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スコットランド旅行記No.6 6日目 Eileen Donan Castle

今日も朝ご飯をたっぷり食べます。Fort William では朝夜をたくさん食べて、
昼は食べずおやつくらいで済ますペースになっています。

朝ご飯の後はまた街を少し散歩しました。

メールボックスは帽子を被っているようで可愛いです。

通りはまだ時間が早いみたいでお店は空いていません。なのでとりあえず、散歩を続けます。

Fort William の跡です。

Fort William から見る街並み。

川か湖のように見えますが、ここは入江で、潮の満ち引きのよって、水位がずいぶん変わるようです。この時はかなり引いています。


お土産屋さんでクラン別のタータンのマフラーが売られていました。
私が確か高校生くらいの時に、このパターンによく似たマフラーを持っていた気がします。wilson クランのタータンに似たデザインだったんですね。
クランというのは、氏族、血族の事でスコットランドではとても重要視されているみたいです。自分の家系のタータンのキルトを着たりして、彼らの誇りをとても感じます。
主人の母方はスコットランド出身ですが、先祖はアイルランドの出身なので、同じ名前でもスコットランドにいるクランとは関係無いらしくて、ちょっと残念でした。そうじゃなかったら、クランのタータンの物を買って帰っていたんだけどなあ。

通りの本屋さんの窓のディスプレイを見ると、猫の為のゲール語、犬の為のゲール語っていう本が飾ってあって、面白いなって思って中に入りました。
この本は猫や犬に話しかける時によく使うような言葉のゲール語訳とか言う感じの本だったように思います。私は家に猫も犬のいないので、お店の人に「犬用や猫用のゲーリックの本はそこにあるけど、人用のもある?」って聞いたら、
「もちろん」と言って、ゲール語の本がある所を教えてくれました。
でもゲール語は発音が難しくて、本を見ても分からないなあって思ったのでやめました。その代わりに面白そうな本を見つけたのでそれを買いました。

スコットランドの風習、慣習の本、スコットランド英語の本、スコットランドの忘れられた過去という本です。お店の手提げ袋は、コーティングがされていて、雨に濡れても大丈夫な仕様に!さすがスコットランド!良いね〜。
って思っていたのですが、コーティングがされた紙袋はこの本屋さんだけでした。Highland book shop 良いねえ〜の変更です。

そろそろ戻って出かける準備をします。今回お世話になった車は、ランドローバーのディスカバリーでした。高級車のイメージですが、内装は意外とシンプルでした。

今から行くEilean Donan Castleアイリーンドナン城まではグーグルマップでは
1時間半程となっていますが、ゆっくり運転で途中止まりながらなので、2時間半くらいかかりました。

アイリーンドナン城につきました。

満ち潮の時はもっと綺麗なんだろうなあ。
Googleマップに載っていたビューポイントから見えた景色。

結構お城はささっと見て終わりました。
主人は行きに見えた景色でちょっと気になる場所があったみたい。
もちろんフィッシング関係です。
また来た道を戻ります。

Glen Moristonまで戻って来ました。カフェやガソリンスタンド、ホテルがあります。

私がカフェを覗いている間に、ガソリンスタンドやホテルで、主人が色々情報を集めて来たみたいです。
近くにある川で別にフィッシングしても構わないし、周りを歩いたりするのも
オッケーだそうです。スコットランドでは自然がある所での不法侵入の決まりがあまりないのかもしれません。カナダでは大体個人が所有していて、何もない所でも入る事はできないので、スコットランドのおおらかな感じはとても素敵に感じました。でもこれはお互い悪用しないという、信頼の上で成り立っているのでしょうね。それとも国有の土地が多いのかな?その辺はちょっと分かりません。

この地面はなんとも不思議な感触でした。ぱっと見は平坦に草が生えている感じなんですが、草が生えている小さな島がいーっぱいくっついて並んでいるような感じです。なので、その小さな島のてっぺんからてっぺんを歩くと比較的安定していて歩きやすいのですが、隙間に足を入れてしまうと結構深かったです。
そして、その小さな島自体も固まっていなくて、バネの上に立っているような感じで、ボヨンとなる感じでした。こんな説明で伝わっているのでしょうか?
分かった!ちぎりパンみたいな感じです。

主人は川でフィッシング。私はちょっと気になる物があったので、そこまで歩いてみようと思います。なんですが、山側に行くには川をどこかで越えないと行けなさそうです。川と言っても小さな川なので、どこか浅い所があるだろうと思って探しました。浅いところはあったけど、ブーツのままだと濡れてしまう深さだったので、ブーツと靴下を脱いで、バックパックに入れて、裸足で歩いて行きます。水はめちゃくちゃ冷たかったです。わたしがへっぴり腰で川を渡る様子を主人が写真を撮ってくれていました。後ろからは、「石は滑るから、大きく足を上げるな〜。大股で歩くな〜。」と応援?の声。はいはい、分かりました。と
ずりずり足を引きずり気味で小股で歩いて行きました。滑って転けることなく無事に反対側へ。

木の切り株なのかなと思ったら大きな岩でした。

これが他の場所にあったらただの壊れた古い建物の残骸って感じですが、この場所にあると、なんとも言えない存在感があります。格好良かったです。

グレンコーでもそうでしたが、水が山から湧き出しているのか、雨水が山から流れて来ているのか。あらゆるところから、小川が流れています。
スコットランドって水の国だなあと感じました。

ちょっと話はずれますが、今回の旅行中、色々な所に泊まったのですが、
どこのホテルも、シャワーの水の出方がすごかった。すごく熱いお湯が、本当に滝のように出てくるっていう感じです。気をつけないと、火傷する熱さです。
トイレもそうでしたね。水の節約は考えていないんだなあって分かるくらい。
ザッバーって感じで流れるので、はじめはびっくりしました。
スコットランドの水は私によくあっているみたいで髪の毛や、肌の感じもとても良かったです。軟水のいいお水なんでしょうね。だから紅茶も美味しいのかもしれません。
トロントの水は、周りの市と比べると軟水の方だけど、旅行から帰ってきたら、髪の毛や手がすぐガサガサになりました。
それはトロントの水道水に色々入ってるせいかもしれませんが…。

この場所でも大地と一体化して繋がっているような感覚になりました。
綺麗でした。
主人はフィッシングを楽しんだみたいです。小さなトラウトが結構釣れたみたいです。

ホテルに戻って夜ご飯です。
今日の前菜は、昨日食べたホタテが美味しかったので、今日は二人ともホタテ。
この日は金曜日で、毎週金曜日はビリアニの日なんだそうで、平常のメニューもあったのですが、ビリアニを注文しました。私はチキンビリアニ、主人は子羊のビリアニ。

混ぜるとこんな感じになりました。

デザートはお腹がいっぱいすぎてパスしました。

今日も一日楽しかったです。

カフェやガソリンスタンドがあるところで、ここから少し行ったところに川や廃墟がありました。

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