ドライブ・マイ・カーのヤツメウナギ

私の趣味の一つ　映画鑑賞
幼い頃から気に入ったビデオを借りて
繰り返し繰り返しみて浸るような子
今も何にも変わらない

洋画も邦画もアニメもみんな好き
最近はジブリをBGMのようにつけて
温かい気持ちを思い出す
井上直久の作品集を読み、
いつかの私のお家にどれ飾ろうか考える
私にも聖司くんプロポーズしてくれないかな

ジブリを映画館でみて震えた日から流れ流れて
久しぶりに良いなと思った作品

ドライブ・マイ・カー

良い映画は序盤でもう好きになる

美しい人家福音さん

美しい人は
ゆれるような髪と
柔らかい触れたくなる肌と
どこを見ているかわからない視線
優雅な曲線
自然に選択して武器になったアイテム
何よりも
誰にもわからない色の内側を
全部容姿で包んでいるんだと思う
お金だけでは生まれない何か

ヤツメウナギを調べた

寒い北海道や東北にしかいない
7つのえらの穴と本物の目で8つみたい
魚類でもない
吸盤の奥の歯は鋭く
くっついたものの肉を食べてしまうこともあるので
吸いつかれた魚は弱ってしまうから
また新しいものにとりつく


決して見た目が美しいわけではないのに
いつも何かについている
どうしてそんなについていられるのでしょう
私が魚だったら痛いしなんか怖いしやだな
音さんの話では
石について浮かんでいたって言っていた
石なら何も誰も傷ついたりしないね

音さんはやっぱりヤツメウナギだと思った
ついていたのは石ではなく男だったのでしょう
吸盤はないから、代わりに美しい身体
見えにくい傷はつくが、誰にも語れない特別な話を
でも一つだけ気に入った石があったんだろうな

黒い喪服
黒い体のラインにぴったりの下着と
ブルーのベッドとソファ
自然に入り込む光
気持ち良さそうな安らかな姿が
そう感じさせた

川のような家のシーンだけでもう好きだった
愛や死は私の言葉で表すには、まだまだ子供だと思うが
美しい女に憧れる気持ちは
ずっとある
毎日毎日想っている
美しい人

霧島れいかさん好きです