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スピッツ歌詞考察(第32回)白い炎


【基本情報】

白い炎
作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 編曲:スピッツ
5分0秒

<リリース日>
1992年9月26日(3rdオリジナルアルバム「惑星のかけら」)

<収録アルバム>
惑星のかけら(1992年9月26日リリース 3rdオリジナルアルバム)

【MUSIC VIDEO】

【歌詞】

悲しみあふれても 怒りがはじけても
この日を待つことに心傾けてた
燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
まわせ! まわせ! 地軸をもっと
言葉をGASにして

宝貝ひとつで 覚醒できるのさ
悟りのエリアから 君に呼びかけてた
燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
まわせ! まわせ! 地軸をもっと
言葉をGASにして

ひからびかけたメビウスの惑星で
行き場のないエナジー
笑いの渦 正義の歳月が
焼け落ちればすぐに…

燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
まわせ! まわせ! 地軸をもっと
燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
言葉をGASにして

白い炎(作詞:草野正宗)

【考察】

悲しみあふれても 怒りがはじけても
この日を待つことに心傾けてた

悲しみがあふれる時も、怒りが爆発する時もあったけれど、とにかくこの日を待ち望んでいた。

燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
まわせ! まわせ! 地軸をもっと
言葉をGASにして

「白い炎」は、白くて熱を帯びたものの喩えで、男性器から発せられるものをあらわしています。
「地軸」は突き動かすもの、つまりピストン運動をあらわしています。
そして「言葉」は「白い炎」を出すための「GAS」(=ガソリン、燃料)なので、女性の甘い声や、喘ぎ声のことでしょう。

宝貝ひとつで 覚醒できるのさ
悟りのエリアから 君に呼びかけてた

「宝貝」=女性器
「悟りのエリア」=風俗の待合室
「君に呼びかけてた」=“君”を指名した

燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
まわせ! まわせ! 地軸をもっと
言葉をGASにして

溜めろ、溜めろ、白い炎を。
動かせ、動かせ、ピストン運動をもっと。
喘ぎ声を燃料にして。

ひからびかけたメビウスの惑星で
行き場のないエナジー
笑いの渦 正義の歳月が
焼け落ちればすぐに…

熱くなりすぎてひからびかけていた僕の股間に、行き場のない性欲がたまっていた。
談笑と一通りの儀式が終わったらすぐに…

燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
まわせ! まわせ! 地軸をもっと
燃えろ! 燃えろ! 白い炎よ
言葉をGASにして

溜めろ、溜めろ、白い炎を。
動かせ、動かせ、ピストン運動をもっと。
喘ぎ声を燃料にして。

ド下ネタな考察になってしまいましたね。
しかし、テーマが「性」であることは間違いないと思われます。

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