スイスに来て買ったもの

日本にいた頃から「DNAは寝てても取れる」と豪語していた私ですが、こっちで任されたDNA抽出に失敗したらしい...?という疑惑が。ここ1週間、いろんな検証をしておりましたが、どうやらプライマーの問題で、DNAはきちんと抽出できていたことが判明しました!(DNA抽出は遺伝学をやる上で基本中の基本の、できて当たり前の実験技術です)。
そんな今日はスイスに来てとりあえず必要だったもの、買わないといけないもの、払わないといけないもののお話です。完全に備忘録です。

在留手続き

まずスイスに来てしないといけないことは、Kreisbüro (クライスビューロ: 区役所みたいなところ)に行ってスイス在留の手続きです。これをしないと銀行口座の開設など、必要な手続きができない(全てではないですけども)。
Kreisbüroは朝8時からやっているので、11/5(火)の朝イチ、通学途中に行ってきました。入り口で番号札を取って待つこと数分、窓口のお姉さんは英語が堪能で、とても丁寧に対応してくださいました。
必要書類は4つ
・パスポート
・スイスでの在学証明書
・賃貸契約書(住むところが決まっていることを証明できるもの)
・滞在許可証
窓口でコピーが取られ、原本は返却してくれます(原本しか持って行かなかったからかもしれないけど)。
いくつか質問に答えて(家族はくるかとか、宗教とか、独身かどうかとか...)、スイスでのID発行手続きをするimmigration officeの予約をします。翌週しか空いていないということだったので、11/14に予約を取りました。
登録費用と事務手数料の182 CHF. を支払って終了。15分もかかりませんでした。

immigration officeでは、パスポートを確認した後、顔写真と指紋を登録しました。これで悪いことできなくなったw
これは5分程度で終了。5日後くらいにIDカードが書留で届きました (受け取れなかったのですが、再配達システムがないので、郵便局に取りに行きました)。

定期券

スイスはいくつかのzoneに分かれていて、公共交通機関(バス、トラム、電車)はzone内一律料金となっています。チューリッヒ市内はzone110。
Tageskarten (1日乗り放題の切符)が8.8 CHF、1–2 Zonen(1時間有効の片道チケット)が4.4 CHF、Lokalnetz (30分乗り放題)だと2.7 CHF。高いような安いような...
家から大学までの定期券を買ってもいいんだけど、買い物に出たり観光に行ったり、家と大学の間以外の路線を使うことも多いので、zone110内なら乗り放題の定期券を買うことにしました。更新めんどくさいので1年分。
25歳以下は割引があるそうです。誰でも使える無記名カードよりも本人しか使えない顔写真入りカードの方が安いよ、とおばちゃんに教えてもらって、顔写真入りのにしました。窓口では、パスポートを見せて、住所と電話番号を聞かれます。
写真付きのカードは即日発行できないので、2週間有効の仮切符をもらいます。仮切符の期間、パスポートなどの身分証を一緒に持っとかないといけないのはちょっと不安でした。
肝心の写真はその場で撮るという噂を聞いていましたが、最近SwissPassなるシステムが導入され、手続きや情報管理が一元化されているようで、QRコードを読み込んで、自分で写真をアップロードしました。
1年分で782 CHF。大学の往復だとTageskartenを買う必要があるので、1日8.8 CHFと考えると3ヶ月くらいで元が取れる計算です。
2週間以内に、ちょっぴりオシャレな赤いカードが届きます。カードに記載された番号をSBBやZVVのアプリに入れると、その人持っている定期券や適応可能な割引が考慮されて、適切な金額でチケットを買うことができます。
例えば、今度ドイツのKonstantz (コンスタンツ: チューリッヒから電車で1時間くらい)に日帰りで行くんですけど、SBBのアプリでチケットを買うと、家からHauptbahnhofまではzone110の定期が使えるので、Hauptbahnhofからのチケット代だけでいいように計算してくれてました。
これでバス、トラム、電車、一部特急列車、一部船舶に乗り放題。
Konstantzもそうですが、大学と家の往復ではつまらないので、天気のいい土日にクルージング行ってこようと画策中です!

防寒具

実は到着早々、チューリッヒ空港内でストールを無くしました笑
辿れるところは戻って探したけど見つからず、どうやら出国ゲートの内側で落としたようです。informationにも届いておらず...。なんかの折に空港行ってもう一回聞いてみようと思います。
ただ、寒い。瀬戸内海の温暖な気候で育った私にとってはスイスの乾燥した空気は寒い。朝晩は特に、首元を開けて歩くなんてマジで寒い
Oerlikon (ォエリコン)の服屋さんでAktionになっているストールを見つけて飛びつきました。

雪靴。幸い、まだ雪は降ってないですが、1~2月は確実に降るとのこと。
日本からはスニーカーと何かのためのパンプスくらいしか持ってきてないので、内側がボアになってて防水かつ滑らないショートブーツを調達してきました。
雨の日も履けそうなので、出番を待っています。

保湿系グッズ

私はそんなに乾燥しないはずの人だったんですが、こっちの乾燥をなめてました。
手とか唇とか、カサカサ通り越してカパカパになる。実験で水によく触ることも関係してるかもしれませんが。
日本からハンドクリームとリップクリーム、ヘアミルク、化粧水やオールインワン美容液的なものは持ってきていましたが、ベタベタするのが苦手なので、リップクリームとハンドクリームはあっさり目のテクスチャーのものだったのがあだになりました。
とりあえず安くていいから、香りがキツすぎなくてバカバカ使えるものを...ということでALDIで見つけたOMBIAのオリーブハンドクリーム(0.99 CHF)とOMBIAのリップクリーム(3本セットで1.9 CHF)を購入。しっかり保湿される割にべたつかなくて気に入っています。リップクリームは予想外にカスタードクリームみたいな香りでお腹すきますw
敏感肌ではなく、「塗ったそばから水で流れる」を繰り返す体で価格重視で選びましたので、成分とかちゃんと見てません。ドイツ語わかんないし。敏感な人は確認してくださいね(^^;)

まだ、スイスに来たらこれ買っとくべし!となるものは見つけてません。
また何か出てきたら書いておこうと思います。
うちは小さな虫が多いので、虫取りの何かが早急に欲しいと思っている昨今です。

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