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【いじめ】被害者を責める~公正世界仮説~

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【いじめ】被害者を責める~公正世界仮説~


本日のお題は公正世界仮説です。
いじめでなくなったり、いじめられた人を何故か責めたくなる認知バイアスの一つです。

▽まずは公正世界仮説とは何か?

公正世界仮説(just-world hypothesis)とは、良いことをした人には良い結果が、悪い事をした人には悪い結果がもたらされる、と考える心理的バイアスのことです。
リベラルツアーガイド



▽公正世界仮説の事例

例えば、治安の悪い場所で深夜にスーツケースを持って歩いていた日本人が強盗殺人にあった場合、公正世界仮説だと「そんなところに行ったのが悪い」、「深夜に出歩いたのが悪い」となります。
MXTV

▽わかりやすく言うと【因果応報】

因果応報とは

過去および前世の行為の善悪に応じて現在の幸・不幸の果報があり、現在の行為に応じて未来の果報が生ずること。
オックスフォードランゲージ

一般的な認識

悪いことをしたら、その悪いことの反動が必ず自分にも返ってくる。

この様な解釈が一般的かと思われます。


しかし、仏教の世界では若干異なります。

▽因果応報の本当の解釈


善いのも悪いのも、自分が受ける結果のすべては、自分が作るのだよ、ということを教えられているのが「因果応報」の本当の意味なのです。
浄土真宗親鸞会


以上ここまでが、
何故被害者を責めたくなってしまうのか?

という、人間心理を医学的観点と宗教的教えの説明です。

この様な現象がなぜ起きるのか?
それは公正世界仮説のほかに、
シャーデンフロイデと呼ばれる人間の防衛本能です。

また、現代の様に経済や社会がひっ迫していると
自分よりも不幸である人を探してしまう人間の心理がかかわります。

▽シャーデンフロイデとは(他者の不幸は蜜の味)

シャーデンフロイデの原因は?
シャーデンフロイデの原因は、嫉妬や妬みなどのネガティブな感情が土台にあり、さらに自信がなくなると他人のことは一切考える余裕がなくなります。 他人の成功を喜んであげるのは、実はエネルギーが必要。 しかし自分自身に気づくためには、嫌な感情にとことん寄り添うことも大切です。 気持ち自体は一過性。
Wikipedia


▽解決方法は?

今ここで私が記事を書かせて頂いている理由(わけ)です。

正しい知識と正しい認識を持ち合わせる。

そして、自分がその様な場面(局面)に出くわしたときに

『あれ、今これってもしかして、記事に書かれてた事やってないかな?』

この様に、

気づいて頂く事が重要ではなかろうかと思います。


因果応報の意味の通り、

善い行いをしていればそれを見てくれている人がおりますし、
悪い行いをすれば、結果的にそれが自身に跳ね返ってきてしまう事も

またしかりかとおもいます。


大事なことは、

周りに惑わされないこと。
知識を持ち合わせて、自分自身で是非を判断し
発言なり行動に移すことだと思います。


ここまでご覧いただきありがとうございます。

皆さんにとって、価値のあるものであること願います。
明日も良い一日でありますように。



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