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昨日の敵は今日の友

プロ野球、現在交流戦の真っ只中。私の推しのチームはヤクルトスワローズ。燕をモチーフとしたチームではあるが、マスコットはペンギンというなんとも不思議なチーム。

さて、本題。5月24日から新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズとの3連戦。セリーグの首位はヤクルト。パリーグの最下位は日ハムと。ヤクルトファンからすれば、手堅く3勝できるかなと対戦前には思っていた。
蓋を開けてみたら、、、、

日ハムが強いのなんの。かれこれ50試合近くプロ野球は消化しましたが、日ハムが一番苦戦した。最終的には2勝1敗とヤクルトが3連戦を勝ち越すが、負けてもおかしくない試合展開だった。それぐらい日ハムには勢いがあった。この3試合、全部が見応えがあり、一つのミスが大きな失点に繋がったり、27個のアウトをとるまで試合は最後の最後まで分からない、など野球の面白さがふんだんに詰まった試合だった。観ている方はどっと疲れたと思う。

まさしく死闘だった。そんな死闘を繰り広げたからなのか、日ハムのファンとヤクルトのファンがTwitterなどで、昨日から積極的に交流をしている。さらにはお互いの試合経過を確認しあっている。例えば、#swallowsでTwitterで検索すると、ヤクルトの試合経過をみんなで報告し合っている。が、そのタグに日ハムの淺閒選手がホームランを打った!なども流れてきた。
この淺閒選手は、3連戦でヤクルトを苦しめた凄い選手であり、みんなの記憶にもホクホクにあるので、ヤクルトのタグにも関わらず日ハムの選手の名前がでたことに対して反応をしてしまう。(一番名前が出たのは松本Goだが)もちろんみんな良い反応だ。
みんなが日ハムのことを気にしている。また、反対に、日ハムファンもヤクルトのことを応援している。

プロ野球は2つのリーグがあり、そこで勝ち上がると(厳密にはクライマックスシリーズもあるが)、リーグの覇者同士が激突する日本シリーズへと繋がる。
ヤクルトと日ハムの死闘を日本シリーズで観たい、だからお互い頑張って優勝して、日本シリーズで逢いましょう。という言葉がTwitterでチラホラでてきた。日ハムとヤクルトのファンは、「昨日の敵は今日の友」「悟空とベジータ」のような関係となった。

個人的な感想を述べると、交流戦の初戦が日ハムで良かった。今のヤクルトに足りないものが日ハムにはあった。それを吸収できたこと、学べたことは大きな収穫だ。優勝のきっかけになった3連戦と呼ばれる可能性は大だ。

日ハムの優勝はヤクルトと違い、道は険しいですが、あんなに粘りっこくて、最後まで諦めない姿をみると、まだまだ可能性はあります。
日本シリーズ、、、観たいな。
毎日疲れるんだろうなぁ。昨年のオリックスでも疲れたのに、、、、
ただ、めちゃくちゃ面白く、めちゃくちゃ盛り上がる。

そんなわけで、未来が楽しみです。

ーおしまいー

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