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うつを乗り越えるまでの話

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うつを乗り越えるまでの話を簡単にまとめました。
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うつを乗り越えるまでの話①

うつを乗り越えるまでの話①

中学校

中学校では運動もあまりできず、勉強も理数国以外イマイチだった。
そのくせ、目立ちたい気持ちはあり、クラス委員長をしたり、高いところに勝手に登って遊んだりしていた。
そんな僕を見るクラスメートの目はちょっと変なやつくらいのもので、別に何があるわけでもない。

そんな僕の家にインターネットが来た。
学校ではちょっと変なやつでも楽しいやつとして受け入れてくれるインターネットは自分が自分でいられ

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うつを乗り越えるまでの話②

うつを乗り越えるまでの話②

大学生1~4

うつという診断が正確だったかはわからない。
少なくとも、電話が鳴ればその瞬間ヒーローになろうとしていた自分がいた。
当時の事を振り返っても、アルバイトは遅刻したり、休んだりしながらも出来てはいたし、スイッチをいれれば逆にハイになるタイミングもあった。
その勢いで急に東京まで精神の施設のボランティアツアーに行ったり、
誰かと会う予定を作ってどこかへ行ったりすることもあった。
ただ一度

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うつを乗り越えるまでの話③

うつを乗り越えるまでの話③

大学生6(休学中)

案の定、単位をあまり取れていなかった僕は実家に戻ることになった。
社会復帰を目的にしたアルバイトをして、最後の1年で全ての単位を取るつもりで動く事を条件に休学することとなった。
これだけ裏切り続けた僕にこんな選択をさせてくれた母には本当に頭が上がらない。
1年の休学中アルバイトをずっとした。平日は学童の指導員。土日は元々やっていた家電量販店での光ファイバーのセールス。
それ以

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うつを乗り越えるまでの話④

うつを乗り越えるまでの話④

社会人1年目
家電の配送設置の仕事は今まで関わったことのない雰囲気の人と働く職場だった。
わかりやすく言うと、元スポーツ推薦、ヤンキー、力自慢しかいなかった。
何故もやしのような私が雇って貰えたのかわからない。学生の頃だったらクラスはおろか、学校すら違うレベルのカルチャーショックだった。
これまでパワーが支配するコミュニティに所属したことがなかったので、非常に勉強になった気がする。
そして仕事であ

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