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食物繊維を意識したらうんちが臭くなくなった

早速、気分を害してしまわれたら誠にごめんなさい。
私は医師ではありませんし、健康科学や栄養学の専門家ではありませんが、
ひとりの胃腸に悩んだ人間として書かせていただきます。

おならとうんちが臭い大人たちへ

私は胃腸が強い人間ではありません。
生まれてから自分の覚えている限りで強いと思ったことはありません。
特にストレスを感じたときはお腹が痛くなります。

そうは言っても何時間かおきに下痢になるほど過敏というわけではなく、
状態的にうんちが下痢っぽいのです。
あくまでストレスを感じたときやご飯を食べた後は特にそうなりました。

単に下痢というだけならちょっと苦しいだけですが、
その下痢が大変くさいのです。もちろんですがおならもくさいです。

もはやそれが当たり前だったので気にもとめませんでしたが、
たまたま新しい家のトイレにドアがなく、そのまま用を足したら、
「くさい!」と怒られてしまいました。

そこで、自分の胃腸状態がいかに悪いかを改めて知ったのです。
それから数年、色々と対処法を実行してきましたが、
ようやく答えを見つけたような気がします。

うんちやおならが出ること自体が問題ではない

当たり前の話ですが、うんちやおならが出ること自体は生理的現象です。
ですからそれ自体を防ぐ方法はないですし、むしろ出ないことが問題です。

くさいことも当たり前のことですが、
それがあまりにおかしい臭いだとやはり問題があると思います。

やっぱり毎日下痢が続いたり、うんちが臭すぎたり、
おならが臭かったりするような私のような人は問題があるのです。
では、どうやったら原因を見つけ解決することができるでしょうか。

まず、多くの方がやるのはインターネットで調べてみることでしょう。

でも、こうした記事にはいろいろな原因が書かれていますから、
「あ、これかもしれないし、違うかもしれない」などと迷ってしまいます

本当に自分の症状の原因や対策として適切かはわからないのです。

それにおならが出すぎるということは恥ずかしいかもしれませんが、
下痢やくさすぎるうんちよりは遥かに健康的な状態です。

だから「おならが出すぎるから、芋を食べるのをやめる」というのは、
食べすぎるのは良くないにしてもそこまでして避けることでもありません。

原因究明のためには変数を一つに絞ろう

それではどうしたら自分の問題を解決することができるのでしょうか?

自分が解決策に気づけたのは変数を一つに絞ったからでした。
これはどういうことかと言うと、原因を追求するために実験をしたのです。

まず、腸内細菌のバランスが崩れたからうんちが臭くなると考えました。
そこで、腸内細菌が少ないかもしれないと考えヨーグルトを食べました。
効果は出ませんでした。

次に、腸内細菌が含まれるタブレットを毎日摂取しました。
市販の乳酸菌飲料も積極的に飲んでみたりしました。
効果はでませんでした。
腸内細菌に良さそうなものを摂取しているのに効果が無いのです。

次にプロテインや乳製品の摂取をやめました。
効果は出ませんでした。
乳糖不耐症が原因で腹痛や下痢になるという線は却下されました。

次の原因を探していたところ、たまたまダイエットアプリで、
食事を記録していたところ気づいたのです。

「食物繊維の量が圧倒的に推奨量に達していない」

食物繊維は確かに腸に良いと聞いたことはありますが、
ここまで日常的に摂取できていない栄養素はありませんでした。
ビタミンやミネラルがサプリで摂取しやすいのに対して、
食物繊維をサプリで摂取するというのはあまり考えないことです。

そこで、イヌリンという食物繊維の粉を購入して、
食事に少しずつ混ぜて、1日できるだけ20グラム近く取るようにしました。

すると、2週間でうんちは臭くなくなりました。

しかも、形もしっかりとしたものが出るのです。
踏ん張ることも、水っぽすぎてお尻が痛くなることもありません。

健康的なうんちが出ない人は食物繊維を意識しよう

もちろん、全員が同じイヌリンですべて解決するとは限りません。

それに、食物繊維をとったから絶対に下痢にならないということもなく、
たまにお腹が痛くなって下痢になることもあります。

しかし、慢性的に下痢でくさい便をしていた私が、
この歳になってようやくひとつの答えを見つけました。

また、私が野菜を勧めるのではなくて、
粉末状の食物繊維にしているのには理由があります。

野菜などから食物繊維を摂取するのはとても大変だからです。

レタスや芋など食物繊維が豊富な食材はたくさんありますが、
毎日20グラムの食物繊維を摂取するのは簡単ではありません。

たとえば、湯でごぼう100グラムに食物繊維は3グラム、
レタス1玉に食物繊維は2.8グラムです。
どれだけきんぴらごぼうとレタスサラダを食べればいいのでしょうか。

それより、普段の食事をできるだけ和食にした上で、
イヌリンやサプリ等で補うほうが簡単に摂取できます。

似たような食物繊維に難消化性デキストリンがありますが、
こちらの記事を読み天然由来かつ腸内細菌に優しいイヌリンを選びました。

https://kawashima-ya.jp/contents/?p=25297


まとめ

無理に食材だけから基準量を摂取するのではなくて、
こうした併用で少しずつ意識をしていくのがもっとも楽ですし、
体への負担も少ないと考えています。

長年の悩みだった下痢とくさいうんちが緩和されてきたことが嬉しく、
こうしてnoteに書かせていただきました。
ぜひ、多くの下痢とくさいうんちに悩む方に、
食物繊維の大切さと簡単な解決法について知っていただければ幸いです。

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