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金沢、ひとり旅

(あとで見直して思い出す備忘録的、長めです笑)

ある日ふと思いついて金沢骨董市のサイトを見たら4月に骨董フェアがあるのを見かけて、10日くらい前だというのに無性に行きたくなり計画を立てました。

たまにあります。岩手もそうでした。衝動的でも適当なホテルに泊まったりしません。めっちゃリサーチします。逆に移動は辿り着けばいいや的なところがあります。まあ移動手段は安い方がいいかも。

金沢のような都会は、たくさんホテルがあります。駅前にもあるし、繁華街的なのは城の周り。立地や利便性より大事な物…空間の快適さです。古くて手入れが放棄されたところでは眠れないのです…岩手もかなりその辺リサーチしました。


わたしは占星術でいう4ハウスにたくさん星があるタイプ。これはハブ空港が決まってる航空会社のようにあちこち行きながら必ず戻ってくるタイプとも言えます。

特に月があるとあまり遠くに長く行くと拠点が必要。拠点がないと段々消耗します。ホテルの快適さが大事なのと、拠点への帰巣本能みたいなのが起動してる気がするのですよね。

なのに、なんで旅に出るか。

太陽は天秤なので日常と比較する非日常が必要。本を読むことで他人を知るのでは足りないことがあるのです。

1次元足りないというか。

太陽は天秤の領域にある時期に生まれ、そのルーラーの金星はサソリ。このサソリにいる私の金星はたまに博物館・美術館など古いものが好き。

オポジションに牡牛にいる火星があるので、サソリ金星とはミューチュアルレセプションの関係性。古くて(価値があって)ミステリアスなものが欲しいとなる時があります。

多分色々あるものを目で見て学習しつつ、審美眼(という名の欲望)にかなったものをゲットする。乙女月はリサイクル好き。そういう意味で骨董市が好きなんだろうという自己分析です。

今回はたまたま誰ともタイミングや趣味が合わず、ひとり旅。割とよくやります。ひとり旅が特別好きなわけでもないですが、連れがいなくても問題なし。団体行動は苦手なのであまりしないですが。

ということで(?)
かなざわ骨董フェアを中心とした金沢ひとり旅を決断したわけです。

前置き長くてすいません。

さて、

ホテルの予約でわたしが1番大事にしてるのは、清潔であること、立地が駅に近いこと、値段がリーズナブルであることです。

金曜日が骨董フェアなので木曜日に前のりして2泊。

ちょっと観光を楽しむ時間を組み込みました。前回は2019年の2月くらいで、その時は残念な雨降り。車だったので兼六園見て城見て、移動してしまい、神社を一つも回れず。

金沢はトータルで4回目くらい(覚えてる限り)1回め高校卒業旅行神社興味なし、2回め全国広場協会に参加(酒蔵が主催してくれたので大吟醸が振る舞われめっちゃ美味しいと思った記憶のみ。)3回めが雨降り(そのため車で回りやすい福井重視になってた)で、4回め、イマココです。

新幹線は全席指定席のかがやきに乗りました。JR東日本のえきねっとで予約した時はガラガラだったのに(四日前)当日はあいにくの満席。

窓側に席を取っていた私は閉じ込められたみたいな気持ちに。隣のおばあさん落ち着きなく、前は熟年層の遠足で割と賑やかめで疲労。ぐぎぎ…

職業病で、すぐ方位が悪いのか?(チェックするまめさはない)幸先悪いわーと思いつつ、まず神社目指そうと思いました。神社に参拝が目的だと方位の悪さは影響されないと聞いたので。

ひゃくまんさんかわいい

新幹線に乗りながら、神社参拝をなるべく取り入れようと思いました。

骨董?を買うことにお金をかけたいのと、新幹線代はフルフェアでかなりの出費になり、ホテル代はおさえたい。

割と評判いいし、オタ活の方々の推しのスマイルホテルにしてみました。

みためは快適さに関係ないからよし

結果、駅も近いしとてもいい!ベッドもスプリングの音がしたりしないし、備品のラインナップが素晴らしい。新しいので清潔だし、変な匂いもしない。空気清浄機(加湿付き)、備品もエコ意識強い選択式。ドライヤーに、冷蔵庫まである。パーフェクトです。

乙女月か、水瓶木星かなんだかが発動して、エコ活動に好意的タイプです。

金沢コインロッカーがわかりにくい、あと数が微妙に足りないようで、わたしはラスト1ヶ所のところにギリギリ入れられました。閉めてから、携帯の充電器を持ち忘れたと、気付き笑

紙の地図を観光センターでもらい、バス停に行ったら尾山神社に行くバスがちょうど来て、サクッと乗りました。

台湾の牛とダンブルドアの組み合わせ

循環バスはPASMO使えますが普通のバスは使えないので小銭入れを準備。

念願の尾山神社。前田利家公を祀ってる神社で、神門がギアマン(ガラス)を使っていてハイカラなのです。

つぎに金沢名店100に選ばれてるひらみぱんを目指して歩いてましたが、何を血迷ったから隣の違うところに入ってしまい、ひらみぱんはここですか?と聞いてしまう失態。しかしそこで先客の食事を見たらめっちゃ美味しそう!

こんなかっこいい佇まいだと吸い込まれますよねー
お野菜中心なラインナップでこれ一択
静かで落ち着く雰囲気
美しい野菜のおかず!萌え!
釜飯の中にはぶりのユッケが入ってました
蓬と桜のロールケーキ、これめちゃうま

ランチは一択しかないお店。予算オーバーでしたが、気にならず即決。食べ終わるとお腹にちょうど
よく、体が清まる気がしました、いいランチした!

町屋ダイニング『あぐり』

ひらみぱんもあとからテイクアウトしました(明日の朝ごはん用に)

ひらみぱん後、武家屋敷を見て香林坊へ抜け、パン ブラザーズでアップルパイを買い

あまりに美味しそうで抗えなかった

香林坊から21世紀美術館に抜け、オラファーエリアソンを見ました。

オラファー・エリアソン後、向かいの石浦神社→階段の道を上って石川県立美術館で古九谷を見て(骨董フェア前に本物を見る!)、美術館前の金澤神社また階段を降りて鈴木大拙館に行き静寂を堪能して、この辺で気力が尽きて、バスに乗りました。

1日目の工程をこなすのにあまりスムーズに回ってしまって、残すはインスタ映えカフェくらいでしたが、諦めて駅に戻ったわけです(17000歩!)

50代目前の体力…

糖分が取りたくなって、バスに乗りながらGoogle先生に相談したところ、駅前に不室屋があったので生麩推しとしては飛びつきました。

白玉ぽいのが生麩


生麩愛好家なので、うれしい!ここ割とゆったりしてて激混みでもなくグッドです。いい雰囲気の古民家カフェとは行きませんが、イナフです。

麩あんみつをいただいてた時に、向かいのおでん屋さんが目に入り、金沢はおでんも有名なんだっけと思い出しました。

1人客が多く、みんな嬉しそう。いいな…

ホテルにチェックインしてしばらく休んだ後もおでんが気になり結局舞い戻りました。

お腹が空いてきた頃に、駅ビル内のおでん『ちくわ』にチャレンジ。(ちくわは店の名前です。)

おでん屋さんって知らない土地で1人で店に入るってハードル高いし、私にその胆力はない笑 こういう駅ビルのオープンな感じで、ちょこっとサクッとで大丈夫です!って雰囲気ありがたい。1人でおでんを堪能、注文しやすいし、おいしいしで、初1人おでんは楽しかったです。

ビール飲んでたのでお腹いっぱいな気がしたんですが、お風呂入って髪の毛乾かしたら、小腹が空き、明日の朝ごはんと思っていたパンをひとついただく。

その日のうちに食べた方がパン美味しいからね

カスタードが入っててカロリーやばいのですが17520歩歩いたので良し。熱い風呂に入りながら本を読んで半身浴したりしたしね!

今回の旅で導入した小型バック。荷物軽量化を狙いました。あとすぐ取り出せて便利。

これとても便利で、なるべくこれだけで行動

今まで、小賢しくいろいろ持ち歩いていましたが荷物の重さは消耗の元。お財布(小銭入れ)と携帯だけで大丈夫と思い知りました。

お土産買った時用にエコバッグのIKEAのA3の大きさの布バック持ち歩いてました。増えた荷物はこれでイナフ。

最近は万全の体制で旅行に望まないというのをテーマにしています。乙女月って、全ての可能性に備えたくなる猜疑心。でも最近は最小の荷物の最適解を探しています。

減らさないのは化粧道具。クレンジングと無印の少量オールインワンジェル、くし、ヘアオイル、ツボ押しのコロコロ、あと小型のファブリーズ!

今回やはり持って行った方がいいなと思ったのは歯ブラシ。使い捨ては磨き心地もアレだし、いちいち捨てるのもエコじゃない。

めっちゃ減らしたのは服!夏はまだしも冬は2回着てもファブっとけば大丈夫。あと、ランドリー付きのホテルを選べば洗えるという技もあり。

オックスフォード行く時とか2週間なので、洗濯しまくります。旅行の鉄則は荷物持っていざという時走れるくらいの重さだと思うし。お土産の隙間も欲しい。

お土産の重量増えても持ち運ぶには初期装備を最小にしないとね!金沢で課金しますから!

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