家になっていたことは嬉しいことだ。
しかし本物になるには、勝っていくこと。
それも判定ばかりの選手ではなく、しっかり1本かKOで勝てる選手になること。
僕はここから5年は総合格闘技に命を捧げていくと心に誓っている。
最低でも国内王者という肩書きがなければ、この世界は引退するだろう。
国内王者を目指す理由は、単純に安心感だ。
総合格闘技の成長を目指した結果が、王者のベルトという形になったことで、安心感を持てる。
もうこれでいつでも辞めていい。けど、行けるところまで、成長したいうちは、続けよう。といったモチベーションで総合格闘技と向き合っていけたらなぁという思いもある。
今はプロ1勝。その積み重ねを達成してベルトを巻く。
才能や努力が実るかどうかは、天に委ねている。
一度ノートに書いたことが叶った経験から、
本気のものは、叶う確率のスピードが高まる。
本気じゃないものは、叶うスピードが遅いか、叶わない。
というのが、教訓となっている。