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無言の食事

4月13日。両家顔合わせの日。
私こさめ、実は昨年の年末にプロポーズを受けており快諾。そして結婚準備をしていた。と言っても、各親に挨拶しただけである。そしてついに両家の日、私側は母と小さい妹。母は離婚後再婚しており今の旦那さんは土日も仕事の日が多いので母のみの参戦。場所は夜は居酒屋をしているきれいめご飯屋さんなのでラフな感じの雰囲気。
大した会話もなかったので詳しくは省くが顔合わせ後彼と二人で外食しているとき
「飯食うとき話さないよね、だから顔併せの時も何話したらいいかわからなかった。」
「普段会話より目の前のご飯食べるのに忙しいしね。」
という会話がなされた。このカップル、付き合って間もないラブラブであるはずのデートの時出先の海鮮丼を無言で貪りものの数分で完食し食べ終わってからあれ…となったのである。一般的なカップルがどうなのか知らないがお互い食が好きなので食事を目の前に歓談しつつ食べる。という行為が苦手なのである。特に丼ものはこれ美味しいねくらいであとは空になるまで話さないことも。
この体験から私は“食事を会話気にせず美味しく食べられる関係“の彼と結婚を決めてよかったと思っている。
それだけの話。

追伸
最近の夢は浴びるほど柿の種を食べることです。

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