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まずは解毒、な話

私たちは意識していなくても日々、身体の中に入ってきた不要な物質を尿や便、汗などで排出してくれる解毒(デトックス)の仕組みを備えています。

しかし、現代において有害ミネラルや重金属、
放射性物質などの侵入を完璧には阻止できない現実があります。

マグロなど大型魚、キンメダイなど深海魚などは水銀の含有量が多く

妊娠中の摂取量について厚生労働省より注意喚起がされていますが、メカジキなどは子どもの学校給食などでもわりと出てくる頻度の高い魚です。


大型の魚は食物連鎖の上位にあり生体濃縮で
水銀が取り込まれていくので、妊婦さんだけでなく成人乳児、幼児、子どもも同様に頻度や摂取量の調整は必要です。

とは言え 魚類はホルモンを作る材料でもある
「たんぱく質」であり、必須脂肪酸であるDPAやEPAのオメガ3の不飽和脂肪酸を多く含み日頃から摂りたい栄養素でもあります。

ですので魚の摂取は「調整」がポイントです。
青魚、小魚は影響が少ないので毎日の食事にはおすすめです。

少し話を戻します。


たとえば放射性物質である、セシウム。
→カリウムと同族元素で似ています。

セシウムはカリウムが不足していると
胃腸から吸収され同じ経路を使い全身に分布します。セシウムはとくに筋肉に集まると言われています。

ストロンチウム
→カルシウムと同族元素で性質が似ています。
主に骨に集まり、吸収されなかったものは排出される言われています。

放射性物質が吸収されないようにするためには、ミネラル不足にならないことが大切です。

ミネラルを体内で正しく働かせるために
普段からミネラルが補充しておくことが
有害物質の吸収の影響を低減できると言えます。

有害金属が血管を狭くするイメージでしょうか。
ミネラルも必須脂肪酸も、
日々コツコツ摂取することです。
細胞膜もあぶらです。

肝臓の細胞代謝には亜鉛◎
カリウム、マグネシウムもデトックスを担う肝臓機能のためには重要です。金属の排出を助けるのはカルシウムや亜鉛、鉄、セレンなど。


ネギ、ニラ、ニンニク、玉ねぎ
冷蔵庫にストックしてますか?

これらの野菜はイオウ化合物(匂いの成分)が含まれており、イオウ化合物が有害金属と結合し、
鉄や亜鉛などのミネラルは体内に残しつつ有害物質だけを排出しやすい形に変えてくれます。
これを「キレート」と呼びます。

ほかに、ブロッコリーは放射線から守ってくれますし抗がん作用もあります。

ブロッコリースプラウトやスピルリナ
クロレラも、とってもおすすめ。

また春の野菜は解毒を促します。
春キャベツやふきのとうも硫黄化合物イソチオシアネートが含まれ、美肌ににも欠かせない抗酸化物質を含む食品です。

春キャベツとアサリの組み合わせなど、簡単に取り入れられる薬膳レシピですね。

山菜類のたらの芽、うど、菜の花、たけのこなど苦味があるものは腎機能を上げ、解毒のサポートになります。
蕗も胃腸に働きかけてくれます。

「春野菜」食べて綺麗に!一石二鳥ですね。
苦味など、自然の恵みが身体に沁みるお年頃です(笑)

有害物質と聞くとこわく感じるかもしれませんが、自然物には微量の有害物質があるものです。(それらが自分の身を守る役割)

普段の食生活で免疫力を上げて
腸内をお掃除&腸をしっかり動かすこと。

ご自身で手の届かないカラダの深層の部分を整え、
「見た目も中身も」同時にキレイにするのが遠赤外線温熱とリンパマッサージのチカラです。

栄養を回し、リンパ循環、酸素供給。
デトックスをするにもただ汗をかけば良いだけでなく多少の毒にも負けないカラダ、立て直し出せるカラダをつくっていきましょう。

トラブルが起きても、自分で対策・コントロールできるようになることが一番安心ですよね。

女性の皆さまにおきましても、美容は内側からケアが実はコスパよし。体内の要らないものを排出することから始めましょう。





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