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【コラム】君はどう生きるか 第9回 成功の法則 後編

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※本内容は著者の独自の見解に基づくものです。
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【コラム】君はどう生きるか 第9回 2023/05/19

成功の法則 後編


#まえがき

おはようございます。

成功の法則 と題しまして二回に渡り
後編となります。

冒頭から個人的な話しで恐縮です。


いつも支えて頂いてるみんなへ。


いつも支えてくれてありがとう。


成功とはどうすればいいのか?
成功への近道があるとすればどんな方法があるのか?


私だけでなくおそらく多くの人がその壁に行き当たると思います。

『自分との差は何なのか』

ある一冊の書籍が答えを導き出します。


その書籍には

『不屈の精神があれば成功はいつでもやってくる』

とも書かれております。


成功にはある普遍的法則が存在し
その法則を理解したうえで物事に取り組まなければ

どんな努力も、どんな天才も、どんな優れた製品も

すべて海の藻屑同然という事だそうです。


膨大なデータと研究成果から

様々な分野での成功者と
成功者になるはずだった人とを分けた物は何だったのか

今、最も注目を浴びている最先端科学

『ネットワーク科学』を発見した

アルバート・ラズロ・バラバシ著

【フォーミュラ】からお届けします。


成功の法則とは

S=Qr

S=アイデアからの成功
Qファクター=アイデアを形にする能力
r=アイデア

このQファクターとrがそろわなければ
何度やっても、何をやっても成功には導くことはできません。

このQファクターが合致しない仕事は
何度やっても成功しないそうです。

少々信じがたいかもしれませんが
研究から全てエビデンスが取れた紛れもない事実です。


私も愕然としました。

信じるか信じないかはあなた次第です。



せいこう
【成功】

  1. 《名・ス自》普通には困難な目的がしとげられること。

  2.  「難工事が―した」



1、バイアスによる不都合な真実

音楽コンクールと就職面接


結論から申し上げます。

就職の面接は

最終日、または最終候補者(面談者)が最も有利で
採用される確率が高く

音楽コンクールでいえば、

最終日まえの演奏日の演奏者が最も優勝する確率が高い。

ネットワーク科学が導き出した結論です。

エリザベート王妃世界音楽コンクール

バイオリンから始まったこの音楽コンクールは
優勝者にはストラディヴァリウスが4年間貸与されるだけでなく
世界中のレコード会社から多額の契約が舞い込みます。

その音楽コンクールでも、研究は行われました。

1、2部門で最大80人
1部門最大12人のファイナリストが選ばれ
このコンクールの為に作曲された課題曲・協奏曲が与えられます。

全員がはじめて与えられた同じ曲で最終選考に臨むため
長く時間をかけてみがいてきた得意曲で優勝を狙う事はできません。

練習期間が必ず1週間になるように課題曲が与えられ
毎晩二人づづが最終選考にのぞみ
評価もその場で行います。

審査員はあとで評価を訂正することも相談することもできません。

もっとも才能ある音楽家を選び出し
その努力に報いるクラッシック界最高の試みとされています。

1952年から1991年までの間のピアノ部門は11回。

決勝初日に優勝した人間は1人もいない。

二日目に優勝したものが二人

最終日が一人

残り八人のうち4人が5日目に演奏している。

割愛しますが

二人の経済学者が統計分析したところ

同じ才能がありながら

決勝初日の演奏者の『女性』と

決勝五日目の二人目の『男性』では

6つも順位に差があることが示されました。

これは ジェンダーバイアス が働いたことも同時に証明しております。

ちなみに、過去のコンクールを無音にして演奏だけの

映像をプロの音楽家と素人に見せて誰が優勝者か当てる実験も行いました。

結果的に音のみで
優勝者を当てる実験の正解は25%に
(プロも素人も差は無し)
とどまったのに対し、

前者の無音で映像だけを観て回答させた場合、
50%に正解率が上がりました。

これは演奏より、

演奏者のパフォーマンスが
結果に作用したという事を証明しております。



2、定性的にしか、測ることが出来ない物

ワインとアート


ワインやアートはどの様に値段が決まるのかご存知ですか?

これも結果から述べると


アートなら、どこの画廊や美術館、ギャラリーに飾られたか?

ワインなら、どこのワインか?(ワイナリーか)
品評会で金賞を取ったかなど

たった、これだけの違いで

値段が桁が一つ、二つ、三つ、四つと変わります。


アートで有名なモナリザのケース


モナリザは十九世紀初めまで、ルーヴル美術館の貴重な絵画の1点に過ぎなかった。

しかし、1911年にピカソも巻き込み2年に渡る、

モナリザの盗難事件が15憶ドルという価格までモナリザを引き上げた。


ここで重要なことは、


どこに置くか『ネットワーク』

【トリガー】による拡散


という点。


ワインの格付けがどのように決まるか


ワインの実験は2005年の品評会で行われた

同じワインを審査員は知らずに3度 試飲して
点数をつけさせた。

その結果

1度目は86点

2度目は90点

3度目は96点

同じワインの点数である。


この結果から言えることは何か?

ワインが賞を取るのは運任せである

という事と

ある程度実力の上限が拮抗した場合、

プロでも判別、判断出来ない

その証明である。


皆さんがうまいうまいと

飲んでいるワインはそのように格付け、
値段を決められているという

事実です。


値段を人の価値観でつけられるものは

どこのネットワークに置いているかで

大きく変わってくる


これは音楽家やミュージシャンも同じ原理です。


すべて研究成果が出されています。



3、成功が成功を生む仕組み


これは現在のSNSマーケティングでも多く取り入れられている

いいね

がそれに該当。


成功が成功を呼び

富める者は益々富み

有名な俳優は益々メディアで使われ

売れている製品や商品、サービスは益々売れる

というマタイ効果である。


「マタイ効果」とは、優れた人物や組織への好意的な評価が、さらなる成功につながりやすくなる現象のこと。 1960年代に米国の社会学者ロバート・K・マートン氏によって提唱されました。 マタイ効果は、マタイ書の「持っている者にさらに与えられ、持っていない者からは取り上げられる」に由来します。

wiki

天才を殺す凡人でご紹介した

凡人の共感力はここで遺憾なく発揮され

人が紹介したものレビューが多いもの

人が推すものは良いものだ


このようにして、成功が成功を後押しする確証性バイアスです。


現在ではSNSの広告はだいぶ一般的にもそのような広告方法が認知されてきたために効果は薄れつつあるあるが

お金持ちが更にお金持ちになるという構図は
このようにして生まれていきます。

Amazonのレビューで、

本当に信用してもよいレビューは最初の2件程だそうです。

100件あっても1っ件目のレビューですよ。


4、チームは多様性であればあるほど成果を発揮するが、その恩恵は一人だけ


チームの成功

もしくは

チームによる成功は

スターを集めたらプロフェッショナル集団になるわけではなく

むしろその逆であることが研究から分かった。

スター同士がチームにいる場合、
互いに足を引っ張り合い

むしろチームは崩壊。


逆に多種多様な、メンバーを集め、
リーダーが力強く推進するようなチームほど


成功の確率が
高いことが分かった。

また、チームではリーダーが誰よりも働く

これもチーム成功の
トリガーであることも判明した。


そして、実は女性がいるチームの方が

高い成果を挙げている事も判明した。


ノーベル賞など世界的な研究成果に送られる賞は

一昔前でこそ、
一人で研究し論文を書くという事があったが

近年はチームで研究がおこなわれている。

が、

ノーベル賞を受賞しているのは、
そのチームのたった一人だけである。

ノーベル賞の仕組み自体もさることながら

チームによる成果は、

リーダーやスターとなる人間にのみ
その成果報酬が
払われるという、皮肉の様な事実である。


映画のエンドロールで数々のスタッフの

名前がスクロールされるが

トムクルーズ主演

という、スターの映画となる事がわかりやすい例だ。


しかし、スターが率いるチームは
軒並み生産効率が

チーム内の凡人も
20%以上も引きあがっている事も判明しており

スターがいるかいないかという存在は
雲泥の差がある。

しかし、


自分がもし、
スターを押しのけてスターになりたいとしたら

そのスターの居ないチームに移動しなければずっとスターの陰に隠れたままで

成功することは叶わない

というこれまた悲しい事実でもある。


ジェンダーバイアスという呪い

女性は ジェンダーバイアスから

男性率いるチームで成果をあげても

残念なことに

挙げればあげるほど、
その女性の貢献度は低く見積もられるという
状態に陥っていく。

女性が成功に近づきたいのなら、

女性だけのチームで成果をあげるほうが
成功に近いという結果が出ている。



結論・まとめ


成功の法則とは


今、自身が置かれている状況や
属性の環境を俯瞰的に捉え
どこにネットワーク(ハブ)を置くべきか考えること。

ネットワーク科学とはハブになるものが何なのか?

それを見極め、

環境だけでなく、

その起爆剤となるトリガーとなるきっかけ
(運要素も強い)

そして

r:アイデア、創造・創意工夫する力

Qファクター:アイデアを形に変える(実行する)力


Qファクターを間違えず
(Qファクターがあう属性や仕事)

不屈の精神さえあれば

誰にでも何歳になっても成功は訪れる。


ここまでがネットワーク科学により
解き明かされている

成功の法則です。





#あとがき


本日のニュースで

バブル経済後の最高値を更新したとニュースになりました。

覚えていらっしゃいますか?

日経平均3万円にのると二ヶ月ほど前に予告させていただきました。


遡ること1か月ほどまえ

お客様の紹介で
15年以上外資系の金融機関で
トレーダーをやっている方をご紹介頂き、

お話をさせて頂く機会がありました。

にわかながら

為替や株の話をさせていただいたところ

それまで緩くお酒を飲んでいた


顔が一変し

仕事の顔になり、
これからの為替や株の話になりました。


結論を申し上げますと


これから、ハイパーインフレに日本はなる』

この見解は

15年プロの世界でやってこられた方と
私の見解が一致し

大いに盛り上がりました。

まがいなりにも

プロでやってこられた方と
そんなお話をさせて頂くことが出来るように

なったということに
自身の成長を感じました。


しかし、

世の中の事は見通せても

自身の未来が見通せない

という、

情けない事実です。

なぜなのか?真剣に考えました。

そもそも、統計学上

確率として

私は

こんなことを書くことも、

こんな場所にも

万に一つの可能性でしか

たつことのできない人間だった

という事を忘れておりました。

以前投稿させていただきました


大穴の馬の話を覚えてますでしょうか。


私は

本来は入賞はおろか、
レースに立つことさえ叶わない

人間です。
(出自的な物、能力的な物を考えて)


そんな人間が
ここまでやらせていただいただけでも

本当に運がいい

確率で言えば1%もない

0.01%の万馬券の様な話です。


そう考えれば、

統計的に当てはまらない人間の先など

よめるわけもないと
自分の能力の低さを改めて思い返した次第です。

本書籍を読み、

自身のQファクターは何なのか

改めて真剣に考えております。


今現状、
多くの友人と先輩や知人にご迷惑をおかけしながら

やらせていただいております。

ただただ、感謝の念と

その期待に応えるために、

諦めずに
引き続き頑張って参ります。

皆様どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。



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