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[第十ニ話]初公式戦。それと県総合体育大会。

後輩と後の副部長のことが気になりながらも。
5月になると、インターハイに向けた公式戦が始まりました。

2年生で選手登録されていたのは、私。
それと男子の方は次期部長と、後のイケメン落ち君…
その3人だったと思います。

地区大会では、個人戦も団体戦も、単純に4つ矢2回戦で、総的中数で順位を決めます。
これまでの大会との違いは、団体戦が5人立になる事(他の大会は3人立)、立射りっしゃではなく、坐射ざしゃになることです。

この時期になると、8射6中以上が、個人戦入賞のボーダーラインになる事が多いのですが、私の方はと言うと、相変わらず射も的中もひどい有様だったので、全く勝負になりませんでした。

これは、県総体、都道府県ブロック大会まで、同じような有様で、2年生の公式戦デビューは、ただただ場違い感と劣等感が強く残ってしまった結果になりました。

地区大会団体戦。
問題なく母校は優勝。

そして、6月の県総体。
個人戦は、予選は4射2中以上で通過。
準決勝は、4射3中以上で通過。
決勝は、射詰めいづめ。1人1本づつ矢を持って、外した人から脱落。最後まで中て続けた人が優勝。

そして団体戦は、予選は4つ矢2回戦で、チーム総的中数上位8校が決勝トーナメント進出。
そして決勝トーナメント戦で勝ち上がった人が優勝です。

上位大会の出場権は、個人戦1位と2位がインターハイ(個人戦)進出。
個人戦3位までと、団体戦でのブロック大会出場権を得たチームの補欠を含む全員が、都道府県ブロック大会の個人戦出場権を得ることができます。

団体戦は、県総体優勝校のみがインターハイ団体戦の出場権を獲得。
都道府県ブロック大会出場権は、県総体上位3校です。

実は、私はこの年の県総体の時の事をよく覚えていません。

•秋の高校デビュー戦の競射きょうしゃで競った、中学の頃の同級生がエキセントリックな射形になっていたが、ボンボンと中てていて、個人戦で5位入賞していた事。

•男子の先輩の団体戦にマネージャーで入る事になっていた時に、出番になっても寝ていた同郷S先輩を叩き起こしたこと。※
※男子の先輩の方のマネージャーは、補欠の中で持ち回りだった。

•女子の先輩の団体戦。僅差で優勝を逃してしまったこと。

……これくらいしか覚えていないです。

表彰式が終わった後のミーティングにて。
都道府県ブロック大会の出場権は獲得したので、T監督より。

T監督「都道府県ブロック大会で優勝できれば、インターハイに行ける。
この残りの時間、お前らがもう一度本気になれるかどうかだ。」

みたいな話をしていたことは、なんとなーーく覚えていますが。

緊張していたのか、なんなのか。
何故か2年の時の地区大会〜県総体。
都道府県ブロック大会の個人戦。

あまり覚えていることが少ないです。


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