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明日誰かが目の前で死んでも、それは一体誰のせいなんだ。

短編集は苦手だ。毎日のように小説を読んでいたのに、この4日間はあまり読めなかった。今読んでいる本が、短編集ということもある。話が短いので、一つの話が終えたら、読み終えた感を迎えてしまう。まだ5分の1しかページ数は進んでいないのに。

明日咲く蕾/朱川湊人

時間掛かりながらも、なんとか読んでいく。
時間が掛かったお陰なのか、自分が好きな台詞を見つけることが出来た。

自身の友達がピンチになったけど、確証がない。だけどどうすれば良いか分からない時に、ある人の言葉。
「弘美ちゃん、正しいと思ったことをする時は、変にためらっちゃダメだよ。人の命に関わるような時は、なおさらね。」p71
凄くこの言葉は僕に響いた。

このニュースを観たのも影響はある。

少しのためらいが、余計な考えを生み、どんどんと行動を阻害させる一方なのだろう。

ためらうのも無理はない。Twitterでイキッてる女性が男性に助けてもらうなら〇んだ方がマシなどと平気で呟く。その呟きも共感され拡散される。気軽な呟きが積み重なり、後に人助けのときに「ためらい」が生まれる。救える命も救えないのかもしれない。

まぁ男性側も悪い奴はいるし、イキッてる女性が全て悪い訳でもない。私だって女性に対して悪いことをしないと永遠に誓える自信はない。タイミングとお金があれば不倫する確率がどれだけ上がるか。

ただ、、、どのような状況下であれ、無意識に咄嗟の行動が出来る人間ではありたいな。

今回の著書で、僕は勇気を頂けた。

ー終わりー

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