![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112184620/rectangle_large_type_2_19e9bd8247484a3164b9759acb079b71.jpeg?width=1200)
さよなら夏 2023
異常が、常態化。
最近よく耳にする不穏な言葉。
この物騒な状態は、もう身近にありました。
もとより紫外線アレルギーがあるので
散歩の時は、夏でも足首まで
かくれるパンツをはいています。
ですが先日の散歩では、服の下の太ももから
ふくらはぎまで、紅い湿疹が広がっていました。
体質が変化したのか、紫外線が多すぎるのか。
今までのUV対策では太刀打ちできない
夏が来ていました。
え、怖いんですけど?
なんて言っちゃいます。
恐怖に打ち勝つには、異常が普通と思うこと。
で、良いのでしょうか。
日中の外出は、脚にも日焼け止めを塗ります。
コンビニで袋をもらう度、北極圏で氷山が崩落します。
餓えた眼の白くまに胸を痛めるのは、グレタさんだけでは
ありません。
サングラスを掛け、享楽の世に踏み出します。
To do リストが多すぎです。
冷房がないと眠れない夜なんて、十年前はなかった。
次に何をしたら良いか解らないうちに
終りが来るのか、
そんな夏でした。
❖夏・5句❖
薔薇あせてのこる香やきみ欲しく
紫陽花と居るたましひの青むまで
百日紅夜道どこまで火照れば海
我もまた履き潰す靴梅雨の星
ガソリンの火はゆめを駆け夏終る
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?