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会議の嫌な空気を吹き飛ばそう~アイスブレイク~

アイスブレイクとは

こんにちは。みすたーです。今日のテーマは「アイスブレイク」です。
言葉の通り、「氷(緊張状態)を壊す」意味合いを持つ簡単な作業やゲームのことです。
アイスブレイクのイメージとして、小学校のころにしたレクリエーションをイメージしてもらうといいかもしれません。
会議の最初や初めましての人が集まる場では、みんな意外とコミュニケーションがとりづらかったりします。
気心が知れたメンバーでする会議でも、いきなり頭を捻るような話を始めるのは、なかなかスイッチが入らないものです。
アイスブレイクを行ってから会議を始めることで、「よし、やるぞ」というモードに切り替えることができるのです。
今日は、いくつかご紹介しようと思います。

いつものメンバーとする会議の場合

最初に自己紹介もなく、定期的に集まるメンバーとする会議では、あまり難しく考えず、「会議モード」へ意識を移すだけでだいじょうです。

例1「みんなで手を叩こう」


これは、私が好きなアイスブレイクです。準備は何もいりません。
みんなで椅子から立って、決められた回数手を叩きます。
ルールとしては「数えてはいけない」ことです。頭の中で数えながら、みんなで合わせて手を叩きます。人数が増えるほど、そろえるのが難しくなるのが特徴です。
少なかったり、多かったり。単純そうに見えて意外とそろわないのが面白いです。
最初は5回、次は9回、最後は17回、など回数を増やしていくのがポイントです。
間違えた人を探してはいけません。楽しい雰囲気で進めていきましょう。手を叩くことによって、身体も暖かくなり、血流促進など、会議にもいい効果(?)もあります。

例2「全力じゃんけん」


ルール

  • 全力でじゃんけんをしてください。(イメージは小学生の給食の残りもの争奪戦)

  • 勝ち負けあいこに関わらず、相手よりも全力で喜んでください。

これだけです。
メンバーが20名を超えてくる場合、なかなか普段コミュニケーションを取っていない人もいたりします。そうした問題を一気に解決してくれるのが、このアイスブレイクです。
まず2人組のペアをつくってもらいますが、
「最近しゃべってない人を探してその人の目を見て下さい」
「目があった人からペアになって下さい」

と促します。
大きな声を出すので、恥ずかしい気持ちが出てしまってはうまくいきません。最初に1ペア(うまくやってくれそうな人)を指定してデモンストレーションをしてみましょう。
じゃんけんが終わったら、「我こそはナンバーワンペアだと思うところはありますか?」と聞いてみましょう。きっとがっしり肩を抱き合っていることでしょう。
司会の方の進行としては最後に目的意識の話をしてみたりするといい感じに終わります。
「皆さん、どうでしたか?同じじゃんけんでも、今回のように『相手と喜びを分かち合う』という目的でじゃんけんをすると、まったく違うものになると思いませんか?我々の活動も目的意識をしっかり持ってやっていきましょう」などなど。最後はなくっても全然大丈夫です。

はじめましての場合

初めての場合、やはり相手のことを知ることはとても大切です。
春になり、新しいメンバーが入ってきたときを想定してみましょう。

例3「意外とこれまで言ってなかったんですが、        ~~(趣味、特技など)な○○(名前)です」自己紹介


これはもともといたメンバーでも、はじめましてのメンバーでも楽しむことができます。
よくネタ?で「私って○○なところあるじゃないですか~」「いや、知らんがな!」みたいなのがありますが、あのレベル感の意外性がちょうどいいと思います。
意外と知らなかった部分が見えたりしていいと思います。
例えば、「最近、なんにでも酢を入れてしまう山田です」
「週に1つガンプラを買っている齋藤です」
「推しが増えて困っている中村です」
みたいな感じです。その人とコミュニケーションを取るのに必要じゃないけど、あったら楽しそうな情報をプラスするだけで雰囲気はよくなったりします。

例4「あだ名をつけよう」

これは私が友人の結婚式の2次会の幹事をしたときにやったものですが、あえて、はじめましての友人たちのグループを作り、独断と偏見による「あだ名」をつけてあげる、というゲームです。
ポイントは誹謗中傷・外見だけでつけないこと、です。例えば、「ニキビちゃん」や「ホクロくん」など。
相手がいやに感じるところは避けるべきです。実際の2次会では「メガネ」というあだ名が3人くらい出てきてしまったのは反省点でした。
進行としては、上記の注意点を挙げながら、進行役のあだ名を紹介してみるといいと思います。
この時は私が前にしたときにつけてもらったあだ名を最初に紹介しました。
「私のあだ名は『学級委員長』でした!ちなみに委員長をしたことは1度もありません!」
というとそのレベルでいいのか、とやりやすくなっていたようでした。
アイスブレイクは単純にゲームをするだけで、様々な効果が生まれます。
チームビルディングなどの手法としても効果的です。オリジナルで考えることができれば理想ですが、しっかりと意図をもって作ることができるといいですね。

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